空気階段『THE CONTE』コンプラNGワード言い換えロジックの謎を語る

空気階段『THE CONTE』コンプラNGワード言い換えロジックの謎を語る 空気階段の踊り場

空気階段のお二人が2023年7月31日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で『THE CONTE』で「島の方言」というコントを披露したことについてトーク。下ネタ的なネタであるため、番組側からいくつか、ワードの言い換えを依頼されたものの、そのロジックがよくわからないという話をしていました。

(水川かたまり)今日収録しているのが土曜日で。で、『THE CONTE』の放送があったんですよ。見てくださいましたか? 皆さん。『THE MANZAI』のコント版、『THE CONTE』。僕が『キングオブコント』を優勝した後に「『THE MANZAI』はあるのに、なぜ『THE CONTE』がないんだろう?」と言ったらフジテレビさんが動いてくださいまして。『THE CONTE』を作ってくれて。僕の一言でできた番組(笑)。

(鈴木もぐら)と、いうことになってますね。なんかね(笑)。

(水川かたまり)なっていますね(笑)。そうですよね。初回のオープニング、だって「『キングオブコント』チャンピオン、空気階段は言った。なぜ『THE MANZAI』はあるのに『THE CONTE』はないんだ? と。というわけで『THE CONTE』、開幕!」みたいな感じで。

(鈴木もぐら)元々やる予定があって、たまたまそういう風になったんじゃないの?

(水川かたまり)いや、俺の一言でお台場が動いたんだよ(笑)。

(鈴木もぐら)そう?(笑)。

かたまりの一言でお台場が動いた?

(水川かたまり)で、また出させていただきまして。今回、「島の方言」っていうコントをテレビで初めてやらせてもらったんですけど。こちら、YouTubeにも上がってるんで。ぜひ見てない方は見てほしいんですけど。結構ね、下ネタ的なワードがちょこちょこ出てくるネタなんで、結構今までネタ番組とかで、「これ、どうですか?」っていう風にスタッフさんに提出しても「ああ、ちょっと難しいかもしれないです」「ああ、ちょっとうちのこの時間では難しいですね。コンプライアンス的にちょっと」っていうので結構弾かれていたんですけど。なんと今回、『THE CONTE』ではOKですってなって。

(鈴木もぐら)びっくりしましたね!

(水川かたまり)「えっ、マジですか?」っていう感じで。で、第2回の時、前回の時に1回、「これ、どうですか?」って言って、「ああ、ちょっと厳しいかもです」っていうので、1回ダメで。そしたら今回、3回目の『THE CONTE』では「島の方言、OKです」っていう風に言っていただいてできることになったんですけど。そのスタッフさんから「ただちょっと、ゴールデン帯なのでワードとか、家族で見る方もいるんでちょっと調整をしていただけると」って言われて。

「ネタの中で『キンタマ』っていうワードが出てくるじゃないですか。その金玉を『タマキン』に変えてください」「はい」「あと『ちんこ』というワードが出てきますけども。あそは「おちんちん』に変えてください。あとはそのままで大丈夫なんで」って言われて(笑)。わかんないけどキンタマをタマキンに、ちんこをおちんちんに変えたら、行けましたね。

(鈴木もぐら)だから、コンプラを弾くそういうAIみたいなのがいるのかな? 「ちんこはダメ!」とか(笑)。

(水川かたまり)どういう会議がなされてそうなっているのかはわからないんですけども。

(鈴木もぐら)やっぱりキンタマだとある言葉だからダメっていう風に判断されちゃうけど、タマキンだとAIが判断できないんじゃないか、みたいな。「タマキン……どうぞ」みたいな(笑)。

(水川かたまり)AIとかなのかな? なんかもっとえらい、放送倫理委員会の人とかが俺らの映像を見て「キンタマはダメだろう?」とか……。

(鈴木もぐら)「タマキンならいいだろう」とかってこと? なんでいいか?っていうことなんだよね。キンタマはダメなのにタマキンだったらいいかっていう。それはやっぱり、かわいいからっていうことなんですかね? 言ってみれば。だから世の中、かわいければいいんですかね?

(水川かたまり)現状、2023年7月現在では、かわいければ……。

(鈴木もぐら)コンプラをくぐり抜ける方法としては。それか、ちょっとゆるくなったのか。わからないですけども。

(水川かたまり)一時期、どんどんどんどんコンプラが厳しいというか、ネタ中のワードとかでも「変えてください」みたいな。ゾフィーの上田さんに聞いたんだけど。ゾフィーさんのコントで「エロッ!」っていうワードがあったんですけども。番組側から「ちょっと『エロッ!』はダメなんで。『なまめかしい』に変えてください」って(笑)。「エロッ!」を狩られたっていうのがあって。

(鈴木もぐら)これはもう、とうとうそこまで来たかっていう。

(水川かたまり)で、もう「おしり」とかもダメみたいな感じになってきて。

(鈴木もぐら)そうでしたけども。たぶん、ちょっとやりすぎたなってなったのかな? ちょっとこう、寄せては返す感じなのかもしれない。今、少しゆるくなっているっていう可能性は。

(水川かたまり)そういう時期なのかもしれないですね。

(鈴木もぐら)これで皆さんがね、「最高!」みたいな感じで喜んでくださって。いっぱいテレビを見てくださったら、またゆるくなる可能性もあるからね。どこまでなんだろうね? 「クレーム◯件でダメ」とか、あるのかな? 「100件行ったらもうダメです」とか。難しいね。永井さん、そういうの、決まっているんですか? コンプラで、これがいいとかダメとか。

永井:局によって全然違うから。俺があったのは「キンタマじゃなくて全部、キャンタマに変えてください」とか。

(鈴木もぐら)やっぱりそのAI攻略的な感じなのかな? そっちの感じで考えればいいっていうことなのかな? だから、言ってみればなんですか? 「あにゃる」とかでもいいっていう? 「ゃ」を入れたらいいのかな?

(水川かたまり)「ゃ」がAI攻略の鍵なの?(笑)。

(鈴木もぐら)「ティムポ」とか(笑)。

(水川かたまり)「ティムポ」(笑)。

(鈴木もぐら)「ティムポ」はありなのかな?(笑)。

(水川かたまり)めっちゃ噛むな。「ティムポ」になっていったら。

空気階段「島の方言」

<書き起こしおわり>

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