外山惠理 松島トモ子のマッチョカフェ取材を語る

外山惠理 松島トモ子のマッチョカフェ取材を語る たまむすび

外山惠理さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で松島トモ子さんから聞いたマッチョカフェ潜入取材の模様について、ピエール瀧さんに紹介していました。

(ピエール瀧)外山さんはなにしていたんですか? 今週1週間は。

(外山惠理)今週はね……あ、昨日は松島トモ子さんのコンサートに行ってきました。

(ピエール瀧)松島トモ子さんのコンサート? はい。

(外山惠理)あの、ライオンのね……(笑)。

(ピエール瀧)やっぱその入口から入るんすね。外山さんも(笑)。「松島トモ子さんのコンサートに行った」っていうからすごいなんかもう、「あの方、すごいんですよ。知らないの、瀧さん。ダメね」っていう話かと思ったら、「ライオンのね」って(笑)。軽々ライオンから入られる。

やっぱりライオンのイメージ

(外山惠理)だって永(六輔)さん、「さあ、紹介しましょう。ライオンの餌、松島トモ子です」「永さん、餌じゃないから。食べられてないです」っていうね。いや、よかったです。永さんの歌とかを歌ったり。あとは、松島さんのお父さんって戦争の後にシベリア抑留されて亡くなっちゃったんですけど。そういうお話とかね。で、あの方は1人で電車も乗れなかったのに……。

(ピエール瀧)お嬢で?

(外山惠理)そうですね。ずーっとスターだったから。自分でいろんなところに電話して取材に行ったりとかして。番組でね。たとえば女子刑務所の話とか、そういうのをしてくださる方なんですよ。結構行動力がある人で。

(ピエール瀧)なるほど。あ、電車に乗れなかったりはするんだけれども、そういうところじゃなくて、自分でアポイントを取ってグイグイ行っちゃう。ジャーナリズム精神がお有りと。はー。

(外山惠理)で、マッチョカフェっていうところに行ったんですって。マッチョな人がいっぱいいる。

(ピエール瀧)松島トモ子さんが?

(外山惠理)そう(笑)。ねえ。マッチョな方がいて。それは一緒に私、行けなかったんですけど。前に執事カフェっていうのには一緒に行って。

(ピエール瀧)ああ、あるね。

(外山惠理)執事の方がいて。で、トモ子さん、すごく楽しみにしていてね。執事カフェを。で、執事カフェに行った時にすごく「楽しみね、楽しみね!」って言っていて。当日、待ち合わせしたところで、「ずっと楽しみにしすぎて、もうつまんなくなっちゃった」って……(笑)。

(ピエール瀧)(笑)。マジで?

(外山惠理)そう(笑)。入る前に。で、「えっ? トモ子さん、いまからなんだけど……」「なんかもう楽しみにしすぎちゃって。遠足の前の子供みたいな感じだ」って。でも、「まあいいや、とりあえず行きましょ」って行ったの。そしたら、執事の人ってすごく素敵な人かと思ったらそうでもなかったって(笑)。

(ピエール瀧)ああ、そうなの? ディーン・フジオカみたいなやつがバンバン来るんじゃないの?

(外山惠理)違うの。なんかね、歳も様々で結構なお歳の方もいらして。「お帰りなさいませ、お嬢様」とか言うんだけど、「お嬢様」って言われ慣れている人だから(笑)。

(ピエール瀧)ああ、そうか。うん。「普通、普通」っていうことだもんね。

(外山惠理)なんかあんまりね。ちょっとあんまり、お気に召さなかったみたいなんですけど。

(ピエール瀧)楽しみにしすぎちゃったのもあるし。このハードル、絶対に超えられないよっていうぐらいハードルを上げちゃったからっていう。

(外山惠理)面白かったですよ。トイレに行く時も「お花畑に……」とか言われるの。2時間ぐらいで(カフェから)出なきゃいけないんですけど、出た後、そういうので疲れちゃったみたいで。「この後、お食事でも行こうかと思ったけど今日、疲れちゃったからまた」みたいな(笑)。

(ピエール瀧)なるほど。はー。で、マッチョカフェは?

(外山惠理)マッチョカフェはトモ子さん、1人で行ってきたんだけど。

(ピエール瀧)(笑)。1人でマッチョカフェに行ったんだね。あの人ね。へー。

(外山惠理)そう。取材で。そしたらね、「肉の壁」っていうのがあるんですって。いくらかお金を払うと、自分をマッチョたちが囲んでくれて壁を作るの。

(ピエール瀧)なるほど!

