ピエール瀧 TBSラジオ『たまむすび』に再び大遅刻する

ピエール瀧 TBSラジオ『たまむすび』に再び大遅刻する たまむすび

ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』に大遅刻。番組冒頭から赤江珠緒さんが1人で放送を始め、瀧さんが到着するまでの時間を凌いでいました。

(赤江珠緒)午後1時になりました。いかがおすごしでしょうか?こんにちは。赤江珠緒です。木曜パートナーは・・・はい。ということでね、みなさんもうお気づきでしょうか?瀧氏が・・・瀧氏がいま、スタジオに向かっております。いま、スタジオに向かっている状態ということで、時間はもう無情にも1時を回りまして、放送が始まったわけでございます。

もう、瀧さーん!ということでね、畑山さんでも、歌うん田さんでもいいんですけども。私の前にいていただきたいところですが。いま、向かっているということですから、何時ぐらいの到着になるのかな?ということで、今日はですね、急遽私がですね、1人でお話するということになりました(笑)。

不思議ですね。いや、もうまもなく『たまむすび』、実は来週が木曜日、ちょうど1000回を迎えるということで。1000回記念ということで、今日のオープニングトークで実は来週1000回記念スペシャルというのをいろいろやろうということで。そういうお知らせなんかも盛り込みながら、お話したいなと思っていたんですけども。さすが『たまむすび』ですね。そう簡単には1000回を越えさせてくれないということで。私の前に、1000回の前に大きな試練がやってまいりまして。『1人でこの場をつなげ』と言われてしまいました。わかりました!やらせていただきます。

1人でこの場をつなげ

ということでリスナーのみなさんもね、今日はぜひメールなどでも、何かしらの形で参加していただいて(笑)。ご協力いただかないと。もういろいろなコーナーがですね、もう段取りやら何やら、すべていま吹っ飛んでいるという状態でございます。まあでも本当に『たまむすび』もすごいですよね。いま、995回か。本当に来週木曜日が1000回なんです。すごいですよ。ちゃんとそれに向けてポスターなんかも作ったということもありますし。いろいろと来週は記念日ということでやらせていただこうと思っているんですが。

今週はね、オープニングで話そうと思っていたのはね、やっぱり先週もちょっと話題になりました、他局ですけど、NHKで瀧さんが出演された『ファミリーヒストリー』。それが先週放送だったのかな?私も拝見しまして。金曜日かな?すごくね、良かったのよ。瀧さん自体はね、『いやいや、そんなドラマチックなことがなかったからね』なんて言っていたんですけど。いや、私、正直ね、泣けましたの。ちょっと(笑)。

泣いたんですよ。ちょっとウルッと来たんですよ。で、瀧さん偉いなと思って。自分の親御さんとかおじい様のことを調べていて。で、瀧さんのさ、お父さんとお母様が本当に実直という感じの方で。よくこんな真面目な方から、こんなね、995回の重要な『たまむすび』の放送を遅刻するような人が生まれたなというぐらい、本当にきっちりされた方でですね。もう一生懸命、家族のために働いてっていう。真面目に真面目に生活されてきたっていうお二人で・・・

(中略)

(赤江珠緒)いや、なんか私、不覚にも泣いていたんですけども。瀧さんはさ、ぜんぜん泣いてなくてさ。オンエアー上で。で、『ええっ!?なんで泣かないの?この状況で』と思っていたから、今日ね、聞こうと思っていたんです。瀧さんに。『あれはぜったいに、心の中では泣いてましたよね?』と。で、『きっとそこは男の子だね、テレビの前で泣くなんていうのはやっぱりね、恥ずかしいっていうのもあって、こらえてらっしゃったんでしょうね?』と思って。まあまあでも、みなまで言わなくても、4年も一緒にやってきた赤江はわかりますよと思って。

今日はちょっとね、そのあたりの心の琴線に触れるような話をして、『泣いていたんでしょう?』って聞きたかったんですけども。それどころか、現れずですよ!(笑)。雪のように消えたオラフ(笑)。どこへ行ったんだ?目の前にいないんですけど。あっ?いま、一生懸命TBSの方に向かっているという情報は来ていたんですが。なんですか?いま、電話がつながった?タクシーで向かっている?(笑)。タクシーで向かっている瀧さんとお電話がつながったようなので、ちょっとつないでみましょうか。もしもーし、瀧さーん!?

