千葉雄喜さんが2024年3月12日放送のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』に出演。KOHH引退前のラストライブでザ・クロマニヨンズとツーマンを行った理由を話していました。
(高木完)でもライブはね、フジロックにも2回ぐらい?
(千葉雄喜)2回、出ました。
(高木完)だから俺、割とロック好きの方からは聞いてたわけですよ。で、実際に今回、サブスクでいっぱいあるからいろいろ聞いていたけど。ロック寄りの歌い方をするとか、ロックバンドとやってる録音……ドラムとかも入ってやってるのもあるもんね。歌い方もロック的な……。
(千葉雄喜)でも、そのリアルなバンドみたいなのとやったことはなかったです。昔、KOHHの時代は。全部MIDIです。
(高木完)でも、音はそうだけどスタイルとしてはさ、ラッパーだけどロックボーカルに近いっていうか。それは意識的にはしてないと思うけど。言われたこと、ある?
(千葉雄喜)俺、たぶんそれがロックに出会った時期なんだと思います。初めてカート・コバーンとかニルヴァーナとかマリリン・マンソンとか。そういうロックって言われるものに触れて。それの影響を勝手に受けたっていう。
(高木完)ああ、それまでは全くロックは?
(千葉雄喜)1ミリも聞いたこと、なかったです。
(高木完)ああ、そう? 1ミリもなかった? 日本のバンドも、もちろん聞いてないんだね。
(千葉雄喜)はい。もちろん、全く。
(高木完)さっきMTVを見てたっつってたけど。MTVでもやっぱり流れるわけじゃないですか。そういうのも。
(千葉雄喜)ああ、流れてたのかもしんないです。
(高木完)でも何も引っ掛かりはない?
(千葉雄喜)全くですね。ロックは何とも思ってなかったんで。
(高木完)ファッションからなのかな? その、音の前に。ファッションもあるでしょう? その、ロックのファッションとヒップホップのファッションみたいな。
(千葉雄喜)ああ、そう……なのかもしれないです。
(高木完)でもそんなことはないのかな? 90年代以降なら似たような格好をしていたのかな? でも、なにかだいぶ違うよね。それでも、ロック寄りっていうわけでもないけど。フジロックとかに出た時は、どうだったの? 周りはだって、ラップの人というよりも、どっちかっていうとバンドの方が多かったりするじゃない? そのへんからの反響とかも、あったでしょう?
(千葉雄喜)いや、わかんないっすね。あったんすかね?
(高木完)ああ、聞かない?
(千葉雄喜)なんか「すごいね」みたいなのは言われましたけど。なんかあんま、わかんないっす。
(高木完)交流とかは、ないの? 全然。
(千葉雄喜)全然ないです。
(高木完)バンドの人も交流とか、ないの?
(千葉雄喜)その時はなかったですね。
(高木完)でも、ほら。KOHHの最後にクロマニヨンズとさ、やったっていう。これは結構、話題になってたもんね。かなりね。
(千葉雄喜)ああ。でも、会ってないですね。
(高木完)えっ、会わなかったの?
(千葉雄喜)俺、全然会ってないし。昔から、他の出演者とそんなに会わないから。
クロマニヨンズと会っていない
(高木完)えっ、じゃあこの企画って、自分がやりたくてやったんじゃ……?
(千葉雄喜)じゃないです。
(高木完)ああ、違うの? じゃあ、誰かが「どう?」って言って?
(千葉雄喜)はい。
(高木完)ああ、そうなんだ!
(千葉雄喜)たぶん、これのイベントを作ってやっていた人なんすかね。
(高木完)ああ、そう? じゃあ、別にその昔、ブルーハーツがどうのこうのっていうのもないわけ?
(千葉雄喜)はい。全くないです。
(高木完)ああ、そうなんだ。なんかちょっと、少し安心したっていう言い方も変だけど。「ブルーハーツが好きで」とか、そういう感じもあんのかな?って思ったけども。
(千葉雄喜)ああ、全然、全然。
(高木完)全然なんだね。じゃあ、もしかしたら……「ブルーハーツが好きだったんじゃないか」って思っている人も多そうじゃない?
(千葉雄喜)ブルーハーツ、好きでしたけど。それも大人になってからですね。ロックを聞いてから。
(高木完)もうクロマニヨンズになっていた頃にブルーハーツが好きになっていたっていうこと?
(千葉雄喜)ああ、そうですね。
ブルーハーツが好きになったのは大人になってから
(高木完)でもこの時はさ、ボーカルとギターの2人はいるわけじゃない? 「ああ、会えるんだ」とかって思ったりはしなかった?
(千葉雄喜)いやー、そんなに。
(高木完)「そんなに」なんだね(笑)。今、話していたらやっぱり目の前で食らう感じが好きなんだね。きっとね。変に憧れを持つっていうタイプじゃなくて。
(千葉雄喜)憧れはたぶん、「ない」って言ったらあれかもしんないすけど。なんかあんまりないっすね。「この人と会いたい」とか、そういうのはあんまりないかもしれないっす。
(高木完)でも「自分がこうなりたい」っていうイメージはどこかで持っている? そういう歌詞、多かったもんね。若い、最初の頃のやつとか。
(千葉雄喜)ああ、どうなんだろう? 昔はあったのかもしれないっすね。
(高木完)今は、もう?
(千葉雄喜)全く……あんまり興味、ないっすね。会って、いい人だったらいい人だし。なにか、その人がすごいから、どうのこうのっていうのはないっすね。
(高木完)ああ、周りがどうこう言っているっていうことはそんなに興味がないっていうか。人の評価じゃなくて、自分でって。
(千葉雄喜)会ったらわかるんで。
ザ・クロマニヨンズ × KOHH、音楽イベント"BADASSVIBES"にて最初で最後のツーマン決定 https://t.co/gO37Cr7sak#クロマニヨンズ #KOHH pic.twitter.com/m0voTQbG6u
— Skream! (@skream_japan) November 10, 2021
<書き起こしおわり>