高田文夫とヒコロヒー 霜降り明星せいやを語る

高田文夫とヒコロヒー 新宿・鳥田むらを語る ラジオビバリー昼ズ

高田文夫さんとヒコロヒーさんが2023年7月3日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中で霜降り明星せいやさんについて話していました。

(高田文夫)それで、せいやの話、聞かせてよ。

(ヒコロヒー)そうなんです。大学時代に……私は元々、20歳ぐらい。2年生か3年生ぐらいの時にもう芸人を始めていたんですよ。

(高田文夫)もうやってたんだね。

(ヒコロヒー)やっていて。で、その段階でまず、最初に霜降り明星の粗品の方と出会っていて。当時、粗品はピン芸人で。私もピン芸人で。一緒にライブとか出て。もうお客さん5人とかのライブにも一緒によく出てたんですけど。で、粗品の方が仲が良くて。でもある時、粗品が「ヒコちゃん。俺、ちょっとコンビ組もうと思うねん」って。

(高田文夫)ああ、粗品が言ってきたんだ。心当たりがいると。

(ヒコロヒー)で、「ああ、そうなんや」って。その時、粗品はめっちゃピンで調子良かったから、コンビを組むのも結構びっくりしたんですけど。でも「いいんじゃない」っつって。「石川ってやつやねん」「ああ、そうなんや。石川ってやつか」って言っていたら、その1ヶ月ぐらいにその大学(近畿大学)のキャンパス内で「あっ、すいません。ヒコロヒーさんですよね?」「ああ、はい」っつったら「僕、石川です。粗品の……」って。

(高田文夫)「石川です」(笑)。

(ヒコロヒー)で、それがせいやで。「おお、お前が石川か! 聞いてる、聞いてる!」みたいな。で、「面白いし、いいやん! 絶対に合うと思う!」って盛り上がって。「いいやん、いいやん!」って言っていたら、その大学の他の友達が「おい、ジジイ! ジジイ!」っつって。そしたらせいやが「うん? なに?」って。せいやのあだ名が「ジジイ」で。めっちゃおもろないあだ名をつけられていて。「なんやねん、このあだ名?」って。もうすぐに粗品にチクって。「お前の相方、大学でめっちゃおもろないあだ名をつけられとるぞ?」って(笑)。

(高田文夫)でもあの子は面白いよね。当時、学生時代から?

(ヒコロヒー)そうですね。せいやはお笑いコンテストみたいなのに出てて。もうそれがぶっちぎりで面白くて。「すごいな!」って。

(高田文夫)出始めの時に見たけれども……。

(松本明子)高田先生も褒めていて。

(ヒコロヒー)そうなんですよ。私もたまたま、この『ビバリー昼ズ』を聞いてた時に高田文夫先生がめっちゃせいやのこと褒めていて。

(高田文夫)「あいつはすごい。古いことを知っている」って。

高田文夫先生がラジオでせいやをべた褒め

(ヒコロヒー)もう本当に、異常なぐらい褒めてらっしゃったから。で、私の印象では文夫先生、あんまりここまでおっしゃる方というものなかなかいらっしゃらないから。「これはすごい、すごい!」って思って。で、すぐにせいやに「高田文夫先生がめっちゃせいやのこと、褒めてんで!」って送ったらずっと返事がなくて。「あれ? 心配やな?」って思って電話して。「高田文夫先生がめっちゃ褒めていた」って言ったらせいやが「そんなことよりさ、俺の彼女、今なにしているかわからへん?」って。なんか恋で悩んでいて(笑)。

(高田文夫)悩んでいて(笑)。「そんなことより」って(笑)。

(ヒコロヒー)「いやいや、『そんなことより』って……文夫先生がめっちゃ褒めてんねんで?」「いや……」って。これ、ずいぶん前ですよ? 2、3年ぐらい前ですけども。ちょっと恋に没頭していた時代なので。

(高田文夫)恋多き男だからな。俺、知っているんだよ。「こいつも恋、多いな」って。だから、悩んでいるんだろうなって思っていたけれども。でもあの子は昔から、ああやって昔の芸能界のことが好きなの? 本当に詳しいもんな。俺、だから好きなんだよ。ちゃんと勉強をしているんだよな?

(ヒコロヒー)だから本当に子供の時にアグネス・チャンのことが好きすぎて。その当時、インターネットとかが流行っていて。アグネス・チャンさんの動画とか、ページばっかり見てるからお母さんも心配して。変じゃないですか? だから、ちょっと性癖が熟女とかが……(笑)。

(高田文夫)性癖が。東洋系が好きだとか(笑)。

(ヒコロヒー)そうそう(笑)。お母さんにめっちゃ心配されたっていう(笑)。でも本当に私も割とその昔の昭和歌謡とかが好きなので。そういうところでも息が合ったりとか。

(高田文夫)そうだな。アグネス・チャン。俺なんかアグネス・チャンの番組、ずっと台本を書いていたからね。『はーい!アグネス』とか。そこにずっと付きっきりでさ。ひらがなで書かなきゃいけないから面倒くさいんだよ。時間が倍、かかるんだよ。「あぐねすはこうおもいます」とか。面倒くさいんだよ。手間がかかるんだよ。台本を書くのもな。

(ヒコロヒー)大変。でも、優しさで。

(高田文夫)でもいろんな古いことをせいやってよく知っているよね。

(ヒコロヒー)そうですね。あと、好きですね。

(高田文夫)根っから好きなんだね。芸能が。

根っからの芸能好き

(ヒコロヒー)家に遊びに行ったりとかしても、「じゃあYouTube、見ようか」っつったら前の履歴とか残ってたりするじゃないですか。その昔の芸能界の映像とか、見ていたりして。

(高田文夫)今、BSでやってるんだよな。80年代のを。2人で、司会でな。毎週、ゲストを出してさ。それで語るんだよな。昔のことを。すごいよ。

(ヒコロヒー)私も教えてもらっていますね。

(高田文夫)80年代、やっているんだよな。

<書き起こしおわり>

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