藤井隆さんが2023年11月24日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中で司会を務める『新婚さんいらっしゃい!』についてトーク。その際にいつも心がけていることを話していました。
(藤井隆)だから、そういう尊敬できる先輩方とか、中川家もそうやけども。そういう好きな仲間が入るから吉本にいれることはほんまに幸せやねんけど。なんか自分のね、ドンとしたもんがないなと思って。
(中川礼二)あるやん。『新婚さんいらっしゃい!』。
(藤井隆)ありがとうございます。
(中川礼二)いや、本当に。まさか、あの文枝さんの後に。
(藤井隆)はい。でもそれは……ええとね、うまく言いたいねんけど。これ、生放送ですよね? どう言ったらいいかな?
(中川礼二)せやで?(笑)。変なこと、言わんといてよ?
(藤井隆)違うねん。なんか……ええと、終わってもしょうがなくないですか? だって、50何年やられている番組ですよ?
(中川礼二)やってたよね。その前に。
(藤井隆)1人の司会者の方がね、一緒にパートナーを変えながらね、51年とかやられた番組で。その方が辞められるってなったら、その番組が終わるじゃない?
(中川礼二)まあ、そうなってもおかしくはない。
(藤井隆)『世界・ふしぎ発見!』とかもそうじゃないですか。なんですけど、「新婚さん」っていう方たちがいる以上、番組は続くから。それで「続けます」っていう選択を放送局がなさったわけですから。ということは、「文枝師匠の次をやらせていただきます」とか、それも置いておいて、それは「司会者が変わる番組です」っていうことだと思うんですよ。
(中川礼二)なるほどね。
司会者が変わる番組・『新婚さんいらっしゃい!』
(藤井隆)それで僕は、その次を今、やらせていただいているけども。僕の次の方だって、きっといらっしゃるやろうし。井上咲楽ちゃんが次の方にバトンを渡すかもしれんし。なんか、そういう番組なんだなってことがわかったっていうことやと思います。
(中川礼二)ああー、なるほどね。
(藤井隆)だから自分がどうこうというのは全くないです。会社の人にも言われました。「お前の番組ちゃうからな」っつって(笑)。
(中川礼二)嘘?(笑)。
(藤井隆)「お前の番組ちゃうからな。いろいろ口を出さんでええで」っつって(笑)。
(中川礼二)聞こえるか聞こえんかぐらいで、誰に言われたか、俺にだけわかるように、口だけ動かして……(笑)。
(藤井隆)これ、関根さんに教わったテクニックです。『いいとも』の時に(笑)。拾わへんように(笑)。
(中川礼二)うまいこと、誰かわかったもんな(笑)。言うた人が、ほんまに。
「お前の番組ちゃうからな」(吉本社員)
(藤井隆)でも、ほんまにそれはいつも思いながらやらせていただいている。井上咲楽ちゃんと……咲楽ちゃん、本当にかわいくて。
(中川礼二)あの子、一生懸命やるよね!
(藤井隆)ほんまに毎回、背筋伸びる。なんか、ちょっとほら、もう癖で「いやーっ!」とか言いがちやん? なんか。そういうのが全くないから。本当に純粋な気持ちでやっていらっしゃるから。いいなと思った。同じことをこんな51のおっさんがさ、「きゃーっ!」言うている場合ちゃうから。ちゃんとせなって思うねんけども。ちゃんとしているつもりが、スコーンって抜けたりもするから。そんな時はサッと助けてくれるから。ありがたいですよ。本当に。
(中川礼二)いや、ほんまにでもずっと活躍してるなっていうのは見ています。
(藤井隆)いえいえ。
<書き起こしおわり>