遅刻のピエール瀧と生電話

(ピエール瀧)安心してください。泣きませんよ。

(赤江珠緒)(爆笑)。あんた、いまどこにいらっしゃるんですか?

(ピエール瀧)いまですね、タクシーを拾うために、住宅街を歩いています。

(赤江珠緒)まだ乗ってないんかい!?(笑)。まだ乗車もしてないんかい!

(ピエール瀧)この後、(『ファミリーヒストリー』で紹介されたピエール瀧の祖父が描いた)虎の絵を見に行かなくちゃいけないんで。3時半過ぎちゃうと思うんですよね。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)この感じだと。

(赤江珠緒)いいよ!見に行かなくていいよ!お父様が見たらそれでいい(笑)。

(ピエール瀧)これから静岡に行かなくちゃいけないんで(笑)。

(赤江珠緒)本当ですよ。えっ、まだ?

(ピエール瀧)すいません。赤江さん。あのね、起きたら、12時58分だったんですよ。

(赤江珠緒)(爆笑)。ちょっと待って?2分前!2分前!

(ピエール瀧)そんなことって、あります?

(赤江珠緒)いや、そんなことって・・・いや、すごいね

(ピエール瀧)地球って、ちょっと自転早まりました?昨日。

(赤江珠緒)(笑)。いや、異常気象とはいえね、そんな自転が早まるようなこと、ないですから。すごいね。えっ?じゃあ私と悠里さんが掛け合いしているぐらいには、まだお布団にいらっしゃったのかしら?

(ピエール瀧)そうなんですよ(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)『アハハ』じゃないんですけど(笑)。

(赤江珠緒)すっごいね!

(ピエール瀧)あ、来た来た、タクシー。あっ、つかまえられちゃったー!

(赤江珠緒)えっ?乗られちゃったの?(笑)。

(ピエール瀧)いや、それでね、それですぐに出ようと思ったら、まあこの事態に、遅刻した僕も悪いんですけど、一瞬味をしめた『たまむすび』スタッフがですね、『電話をつなぐので、お前、いつも車だけどタクシーで来い』と。

(赤江珠緒)あ、運転されてるとちょっとつなげないですもんね。

(ピエール瀧)で、それで、僕、58分に起きて、1時2分には出れたんですよ。家を。

(赤江珠緒)(笑)。4分で?すごいね(笑)。5分以内に出れるのね。

(ピエール瀧)出れたんですけど、あの、ベラベラ喋りながら住宅街を行くことになりじゃないですか。あっ、来た!なるじゃないですか。なので、それは・・・と思って家で待ってたんですけど。『オープニングトーク、長えな!』と思って。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)ちょっと待ってね。こんにちは、運転手さん。お願いします。ええと、TBSまでお願いします。

(赤江珠緒)(笑)。すごいね、いま同時進行で3つぐらいのことをやっているからね。瀧さんは。タクシーを止めて、放送上のしゃべりをし、そして私の放送を聞き・・・

(ピエール瀧)あ、そうですか。TBS、行ったことないですか?わかりました。じゃあ、真っ直ぐ行ってください。赤江さん、なんとですね、いまタクシーをつかまえて、タクシーに乗せていただいたんですけども。タクシーの運転手さんがTBSをご存知ないと。

(赤江珠緒)(笑)。ほ、本当?ええっ?結構わかると思うんですけど。

(ピエール瀧)新人の方なんですって。よろしくお願いしますね。すいません。運転手さん、恐ろしいこと言っていいですか?いま僕、電話で話しているじゃないですか。この電話の向こうって、いまTBSラジオの生放送中なんです。

(赤江珠緒)(爆笑)

(ピエール瀧)(笑)。ねえ。行きましょう。運転手さん、僕ね、本当は1時にTBSにいなくちゃいけないんです。寝坊しまして。いま、これからTBSに向かうんですけども。道中、電話で話していていいですか?赤江さん、いいですって!

