Watsonさんが2023年12月18日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でアルバム『Soul Quake』のお気に入り楽曲『Hokori』について話していました。
(渡辺志保)リスナーの方から質問もいただいていて。さっき、ちょっと制作の話もしていたんですけども。「歌詞を書くのに一番大事なことは何ですか? アドバイスください」という風にいただいております。
(Watson)でも俺は素直にすることを大事にしてるっすね。なるべく。まあ、なんて言ったらいいだろう? 素直というか。隠したい……「こう見せたい」とかっていうのはあると思うんですけど。それよりも1回、誰にも見せん。誰にも聞かせへんと思って、素直に書いたら「むっちゃいいやん!」ってなると思うんすよね。俺はそういう風になって。それでその、素直に書くのは意識して書いてるっすね。
(渡辺志保)なるほどね。でもそれが一番、出てくるかもしれないですもんね。いろんなことが。今日は最新アルバム、ファーストアルバム『Soul Quake』から2曲、この番組でかけていきたいと思うんですけど。かける曲はワトソンさんご本人に選んでいただいたんですよ。で、今からまず1曲目『Hokori』をかけようと思うんですけど。今回、この『Hokori』をオンエア用に選んでくださったのはなぜですか?
(Watson)『Hokori』は僕が一番気に入ってる……しかもソロで。僕のこのアルバムの中では結構「好きだな」っていう曲なんで。「一番」って言ったらあれですけど。一番っていうか、僕が好きな曲です。
(渡辺志保)そうなんですね。それは、そのリリックとかフロウとかが一番?
リリックが結構面白い
(Watson)リリックが結構面白いなっていうのがあって。面白さあるのが僕、好きなんですよね。感情的にストレートなのも好きなんですけど。これ、ちょっと面白いなっていう曲なんで。
(渡辺志保)リリックの中にもさ、「まだゴミ扱いされてるかもな 言われる地元の誇り ど田舎から出てきたよガキが 少し緊張した六本木」っていうリリックがあるんですけど。実際に今、どうですか? 「地元の誇りやな」って?
(Watson)感じてるっすね。でも……って言われるっすね。ゴミ(ホコリ)扱いされてるのかどうかわかんないですけど。
(渡辺志保)いやいや、ゴミじゃない方の「誇り」に間違いないと思いますけどね。そうなんですね。なんか、そのリリックの中でも「気がつきゃ風呂場に1000円のシャンプー」っていうリリックがあってさ。なんか、こういうのもすごいリアルだなって思いながら。
(Watson)昔は結構、安いのを探してたんで。シャンプーは結構安めのを。そうやったんですけど、嬉しいっすね。
(渡辺志保)そうか。今じゃ、高いシャンプーで髪を洗ってるみたいな?
(Watson)今はもうちょっと、高くなったりもしたっすね(笑)。なんかシャンプーにも、上には上があるみたいですね(笑)。
(渡辺志保)たしかに(笑)。
シャンプーにも上には上がある
(Watson)この頃は全然、わかってなかったっすけども。シャンプーにも上には上があったっすね(笑)。
(渡辺志保)そうだね。5000円ぐらいのシャンプーとかね(笑)。
(Watson)全然あったんで。ちょっと深く、ディープにシャンプーは(笑)。
(渡辺志保)OK(笑)。じゃあ、またシャンプーの値段が上がったらリリックの中に「今、いくらのシャンプー使ってる」みたいなのを(笑)。
(Watson)随時、報告していくので(笑)。
(渡辺志保)随時(笑)。ありがとうございます(笑)。じゃあ、ここでワトソンさんから曲紹介をお願いします。
(Watson)ワトソン『Soul Quake』から『Hokori』。
Watson『Hokori』
(渡辺志保)ただいまお届けしたのは今夜のゲスト、ワトソンさんのファーストアルバム『Soul Quake』から『Hokori』でした。皆さん、かなり響いたんじゃないかなと思いますけどね。さっきのシャンプーのくだりを含めっていう感じだけども……。
<書き起こしおわり>