オードリー若林 石川佳純さん対談・写真撮影でどうしてもできなかったポーズを語る

オードリー若林 石川佳純さん対談・写真撮影でどうしてもできなかったポーズを語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2023年8月5日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で大好きな石川佳純さんと対談をした際の写真撮影の模様を紹介。カメラマンから求めれたものの、どうしてもできなかったポーズについて、話していました。

(若林正恭)この間、石川佳純さんのね、卓球人生の総決算みたいな、『卓球王国』の別冊の本が出て。その対談にね……石川佳純さんとだよ? 俺、行ってきたんだよ。

(春日俊彰)ああ、すごいね。

(若林正恭)でね、対談して、写真撮影。なんかね、俺ね、なんていえばいいかな? この塩梅っていうか……やっぱり、しゃしゃりたくないじゃない? 大ファンだから。

(春日俊彰)大ファンであるがゆえに、逆にね。

(若林正恭)そう。ゆえに。で、写真撮影でさ、俺も『ナナメの夕暮れ』とか、ああいう本をに出した時にさ、よくあるんだけどさ。出版社でさ、インタビューとかしてもらうわけよ。で、写真撮影があって。雑誌の。で、普通に棒立ちとかさ、手を前で組むとかさ、控えめなねポーズから撮り始めて。だんだんさ、「壁にもたれかかって顎に手を当ててください」みたいな。で、「これ、使われたら嫌だな」って思うわけ。なんか、作家風みたいなさ。

(春日俊彰)はいはい。いろいろとね。

(若林正恭)必ず、その顎に手を当てて壁にもたれかかってるのが使われるのな!

(春日俊彰)はー。そっちが本命なのかな? そっちまで持っていくみたいな。

(若林正恭)それを俺、経験でわかっているから。「俺がしたんじゃないんですよ!」って言えないじゃん? 「註」とかも入れてくんねえじゃん? 「カメラマンの要求によりこのポーズをとっております」とかさ、入れてくれないからさ。なんか俺たちのひとつ上の世代の、かっこつけることを取り締まる先輩たち、いるだろう? 見つかったら大変だよ。「なに? 作家ぶってんの?」みたいなことをすぐ言う文化の人たち。そこには見つかりたくねえからさ。「嫌だな」と思っていて。だから俺、断っていたんだよ。顎に手を当てるのを。

(春日俊彰)断れるもんなの? だって「ちょっと若林さん……」って。

(若林正恭)「壁にもたれかかって、顎に手を……」とか言われるよな? サトミツな。で、その写真が使われるよな?

(春日俊彰)そっちなんだ。それが本命で。いきなり言うとさ、「いやー……」ってなるから。

(若林正恭)俺、えらい目にあったから。それで俺、言うんだよ。「えらい目にあったんで。顎に手を当てたことで」って。

(春日俊彰)ああ、そう言って断ったってこと?

(若林正恭)断ってるの。ちょっとこう、場もあたためるような言い方でよ?

(春日俊彰)ああ、なるへそ。

(若林正恭)「俺、顎に手を当てている写真が載って、えらい目にあっているんです」っつって(笑)。「すいません」って。

(春日俊彰)伝わるもんなの?

(若林正恭)伝わってない。モヤモヤッと……(笑)。

(春日俊彰)「な、なんすか?」って(笑)。

(若林正恭)お前は羨ましいよ。上から物を言うことで知られているけどさ。俺はモヤモヤは知られていないから。来てもらったら、モヤモヤしているから(笑)。

(春日俊彰)「モヤモヤすることを言うな」でおなじみではないんだね。まだね。

(若林正恭)おなじみじゃないのよ。顎に手を当てたりとか……それで、石川さんと写真を撮らしていただいていて。その雑誌のをね。そしたら、たまにあるだけど。石川さんが座っていて、後ろに俺が立っている。で、石川さんが、俺の目の前で座っているでしょう? 「石川さんの肩に若林さん、手を置いてください」って言われたのよ。あれ、たまにあるよね? なんかこう、両手で肩に手を置いて……あれ、なんなの?(笑)。

