東野幸治さんが2023年8月11日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で山里亮太さんから久しぶりにお中元の品、梨が届いたことを紹介。しばらく途絶えていたものが再開した理由について、話していました。
（東野幸治）南海キャンディーズの山ちゃんから、梨が届きました。本当に久しぶりのお中元、お歳暮。山ちゃん、ありがとうございます。独身時代は毎度毎度、くれていたんですけれども。結婚して1回だけ、とても美味しいトマトジュースが届けられて。それからピタッと……ピターッと何も届かなくなり。先輩の方から中元、歳暮を送るのも何かなと思いながら、そのことをBSよしもとの新番組で山ちゃんに言ったら、明らかに筆跡は山ちゃんの筆跡で梨が届きました。本当にありがとうございます。東野幸治のホンモノラジオ！（笑）。
どうも、こんばんは。東野幸治でございます。今夜も1時間、私のぐちぐちぐちぐち、ねちっこいお話を聞いてほしいと思います。私のお話を聞いてくれるのは、この方。
（渡辺あつむ）渡辺あつむです。
（東野幸治）よろしくお願いします。いやー、南海の山ちゃんからすごく言われるんですけど。「妻のことをそんな風にいじるのは、あなただけですよ」って（笑）。
（渡辺あつむ）どんな風に？
「妻のことをそんな風にいじるのはあなただけ」（山里亮太）
（東野幸治）だから「山ちゃん、君の嫁に言っといてくれんかな？」って（笑）。独身時代、毎年毎年、鹿児島から一升瓶の焼酎とか届いて。「おいおい！ 肝臓、つぶす気か！」みたいなことをね、当たり前のように届くから言っていたけれども。結婚して……もう一度、言います。ピタッ！って……。フハハハハハハハハッ！ なかなかだから、こっちからもなんかね、言うことでもないじゃないですか。結婚されて、1回だけ。本当に、なんかたぶんね、映画の撮影現場なのか知りませんけど。たぶんですけど、日本で一番美味しいトマトジュースみたいなのがドンと送られてきて。「うわっ、やっぱりさすがに女優さんと結婚されて……ほんで中元、歳暮って変わんねんな」って思って。
それまでは肝臓にダメージ与え続ける焼酎を送ってきたところから、急に体にいいトマトジュース。毎朝毎朝、コップ一杯入れて飲んでたら、まあ3日、4日でなくなるようなめちゃめちゃええやつで。じゃあ次、半年後。中元、歳暮。一体何が届く……ピタッ！
（渡辺あつむ）食い気味「ピタッ」（笑）。
（東野幸治）「ピターッ！ ええっ？」ってわら 。何度もポストを開けました（笑）。そんな日もありました（笑）。
（渡辺あつむ）あの人からの？
（東野幸治）あの人からの、言うたら……だから「今、配達に来ましたけども不在でした」みたいなね、不在票を探す日々でした。ピターッ！ なーんにも！ なんにも来なくなって、早2年。で、ちょっとネタじゃないけども。ちょっとね、満を持してご本人に本番中に「嫁に言うとかなあかんで」みたいなことをネタっぽく言ったら、すごい嫌な顔をされて。「そんないじり方するの、東野さんだけですよ。みんなは『すごい女優さんと結婚して……なんか、幸せばっかり続けへんで』みたいな感じですけど、1人だけ悪口言ってる」っていう。
まあ、そういう話をネタにして。事実ですから。来なかったのは（笑）。ほんで、こっちからも送るのもあれやなと思って。言うたら夜討ち朝駆け、政治記者ばりに自分のポストとかね、いろんなところを見るけども。自分の部屋番号、なにも届かずっていう話をしたら、それから2週間ぐらいしてある日、ピンポン鳴って。宅急便さんが映って。「どうぞ、どうぞ」って。「誰から何が届いたんやろう？」と思ったら、南海キャンディーズ山里さんから、千葉の梨。つまり、山里さんのたぶん実家の近くにある美味しい梨。前もなんか1回か2回、送られてきたんですけど。それが届けられてきて。