(外山惠理)それでトモ子さん、「1人だとちょっと」って思って。隣に2人組の女の人がいて。その人たちに「一緒にじゃあ、やりません? 私、お金をお支払いいたしますので」って言って。それで3人でこうやって入っていって……(笑)。

(ピエール瀧)(笑)。「私が肉の壁、おごるね!」っていうことね。はいはい。

(外山惠理)そうそう(笑)。それで、「周りを囲んでいただいて。なんか、すごかった」って興奮していたの。そのお話をしてくださった時にね。「女の子たちとね、囲んでもらったのよ。肉の壁ってすごいのよ。ムキムキした人たちが周りに」って。そしたら、その次の年かなんかにマッチョカフェで行われる、そのマッチョたちの筋肉ナンバーワンみたいなのを決める……。

(ピエール瀧)ああ、筋肉自慢的なね。

(外山惠理)そうそう。その時に審査員になっているの(笑)。

(ピエール瀧)(爆笑)。松島トモ子さん。なるほど!

(外山惠理)「ええっ!」って思って。それで私、「トモ子さん、そんなこと言ってなかったのに……」って思って。インターネットかなんかに載っていたんだけど、そのトモ子さんの審査している時の顔が、すごく嫌そうだったの(笑)。

松島トモ子 マッチョ審査員

(ピエール瀧)ああ、なるほど(笑)。超マッチョが好きってわけでもなくて、なんだろう? 社会現象というか風俗として面白いけども。

(外山惠理)とっても嫌そうなの(笑)。なんかこう、眉間にシワを寄せたような顔で写真に写っていて。

(ピエール瀧)「なにこれ?」っていう。

(外山惠理)そう(笑)。もうちょっとトモ子さん、うれしそうな顔すればいいのにって思って。

(ピエール瀧)はー! マッチョカフェか。外山さん、興味あります? マッチョカフェは。

(外山惠理)うーん……あんまりね、実はそういう、偏見ですよ。マッチョな方たち、すいません。あの、鏡の前でなんかこう、やっていそうでしょう?

(ピエール瀧)ああ、やっているだろうね。

(外山惠理)ナルシストっていうのかな?

(ピエール瀧)ナルシスト。まあでも、自分の筋肉。上腕二頭筋がなんとかとか、大腿筋がとか。「おお、美しい。来たぜ!」っていう感じだから、そうなんじゃないかな?

(外山惠理)それは、いつ必要なのかな?って思うんですよ。その筋肉を、いつ使うんですか?

(ピエール瀧)鏡の前でいま自分で見ている、そのいま必要なんでしょう(笑)。

(外山惠理)(笑)。「いつ?」「いま!」っていう。

(ピエール瀧)使う用じゃないもん。あれって観賞用だろうからね。

(外山惠理)人に見せたり?

(ピエール瀧)人に見せたり……まあ、そうじゃない? やっぱりどんだけ美しく作れるか?っていう。盆栽みたいなもんじゃない?

(外山惠理)自らを?

(ピエール瀧)自らを、枝ぶりを整えていって。この張り、このツヤ、この筋張った感じとかっていう感じが良いんだろうから。

(外山惠理)なんでそれでああいう人たちってテカテカするんですか?

(ピエール瀧)(笑)。テカテカするのは……なんだろうね? ワセリンで光らせるのも、なんで光らせるのっていうことでしょう?

(外山惠理)あれかな? 彫刻のような照りをつけたいんですかね?

(ピエール瀧)やっぱさ、車を改造してさ。いろいろとウィングとかスポイラーとかつけたらさ、最後にワックス塗って光らせたい感じ、あるじゃないですか(笑)。

(外山惠理)自分でピカッてなりたいのかな?

(ピエール瀧)やっぱりテカテカしている方が躍動感があるんじゃない? やっぱ、グッていうやつ。あんまり興味なさそうですね。外山さんね。

(外山惠理)あ、うん……。力はまあ、ないよりはあった方がいいと思うんですけど。

(ピエール瀧)鑑賞としてのっていうか。

(外山惠理)まあ、いろいろと好みがありますから。

(ピエール瀧)だから水着のビキニの女の子のギュッと締まっているのを見て、こっちが「なんかいいね」って思う感じと同じなんじゃないですか?

(外山惠理)あ、キュッと締まっているお尻が好きなんですか?

(ピエール瀧)とか、そういうやつとか。

(外山惠理)ボテッてやつとかはダメなんですね?

(ピエール瀧)どういうことですか?

(外山惠理)お尻が。やっぱりキュッと締まっていた方がいい?

(ピエール瀧)安産型がいいかってことですか? 話、変わって来てますけど(笑)。

(外山惠理)(笑)

(ピエール瀧)えー、僕はどっちも好きです(笑)。

(外山惠理)(笑)

(ピエール瀧)問題はその子がエロいかどうかなんで。どっちも好きです。

(外山惠理)ああ、そういうことなんだ(笑)。

(ピエール瀧)マインドの話です。

(外山惠理)エロいかどうかなんですか。えー、男っていったい何なんでしょうか?(笑)。

<書き起こしおわり>

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