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町山智浩 映画『この世界の片隅に』を絶賛する

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町山智浩さんがAbemaTV『AbemaPrime』に出演。番組の最後におすすめ映画として、のん(能年玲奈)さんが声で主演をつとめた映画『この世界の片隅に』を紹介していました。


(町山智浩)今回ね、いちばんおすすめの映画を紹介します。『この世界の片隅に』というアニメーションですが。これはこうの史代さん原作の漫画の映画化なんですが。第二次大戦中の軍港、広島県呉を舞台に、そこに広島からお嫁に行ったすずさんという女の子の体験する戦争の物語なんですよ。で、これが素晴らしい映画ですね。これはすごいですね。本当に。これね、すずさんの声を主演しているのは能年玲奈ちゃんなんですけど。『あまちゃん』の。で、本当にあのね、ポケーッとした感じのふんわかした感じがすずさんのキャラクターとピッタリ合って。

(村本大輔)ええ。

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いちばんおすすめの映画

(町山智浩)ほんわかした女の子が戦争の中で押しつぶされていくという悲劇なんですが。この戦闘シーンとかもものすごいリアルなんですよ。これ、アニメーション監督の方が、それまでそういう戦争ものとか銃撃戦ものとかも監督されていた方なんですけども。そういうリアリティーもすごくて。あと、戦時中の中での生活の仕方をものすごく楽しそうに描いていて。悲惨な感じには、なっていないんですよ。

(村本大輔)へー!

(町山智浩)で、とにかく戦争の中でも楽しく生きようとする女の子が、どんどん戦争に押しつぶされていくという話なんですが、これはすごかったですよ。はい。

(村本大輔)もうすぐ?

(町山智浩)もうすぐ公開ですね。11月12日公開ですけども。ぜひ、ご覧になっていただきたいと。説得力ないですね。これ(ハロウィンのコスプレ)で言うとね(笑)。

(村本大輔)僕ね、これ思うんですけど。映画っていうのは、たとえば日本が戦争に向かっているとして、映画っていうのはそれを止めること、できるんですかね? よく、「戦争が怖い」っていう映画をやったりするじゃないですか。映画っていうのは、どのぐらいの効力があるのか……?

(町山智浩)戦争に向かわせたい映画は結構あるんですよ(笑)。

(村本大輔)あっ、そうなんですか。

(町山智浩)そうなんですよ。映画に戦争に。『カサブランカ』という映画とかもそうですし、チャップリンの『独裁者』とか。両方とも、アメリカが第二次世界大戦に参加するかどうかで悩んでいる時に出てきた映画なんですね。で、チャップリンの『独裁者』は「ドイツが悪いことしているんだから、戦争に行け!」っていう内容ですよ。「アメリカはユダヤ人を助けるべきだ」っていう。

(村本大輔)あ、そうなんですか。戦争ね、なんかいま、多いじゃないですか。そういうのね。

(堀潤)この間、でも日中ジャーナリスト協会っていう、中国人のジャーナリストの方と、まさにその「メディアは戦争を止められるか?」っていう話になって。「始まった戦争は絶対に止められない。始まる前にしか、私たちは力を発揮できないから、いまがんばろう」っていう話を確認しあいましたね。

(村本大輔)なるほど。いっぱい、デモとかもいいですけどもね。なんか、映画を見てみんなが1個1個ね、考えればいいですよね。映画はね、みんな大衆のもんですからね。

(町山智浩)でも、楽しい映画なんですよ。これは、すごく。

(村本大輔)ああ、そうなんですか?

(町山智浩)もう、戦争の中でも、楽しさを探す話なんです。

(村本大輔)へー。最後、嫌な気持ちにならないですか?

(町山智浩)本当に最後、ホッとしますから。

<書き起こしおわり>
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