今から、これは僕の想像ですよ？ だから山ちゃんが僕がBSよしもとのオープニングでその話をして帰ってきて。「ただいま」「おかえりなさい。あ、もう寝ているから、静かにして」「ああ、わかっているよ。チッ、なんやねん、あいつ……」「どうしたんですか？」「いや、これこれこうで、あんな風に言われて……あんなねちっこい先輩！」「いや、本当。私もそうよ、亮太さん。本当に思っているの。あの人、本当に目つきが……」って。フハハハハハハハハッ！
（渡辺あつむ）2人ともかー（笑）。
（東野幸治）「どうする？」「いや、私は正直、本当に嫌です。もう無視していいん違いますか？」って。これ、想像ですよ？ 「もうあんな人と絡んだらダメです。亮太さん。亮太さんの芸が汚くなります。もう今後一切、絡まん方がいいじゃないですか？」「そうよね。お前に迷惑かけるわけにいかんから……」「いやでも私が明日、どこか百貨店に行って……」「いや、もううちでやっておくから。こっちの家でやっとくから、そっちの家では関わったらあかん。あんなやつに関わったあかんねん」って言って、たぶん夜中に実家の方に電話して。
「なに？ 亮太。もうこんな時間に。みんな寝てるわよ」「いや、すまん、母ちゃん。とにかく明日、朝一で美味しい梨を送ってほしい。東野……東野のところに。以前、送ってくれた時に住所、書いてる？」「ああ、書いてるよ。東野先輩」「先輩なんかつけなくていいよ！」みたいなこと言いながら、たぶん送ってきたであろう梨なんですよ。ほんで、まあまあその梨を……。
（渡辺あつむ）「ですよ」？（笑）。
（東野幸治）っていう、想像ね。想像なんですよ。で、実際にむいて食べたら、めちゃくちゃ美味しいんで。まあまあ、お返しせなあかんということで、果物には果物の倍返しで、千疋屋の盛り合わせをドッと送らしていただいて。おそらくですけど、1.2倍から1.3倍。いやらしいですよ、本当に。1.3倍ぐらいの値段の千疋屋のやつを送り返したから、うーん。どうなんでしょうか？ それを子供にあげて食べてるのか、家族で食べてるのか。なんでしょうか？ なんか、とにかくゲンが悪いから、3階の窓から投げたのか、わかりませんけど。
一応また、お中元、お歳暮が再開したという。僕としては非常に嬉しかったんですけれども。これを、もしかしたら回り回って妻の耳に入るかもわからないと考えると、恐ろしいですけど。唯一の救いはまだ家も行ったこともないし、会ったこともないから。これはもう絶対に、会ってもいけないし、家も行ってはいけないと思うんですよ。これで行って悪口を言っていたら、ダメでしょう？
（渡辺あつむ）はい。ダメですよ。まあ、想像ですけどね？
（東野幸治）想像です。想像ですよ。でも、そんなん万が一、行って。「いつもなんかラジオでネタにしていただいて、ありがとうございます」みたいなことも言われたら、こっちも「ギーッ！」って（笑）。「な、なにこれって言うてんの？」ってなるじゃないですか。でもまあ、一応無事にっていうか。久しぶりに来て、お返ししてっていうところですから。こうなってくると、次はもう年末のお歳暮っていうことでございますから。お歳暮、すごいあつむさん、嫌な顔してますよね？ 「またこいつ……」って。
（渡辺あつむ）いや、ご夫婦の気持ちを考えると……「なにを送る？」って。
（東野幸治）はい（笑）。もう今から、憂鬱でしょう？ もうこんな暑いのに、もう年末のお歳暮のことを考えなあかんねやっていう。もう、梨はないし。「じゃあ、もう鹿児島の焼酎でええか！」って。さあ、一体何が届くのか？ 私は楽しみにしております。
「お歳暮で何が届くのか、楽しみ」（東野幸治）
＜書き起こしおわり＞