ニセ明(星野源)さんが2024年7月2日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからのお悩み・質問に回答。「音楽の理解を深めるためにギターを始めたが、家族から小バカにするようなことを言われ、やめてしまいそうです」という相談に答えていました。
(ニセ明)はい。そういうわけで、次の相談に行ってみましょう。福島県24歳「部屋の間取りード」。おおう、いいRadio Nameだね! 「間取り」が感じになっている。「私は音楽がとても好きで、理解や造詣を深めるために楽器を始めたいと思い、ギターを購入しました。しかし家族からの『ミュージシャンにでもなるの?(笑)』という少し小バカにするような発言に、練習することが何か恥ずかしく感じるようになってしまいました。
元々、楽器をやっていたわけではないから上手くもないし、『上手くなったところでどうするの?』という家族の意見や、『もしギターをやっていると周囲にばれた時、どうしよう?』という周りの目が気になって、せっかく趣味にしようとしていたギターをやめてしまいそうです。ニセさん、どうすればいいですか?」。
んあー、あのねぇ、ニセ的にはやめないでほしいね。ニセもね、何かを始めようっていう時にね、家族からバカにっていうか、「えっ、それをやるの?」っていうようなことって、いろんな人に言われてきた人は多いと思うのよ。で、なんかそういうのってたぶんね、相手側ってあんまりバカにしてるつもりもなくて。でも、確実に言われた側にとってはバカにされたり、心の中でしこりになって残り続けたりするんだよね。
「小バカにされた」と思うのは自分にとって大事なことだから
(ニセ明)だから……あのね、その「小バカにされた」って思うっていうことは、あなたにとってそれが大事だってことなんで全然、やってください。しかも「音楽が好きで、理解を深めるために楽器を始めたい」って、すごい素敵なことだし。それが、別にどうなったっていいわけじゃない? で、「理解を深めるためにやっていたけど、マジでやりたくなってきちゃったから、ちょっとライブに出てみよう」っていうのでもいいし。
しかも、こんなに外から家族から「フフン」みたいな感じで言われていて「やるよ!」って言ってやったけど。それで「なんか飽きちゃった」っていうのでやめてもいいわけよ。そんなの自由なわけでさ。それが「恥ずかしい」とかはないわけ。だから、やってみたら?って思うね。で、なんだろうね。そこが気になっちゃうってことは、そういうノイズみたいな意見が気になっちゃう人かもしれないから、隠れてやってもいいと思うし。
なんかね、めちゃめちゃうまくなって、家族の前で披露して。そしたら「ああ、うまいね」って普通に言ったりするんだよね。だからね、普通にやってみるといいと思うよ。あとね、もちろんこの人、間取りードの場合は趣味だからね。趣味っていうか、「造詣を深めるために」だけど。なんか本当にわからないんで。ニセもね、いつの間にかこういう場所に立っていたりするから(笑)。ニセも全然、こういうことをする予定じゃなかったんで(笑)。だけど、そうなっていたりもするんで。だから、その可能性をつまない方が楽しいと思います。そんなわけで、みんなのお悩みを受け付けます。
<書き起こしおわり>