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松尾潔 De La Soul『Pain ft. Snoop Dogg』を語る

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松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』でデ・ラ・ソウルの新作アルバム『and the Anonymous Nobody…』から『Pain ft. Snoop Dogg』を紹介していました。

(松尾潔)続きましては、この番組にしてはちょっと珍しいかもしれませんね。まあ、ラップナンバーと言って差し支えないんじゃないでしょうか。デ・ラ・ソウル feat. スヌープ・ドッグ(De La Soul feat. Snoop Dogg)で『Pain』でございました。

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De La Soul『Pain ft. Snoop Dogg』



これはデ・ラ・ソウルの12年ぶりのアルバム『and the Anonymous Nobody…』に収録されています。


and the Anonymous Nobody…

これは、ちょっと面白い作り方をしたそうで。まずは数千万単位でクラウドファンディングデ・ラ・ソウルが制作費を集めまして。で、そのお金をもとに、あとサンプリング問題でデ・ラ・ソウルっていままで何度も裁判に巻き込まれたりしていますから、そういうのを未然に防ごうということで、まず潤沢な制作費の中から、いろんなミュージシャンを呼んで生演奏をやって。その生演奏の素材を元にサンプリングを……もちろんそれはあらかじめ権利をクリアしているわけですから。

それを元に、音を再構築して。で、新譜という形で世に出すという。もう本当にヒップホップというものが世の中に出てきて、メジャーシーンでももう40年近くたっていますけども。その中で、ついにここまでの方法論にたどり着いたと。まあその、たどり着いた先の音楽にもはやスリルはあるのか? 難しいところです。これは難しいところです。これはやっぱりね、大衆音楽の成り立ちっていうのを考えるとね、どうなんだろう? ただ、良質な音楽であることは間違いなくて。もうBGMとしても機能しうる音楽としては、これは最高じゃないでしょうかね。まあ、メッセージも含めて、「辛いことが自分をより良き自分へ導いてくれるんだよ」とかね、そういう内容でした。

まあ、デ・ラ・ソウルは元から、いわゆるギャングスター的な内容ではなくて、ユーモアですとか諧謔ですとか、そういったところで知られていた人たちなんで。いまやっていることは真っ当な気もしますね。一周してね。デ・ラ・ソウル feat. スヌープ・ドッグ『Pain』でございました。

<書き起こしおわり>

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