(春日俊彰)あるんじゃない? その座りと立ちのやつの基本構図みたいな。映える構図みたいなのがあるんじゃない? それのひとつが「肩に手」なんじゃない?(笑)。

(若林正恭)でもさすがに、石川さんの肩に手を置いてる写真は……まずさ、置けないよな? 恐れ多くて。

(春日俊彰)置けないし、その写真が載った時に……。

(若林正恭)なんかもう、それはなんらかのハラスメントだよね? なんか俺、炎上しちゃうよね? 石川さんの肩に手を置いていたら。

石川佳純さんの肩に手は置けない

(春日俊彰)石川くんがね、嫌がったら……。

(若林正恭)「石川くん」!? お前、上からだな! ああ、そうか。上からで知られているから。だから「くん」付けしているのか。国会を回している人みたいだな。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 議長じゃないんだから(笑)。

(若林正恭)お前、「くん」付けするじゃん。日向坂のことも。

(春日俊彰)まあ、そうだね。女子はね。「くん」で行きたいっていうところがあるから「石川くん」で行かせてもらうけれども。

(若林正恭)女子を「くん」って呼ぶなら今度から男性は「さん」で呼べよ。釣り合いが取れないだろう?

(春日俊彰)いやいや、それなら両方「くん」でもいいじゃん。

(若林正恭)男性は「さん」にしてくれよ。頼む、これは。モヤモヤしちゃうから(笑)。

(春日俊彰)ああ、シンプルに入れ替えるってこと?

(若林正恭)それか「ちゃん」ね。男性を(笑)。下の名前で「ちゃん」付け(笑)。

(春日俊彰)下の名前で?(笑)。

(若林正恭)「正恭ちゃん」って呼んでよ。俺のことは、このラジオでは(笑)。「まーちゃん」でもいいけど(笑)。まあ、とにかく石川さんの肩に手を置いてっていうので。俺はさすがに……俺、これファインプレーだよな? それを「いや、さすがにできないです」ってカメラマンさんに言ったのは。

(春日俊彰)ああ、言ったの?

(若林正恭)「それはもう、ちょっと恐れ多くて」って。

(春日俊彰)でも、そうだしね。それは言った方がいいよ。

(若林正恭)それで出来上がった写真を見たら、なんか石川さんの背後に迫る歴10年のストーカーみたいに映っていたわ。棒立ちで(笑)。

(春日俊彰)ああー(笑)。

(若林正恭)こう、石川さんが座って。きれいな人だよね。その横に棒立ちで……(笑)。歴10年のストーカーみたいな。

(春日俊彰)ベテランストーカーね。

(若林正恭)背後に迫る(笑)。ベテランストーカーっていう。だから手を置いた方が……。

(春日俊彰)置いた方が、距離感的には。

(若林正恭)でも、無理だよな。恐れ多くてね。

(春日俊彰)そうだね。それだったら、手は必要だったんだな。

(若林正恭)だからお前みたいに「胸を張る」で知られてるよね?

(春日俊彰)まあ、知られている。そうだね。写真の時とかね。

(若林正恭)そういうポーズがあればな、とは思ったけども。

(春日俊彰)胸を張って左手人差し指を突き出すっていう。

(若林正恭)で、お前は胸を張るで知られてるけど、俺は「言われてみたら猫背だ」とかね(笑)。

(春日俊彰)そうだね。それで、知られている。

(若林正恭)「言われてみたら猫背の中肉中背の男」だから。こういう写真になったんだよ(笑)。

(春日俊彰)ああ、本当だ! ストーカーだ。

石川佳純さんの背後に迫る歴10年のストーカー的写真

(若林正恭)そうなんだよね(笑)。でも、恐れ多くてそれは無理だった。肩に手は。

(春日俊彰)まあ、そうだね。

(若林正恭)見つかりたくないしさ。ダサいことが嫌いな世代には(笑)。

(春日俊彰)そうだね。言われちゃうね。これは。難しいね。写真は。

(若林正恭)それはちょっと、無理だったな。手も震えちゃうしさ。

(春日俊彰)いやいや、そうよ。難しいよね。これ系の写真は。

(若林正恭)いろんな楽しい話も聞けたし。すごい勉強になったなっていう言葉も聞けたし。皆さんにぜひ読んでほしいんですけどね。

<書き起こしおわり>

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