(赤江珠緒)あ、いいですって?よかった(笑)。

(ピエール瀧)どうぞ、話してくださいと。運転手さんが。

(赤江珠緒)そうですね。やっぱりそうしないと、妙に滑舌よくなんかパキパキ喋る人だなと思われるかもしれないですもんね。

(ピエール瀧)ええとですね、桑田さんですね。ドライバーさんは。ありがとうございます。桑田さん。

(赤江珠緒)桑田さん、すいません。じゃあもう、安全運転で。できる範囲で(笑)。

(ピエール瀧)あ、桑田さん、ナビ入れなくていいです。僕、言いますから。

(赤江珠緒)早急に送っていただければと思いますけども(笑)。

(ピエール瀧)(笑)。赤江さん、ごめんなさいね。いま、向かっています。

(赤江珠緒)そうですね。わかりました。じゃあまあ、そんな感じで。ちょっとはね、起きた時に慌てたりとか、グワーッとなったんですか?瀧さんも。

(ピエール瀧)あのね、もうね、起きた時が58分だと、慌てないね。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)『おやおや?おいですった!』と思いましたもん。

(赤江珠緒)なるほどね。まあまあまあ、いいですよ。わかりました。よかった。でも、来週じゃなくて。来週、瀧さんさ、うちの『たまむすび』が1000回記念のスペシャルだったんですよ。

(ピエール瀧)あ、木曜日?

(赤江珠緒)そう。木曜日。

(ピエール瀧)木曜日、1000回目?あらららら、本当!?

(赤江珠緒)だから、よかった。まあ、プレで。プレ木曜日で(笑)。

(ピエール瀧)(笑)。そうですね。そしていま、寝起きで、飛び起きて、家でその赤江さんのオープニングトーク、最初3、4分聞いていたんですよ。で、『これ、埒が明かねえ。待っていたら、どんどん遅れるばかりじゃん?』と思って。で、途中で家を出てタクシーに乗ったのはいいんですけど、寝起きでタクシーに乗ってますから、口がびっくりするぐらいパサッパサなんですよ。いま。

(赤江珠緒)(笑)。いいよ!それは別に(笑)。

(ピエール瀧)途中でお茶は買わない方がいいよね?

(赤江珠緒)もうあの、TBSで用意しとくから!(笑)。

(ピエール瀧)ああ、本当に?ありがとうございます。

(赤江珠緒)そんな、いろいろ寄り道するんじゃないわよ!(笑)。真っ直ぐ向かいなさいよ。

(ピエール瀧)本当に?これをきっかけに、なんかちょっと・・・

(赤江珠緒)ああ、なんかちょっと買っておいてほしいものがあるとか?

(ピエール瀧)そうそうそう。なんか、買っていきましょうか?

(赤江珠緒)そんなお使いはいいわよ!

(ピエール瀧)いらない?

(赤江珠緒)いらないから。真っ直ぐ向かいなさいよ!(笑)。

(ピエール瀧)あ、なるほど。わかりました。じゃあですね、法定速度を守りながら、生放送を楽しみながら、TBSに向かいたいと思います。

(赤江珠緒)はい。わかりました。じゃあ桑田さん、よろしくお願いします。

(ピエール瀧)伝えます。(電話を切る)。

(赤江珠緒)はい。いやー、ということでね、住宅街をプラプラ電話をしながら歩いているなんて。ただの散歩じゃんみたいな風にね、見れる状態だったんですね。いやー、でもまさかの12時58分か。記録更新でしたね。そっかそっか。

(中略)

(赤江珠緒)さあ、そして今日のメッセージテーマですが・・・はい。私がやりましょう。今日のテーマはこちら。『しょうがないから、1人でやりました』と。やりましたとさ。はい。今日はまさにそうですね。でも、私たちスタッフも実はね、10分前ぐらいまで気づいてなかったのね(笑)。10分前ぐらいに、『あれっ、そういえば瀧さん、来てないけど大丈夫?』みたいになって(笑)。

迂闊ですねー、『たまむすび』スタッフって。だから、本当だったらもっと早く起こせる術もあったってことよね?(笑)。10分前ぐらいまで、ウダウダしゃべっている場合じゃなかったんだよね。まあまあまあ、いいでしょう。

(中略)

※1時40分ごろ、『ニュースたまむすB』コーナーが始まる

(赤江珠緒)こんにちは。キャスターの赤江珠緒です。A級キャスター赤江が・・・

(ピエール瀧)(ガタッ!)こんにちは!ピエール瀧です!

