星野源 ビートルズ新曲『Now And Then』を聞いてやってみたことを語る

星野源 ビートルズ新曲『Now And Then』を聞いてやってみたことを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2023年11月7日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でビートルズの新曲『Now And Then』についてトーク。楽曲を聞いてビートルズの過去曲を聞き返す中で思い立ってやってみたことを話していました。

(星野源)そんな感じで、はい。先週はあれなんですよ。なんて言えばいいんですかね? ちょっと仕事が忙しいというか、追い込んでいたんですね。で、それがちょっと追い込みすぎたっていうか、頑張りすぎたのがあると思うんですけど。その先週のね、火曜日になる直前っていうか、月曜の深夜ぐらいかな? なんか、めまいがすごくて。ちょっと立てなくなっちゃったんですよね。たぶん自律神経的な感じだと思うんですけど。「ちょっとこれ、どこかに出かけたりとか、ラジオで話すのは無理かもしれない」と思って。それでもう、全然ダメで。「ちょっとごめんなさい」ということで、連絡させてもらって。

それで休んだりして。でも、やっぱりしなきゃいけない仕事とかもあるんで、仕事したりしつつではあったんですけども、休んで。それでどんどんどんどんよくなっていって……っていう感じですね。それで今は全然大丈夫なんですけど。その間、やれることって少ないじゃないですか。散歩をしようにも、歩くのもちょっとしんどかったりとかがあったんで。だから、あれなんですよ。コロナとかインフルエンザとかではなかったんですけど。なんかね、ちょっと「やばいっ!」って感じになってしまって、お休みさせていただきました。

その間、何をしていたか?っていうと、やれることが少ないのもあって。もちろん、休んでいたんですけど。目をつぶっていてもできるのが音楽を聞くことだったんですよね。で、音楽を聞いて非常に楽しかったっていう。あれですね。ビートルズが新曲をこのたび、出して。『Now And Then』。それでやっぱり、多くの人がそうだと思うんですけど。もちろんその曲を楽しみつつ、そこからその過去のアルバムを聞き出すみたいな(笑)。やっぱり。「これ、たぶん世界中の人がやってるんだろうな」と思って。で、それを俺もちょっとしたくなって。

The Beatles『Now And Then』

(星野源)なんか、あれなんですよ。僕が最初に聞いたのはね、たぶん中学生の頃。記憶がちゃんとあるのは、ギターを中1で始めたんですけど。それで親が持ってたのかな? なんかビートルズのコード譜を持っていたんですよ。そこで、練習するためにもうめっちゃ古いコード譜……すごい古くて。親父が使ってたやつなんで。だから5曲ぐらいしかその本には入ってないんですよ。その中で、ある曲を聞いて。自分が「弾きたいな」って思った曲が『Here, There and Everywhere』だったかな? という曲だったんすけど。それがすごい好きで。それを練習し始めるっていう。

(星野源)なんで僕の場合はギター先行なんですね。そこから、いろいろ聞き出して。なんですけど、一番すごい印象に残っているのは、それも中学の時。まだ、ビートルズっていうバンドがね、いろんな……テレビとかでもガンガン流れてるし。でも、そういう意味ではすごいポピュラーなバンドとしてのぼんやりとしたイメージしかなかった頃に親父が……基本、ジャズばっかり流している家だったんですよ。なんで、ずっとジャズが流れているんですけど。なんか中学生ぐらいの時になんか「聞かせよう」と思ったみたいで。『Abbey Road』を聞かせてくれたんですよ。

中学生の時に父親に『Abbey Road』を聞かされる

(星野源)その頃、なんかジャズじゃないのを僕に聞かせてくれたんですよね。それがジャニス・ジョプリンの『Cheap Thrills』と、ピンク・フロイドの『原子心母』と、ビートルズの『Abbey Road』だったんですよ。もう名盤しかないんですけど。それをすごい聞かせてくれて、衝撃を受けるみたいな。アナログでね、いいステレオで聞かしてくれて。「かっけー!」みたいになって。それが、なんか僕は『Abbey Road』のB面の後半のなんか短い曲が連なってずっと続いていく部分があるんですけど。それがめちゃくちゃ好きで。

それをちっちゃい頃、聞いていたんですけど。でもなんか、それからもイヤホンで聞くとか。めちゃめちゃいいステレオではなかなか聞けないじゃないですか。だから、いわゆる家庭用のウォークマンとか、iPodとかでイヤホンでね、聞いたりするぐらいだったんですけど。ビートルズって。「そういえば俺、作業をする場所にいいステレオがあるじゃないか。いいステレオでしっかり、スピーカーでちゃんといい環境で聞いてみよう」と思って。

で、自分の家の作業部屋はあんまり大きい音は出せないんですけど。作業部屋は別の場所に借りていて、そこはめっちゃ大きい音を出しても大丈夫なんで。そこで……もう歩けるようになってから、外に出るようになってから。「やっと仕事ができるな」っていうタイミングに回復してきた後に「聞いてみよう」と思ってビートルズ、聞いたんですよ。そしたら……もうすごいよくて! もうちょっと感動するぐらい。もちろん、元々感動してるんだけど。「やっぱりいいステレオで聞くと、ちょっと全然景色が違うわ!」みたいな。

なんかそういうことをですね、もちろん仕事もしてはいたんですけど。なんかそういうのを……やっぱり「ただただ聞く」みたいな時間って、なかなか取らなかったりするので。そういうのを取れたのは非常によかったなと思っております。で、本当は、そのビートルズの『Abbey Road』のB面の後半の4曲ぐらいを続けて聞く回っていうのをやったらいいかなと思ってたんですけど。ちょっとこの2週間、いろんなこともあるし。かけなきゃいけない曲っていうか、かけたい曲みたいなのが今日は多いなと思って。なんで一旦、それを、そっち側を優先しますので。

The Beatles『Abbey Road』

<書き起こしおわり>

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