Night Tempoさんが2023年9月19日配信の『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』の中で音楽の仕事を始める前の、ホワイトハッカー時代について話していました。
(吉田豪)ああ、そうだ。「あの話聞いてほしい」みたいなのが事前にTwitterであったんですけど。僕、全然知らないんですけど。「ホワイトハッカー時代の話を聞きたい」っていう。
(Night Tempo)僕、元々……その、ホワイトハッカーっていうのはハッキングをするんじゃないんですよ。守る側なんですよ。だから、どっちの立場にもならないんですけども。たとえば、ATMの中にパソコンが入ってるんですよ。で、そのパソコンに入るソフトとかを作ってたり。あとアプリで、その携帯のソフト。そういうところもセキュリティがいるんですよ。たとえば、メモとかが漏れたらダメですよね? そういうのとかを作ったりしてました。
(吉田豪)なるほど。
(Night Tempo)で、昼も夜もなしで、朝から晩まで1日20時間ぐらい、パソコンの前で何年もやりました。
(吉田豪)すごい。それは、好きなことをやりたくなりますね。たぶんね。
1日20時間ぐらいパソコンの前にいる生活
(Night Tempo)でも、それも好きな仕事でした。「やってみろよ。全部、止めてあげる」みたいな感じで。
(吉田豪)「ハッキングするなら、来いや」っていう? へー!
(Night Tempo)そういうのも好きだったんです。だから、そういう情報収集も結構詳しくて。だから、その訴える準備とかも細かくやって。抜け道をあまり作らないっていうか……。
(中略)
(吉田豪)(コメントを読む)「給料は良かったですか? ホワイトハッカー時代」。
(Night Tempo)給料はたぶん、今の3、4倍ぐらい……。
(吉田豪)ええっ? そんなに稼いでたんですか?
(Night Tempo)普通に月……金額、言っても大丈夫ですか? まあ、今のあれは違うから。全く別ですけども。普通に月、100万から200万くらい稼いでいて。
(吉田豪)おお、それはなかなかの……。
(Night Tempo)で、その仕事を辞めたから、親が「狂ってるの?」って言ってきて。
(吉田豪)フハハハハハハハハッ! まあ、なりますよね(笑)。そんなに安定した生活を捨てて「2年間、音楽をやります」って。
ホワイトハッカー時代の貯金で好きな音楽の仕事をできた
(Night Tempo)でも、だからこそその仕事で貯金を貯めて。それで普通に楽に音楽ができたから。もっと、困らずにいろいろと決められたんじゃないかなと思います。やっぱりお金に困ると、いろいろやっちゃうじゃないすでかね。いろいろ、もらう仕事とかも。
(吉田豪)ちょっとやりたくないこともやったりとか。
(Night Tempo)はい。でも、別にお金はあるから。「これは面白くない」ってなったらやめたらいいから。
(吉田豪)魂を売らないですむっていうね。
(Night Tempo)魂というか、まあ興味がないのは。
<書き起こしおわり>