(赤江珠緒)(笑)。ちょっと、ちょっと来た!うわーっ!

(ピエール瀧)おはようございます。ピエール瀧です!

ピエール瀧 到着

(赤江珠緒)ちょ、ちょっと(笑)。瀧さん、たしかに寝癖なのかしら?なんか頭の上の毛が、豆から芽が出たみたいにポッとなってますけども(笑)。

(ピエール瀧)あ、やっぱし?今日、あったかいですもんね!

(赤江珠緒)芽が出てるよ(笑)。

(ピエール瀧)いやー、あっ!みんな、おはよう!

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)へー、生放送ってこうやってやってるんだ。えー、リスナーのみなさん、おはようございます。ピエール瀧です!お待たせいたしました。

(赤江珠緒)もう、2時を迎えようとしていますけども。いやいや、来ていただきました。じゃあ、行きましょうか。『ニュースたまむすB』ということでね。はい。じゃあちょっと、口も湿らせていただいて(笑)。

(ピエール瀧)(ゴクゴクッ)。あっ、すっげー・・・厚さ2ミリぐらいの膜がずーっと口の中に張っていたんですよ。

(赤江珠緒)(爆笑)。よかったよかった。カラッカラでしたもんね。では、ニュースをお伝えします。

(中略)

(赤江珠緒)TBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』。木曜日はピエール瀧さんとお送りしています。さあ、今日のメッセージテーマは『しょうがないから1人でやりました』ということで。

(ピエール瀧)あ、そういうテーマなんですね?(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。そうですよ。はい。これでいただいておりまして。(メールを読む)『珠ちゃん、遅刻おじさん、こんにちは』と。

(ピエール瀧)こんにちは!

(赤江珠緒)(笑)。堂々としてるなー!

(ピエール瀧)声も遅れて出した方がいいですか?

(赤江珠緒)(笑)。いいですよ!普通にしてください。

(ピエール瀧)あれ?・・・声が・・・遅れて・・・聞こえるよ・・・(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(中略)

(ピエール瀧)ほら、赤江さん。これが桑田さんです。

(赤江珠緒)(笑)。あ、ちょっと!タクシーの運転手さんの写真が(笑)。

(ピエール瀧)はい(笑)。桑田さんね、前職の食品会社から職をお変えなさって。本日、タクシー業務3日目なんですって!

(赤江珠緒)(笑)。すごいね!

(ピエール瀧)がんばってください!っていう。

(赤江珠緒)満面の笑みで。送ってくださる時の写真を。

(ピエール瀧)来る途中、桑田さんに取材したんですけども。『3日目です。そして、TBSのことは二度と忘れないでしょう』と。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)もう、これで覚えて。

(赤江珠緒)たしかに、そうでしょうね(笑)。

(ピエール瀧)そして、これから先ね・・・44才の方なんです。転職3日目で。『これから先、2020年の東京オリンピックが楽しみです』と。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)そして赤江さんに向けてのメッセージは『がんばってください』だそうです。

(赤江珠緒)ありがとうございます。桑田さん(笑)。

(中略)

(ピエール瀧)ごめんなさい。さっきね、桑田さんから赤江さんへのメッセージ、もうひとつありました。

(赤江珠緒)なになに?

(ピエール瀧)『日の丸交通をよろしくお願いします』って。

(赤江珠緒)(笑)。知らんがな!そうですか、わかりました(笑)。いや、でもお世話になりましたからね。桑田さんには本当に。ありがとうございます。

(ピエール瀧)ということで、申し訳ございませんでしたということで。

<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/35774

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