東野幸治さんが2023年10月20日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で水道橋博士さんからおすすめされた映画『セイント・オブ・セカンドチャンス: ベック家の流儀』について話していました。
(東野幸治)で、阪神タイガースがクライマックスシリーズ、優勝しまして。あとオリックスが今日、勝ちまして。だから明日以降、勝てばオリックスがパ・リーグ制覇。で、関西ダービーっていうことでございます。普段、あつむくんもそんなに野球を見いひんけども。ちょっとぜひぜひ……関西ダービーやからちょっと興味を持って見ようかな?って。
(渡辺あつむ)一番興味持ってます。
(東野幸治)ああ、これは嬉しい。じゃあ、その日本シリーズの前に、水道橋博士からすすめられたドキュメンタリーがNetflixにあるんですけど。『セイント・オブ・セカンドチャンス』っていうドキュメンタリーがあって。なんか映画評論家の町山さんとか、水道橋博士とかがめちゃめちゃ大絶賛していて。なんかDMが来て。「ぜひ、よかったら見てください。もう見てると思うんですけど」って。で、町山さんがなんかラジオでしゃべりながら、最後嗚咽してしゃべれなかった、みたいな。「ええっ?」と思って。
水道橋博士から勧められる
(東野幸治)これ、実際のドキュメントで。親子3代の話で。シカゴのホワイトソックスっていう……メジャーリーグ、大リーグのチーム名って何となくわかる? 俺もあんまりよくわかってないんやけど。そこのオーナーのお父さん、その息子、そしてその子供たちの実話の話ですけれども。なんかそれがめちゃくちゃ面白くて。言うたらその人たちの……1回、失敗して、どん底に。ホワイトソックスのオーナーになる。調子がいい。ほんで当時、ディスクブームで。日本でいうと俺らが高校ぐらいの時のディスコブームの時。言うたら、お客さんをいかにして創意工夫して呼ぶか? 初代、先代の人はとにかくいろいろアイディア満載で、言うたらお客さんをどんどんどんどん集めていって。
で、言うたらディスコタイムみたいなんもやっていて。で、マーケティングで考えると、そういう一方でディスコタイムで盛り上がったら、「いや、ディスコなんてノーサンキューだ!」っていう反対のイベントもやって。「当日、レコード持ってきてくれた人は入場料を安くするよ」って言ってイベントをしたら、なんか知らんけどそのアンチディスコの人々がブワーッと集まって、それが暴動になっちゃって試合ができへんぐらい騒然となって。それ、実際の映像もあんねんけど。
それで大トラブルになった責任を取って、お父さんがオーナーを辞めてどん底になって。それでさあ、息子は一体どうするんだ? そして子供たちはどうなるんだ?っていう、めちゃめちゃいいドキュメンタリーがありますんで。ぜひ皆さん、よかったらちょっとおすすめでございますんで、ぜひ見てほしいと思います。『セイント・オブ・セカンドチャンス』でございます。
『セイント・オブ・セカンドチャンス: ベック家の流儀』予告
<書き起こしおわり>