麒麟・川島 相方・田村との6年ぶりの漫才を語る

麒麟・川島 相方・田村との6年ぶりの漫才を語る 川島明のねごと

麒麟・川島さんが2023年10月8日放送のTBSラジオ『川島明のねごと』の中で相方・田村さんとの6年ぶりの漫才を行ったことについてトーク。超多忙な中でのネタ作り、ネタ合わせなどについて話していました。

(川島明)やっぱりムダな日を作らなダメね。

(堂前透)そうですね。余白を……。

(川島明)1日1日、なんか目的を持って生きるのじゃいけませんね。

(向清太朗)なんか僕、そうしたがります。朝に「今日、これやる」って書いてそれを消していくみたいな。

(川島明)それ、書くの? 1日の始まりに? 僕のスケジュールって?

(向清太朗)なんか……僕、なんだったら、朝起きて。12時までにこれやって。アニメはここまで見て。ここからはこういうことやって……っていうのを1日分、書いて。終わったら「じゃあ夜、飲みに行く」とかやってます。

(川島明)ああ、そのご褒美というか? 全部やって。えっ、で、そこまでやって……?

(向清太朗)あっ、ああーっ! 言っちゃいけなさそうなことを言いそうな顔! 絶対ダメだからな! 言うなよ!

(川島明)いやいや、「そこまでやって」しかまだ言うてない。上の句しか……。

(向清太朗)下の句が……「売れてなりけり」みたいなことを言うやん!

上の句「そこまでやって」

(川島明)いやいや、そんなことないよ。「五月雨を」ぐらいで止めてますから。

(向清太朗)もう取れるもん! 取れる文字は言った!

(川島明)それはフライングよ。

(向清太朗)ほんまっすか?

(堂前透)「そこまでやって」の後にええことはなさそうですよ(笑)。

(川島明)「そこまでやって……ねえ」っていう(笑)。

(向清太朗)濁した!

(川島明)「そうまでして」って(笑)。

(向清太朗)「そうまでして、売れたいんか」じゃないですから(笑)。

(川島明)ゆるいんじゃない? その縛りが。そう。ネタを考える、ネタを完成させるっていうのまで、ちゃんと書いてますか? 考えるは考えるで終わっているとか。

(向清太朗)ああ、でも「ネタを作る」とかまでですけども。でも、詰めるとかは……それこそ2人きりで。

(川島明)ああ、僕らはね、6年ぶりで麒麟でね。

(向清太朗)配信で見せてもらって。漫才をシークレットでやって。いや、「川島さん、どのスケジュールで今、漫才を書けるの?」って。

(堂前透)たしかに。

(向清太朗)思ったし。で、それもクオリティが高いし。あれ、どういうことなんだろう?って思って。

(川島明)でも、トークライブを6年ぶりにやるってなって。ほんまに即完やったのよ。ルミネが。それで配信も……っていうんで。「6年ぶり」っていうのがあるからですけども。なんか、それでトークだけやったら申し訳ないなと思って。もうほんまに、土曜日にライブやったんやけども月曜日に書いて。で、相方に送って。「ちょっと漫才やるけど、これを覚えておいて」って。で、合わせる時間がないからね。

(向清太朗)ええっ? 合わせる、時間ないの?

(川島明)わからへんのよ。田村が今、どこにいるか。どこかの体育館らしいんやけども。

(向清太朗)バスケやってるのはわかる(笑)。

どこの体育館に相方・田村がいるのかわからない

(川島明)いや、でも俺は東京やし。あいつが住んでいるのは大阪やから、会わへんやん? で、ネタ合わせも当日しか無理やから。あいつ、今芝居やってるみたいな。なんか違う練習もせなあかんっていうことで、当日に合わせなあかん。まあ、それでもやれるかなって。「嬉しいな。書いてくれてありがとう」みたいなのはくれるねんけども。でも日を追うごとに「出囃子、どうする?」とか。ネタ書かない芸人のあるあるで。やっぱり衣をつけてくるよね! 薄めでいきたいけど「出囃子、どうする? 最初の出囃子に戻す?」とか。

(堂前透)フハハハハハハッ!

(川島明)「いや、ええって。知らんって。別に」って。「最初の出囃子にする?」「いや、ええんちゃう。それはスタッフさんに任せておいたら」みたいな。「うーん。でも、それサプライズやんな? トークコーナーが終わってすぐセンターマイクを置いたらバレるから。ちょっと出るタイミング、俺が言うとくわ」「いや、だからそんなん、ええって……」って。

(堂前透)わかるわー!(笑)。

(川島明)なんかちょっと言いたいんですね。その「ネタと関係ない部分は俺に……額縁は俺に任せておけ」みたいな。「いや、ええんちゃう? 別にバレても。センターマイクを置いた時点でキャーとかならへんから。年齢的にも、お客さんも。大丈夫やと思うよ」みたいな。で、結局そのネタ出番で。たぶん田村が言ったんでしょうね。めっちゃええタイミングでセンターマイクを置いてくれてんけど。出囃子が、配信が入ってるから、権利があるやつはかけられへんねん。

(向清太朗)基本、フリー音源ですよね。

(川島明)フリー音源。で、なんかちょっと「これちゃうんやけど……」みたいな顔をして。ちょっと両手を広げて「これ、なに?」みたいな顔をしてて。「後で説明するから。これ、配信やから出囃子、いつものにできへんねん」って言うてんけど、「これじゃ乗らんな」って顔で。結構こだわるね。

ネタを書いてない人、ネタ以外の演出にこだわりがち

(向清太朗)いや、そうですね。その出囃子とか、めっちゃこだわりますね。たしかに。

(堂前透)で、本当にそのルミネの日のお昼の公演、僕も入っていて。

(川島明)ああ、そうや。一緒やってんね。

(堂前透)で、僕が帰る時に、エレベーターが閉まる前に、ほんまに壁に向かって麒麟さん2人が背中を向けて……。

(川島明)ネタ合わせしていますから。急遽やから。

(堂前透)もう僕、エレベーターを閉じる時に「くぅーっ! 麒麟です」って言いましたよ(笑)。

(向清太朗)フハハハハハハッ!

(堂前透)めっちゃエモかったですよ、あれ(笑)。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました