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SKY-HI 日高光啓 新曲『F-3』を語る

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ラッパーのSKY-HI(日高光啓)さんがblock.fm『INSIDE OUT』に出演。最新シングル『Seaside Bound』のカップリング曲『F-3』について話していました。


(渡辺志保)で、今日はですね、INSIDE OUT的には、何やらカップリングの『F-3』にね、ちょっといろいろ突っ込んでおうかがいしたいなと思っていて。


(SKY-HI)お願いしやす。

(渡辺志保)これ、結構私の聞いて意外だったんですけど、ビートを手がけているのはまず、あの・・・

(SKY-HI)DJ WATARAI。

(渡辺志保)おおー、素晴らしいですね。

(Mummy-D)これ?いまかかっているやつ?

(SKY-HI)これ、そうっす。

(Mummy-D)このベースライン、これ、ヤバいじゃん!(笑)。

(渡辺志保)Dさんからも、ヤバいお墨付き、いただきましたけども。

(Mummy-D)いや俺ね、この前ね、日高の番組に出ていて、こっちが『とにかく聞いてくれ』っていう。

(渡辺志保)ああ、そうなんだ。日高くん的にも、こうヒップホップ畑の方には・・・っていう感じですか?

(SKY-HI)いやー、Dさんにこれ聞いてほしいなあと思っているところは、たしかにあります。

(Mummy-D)こんな曲をやっちゃってるんですね。

(SKY-HI)こんな曲をやっちゃってまして(笑)。

(渡辺志保)ニヤニヤという感じですけども。まあ結構ね、このサウンドというか、インストを聞いていただいても、みなさん思われるかもしれないけど。結構ね、90年代のヒップホップサウンドみたいなものを、しかもワタライさんのビートでね、日高くんがラップしているというところなんですけども。結構、その90年代っぽさみたいなところはこだわったところでもあります?

(SKY-HI)そうっすね。なんだろう?サウンドからっていうのもそうなんだけど、それ以上に『Seaside Bound』を作りながら、『これは照らし合わせるもう1曲は、なんか確固たるメッセージ。ちゃんと強いメッセージが必要だな。それをやる曲が必要だな』と思った時に、やっぱり合うサウンドはいわゆるネオ90’sっていうか。

(渡辺志保)はい。

(SKY-HI)モロ90’sの空気感なんだけど、ちゃんと2015年の音楽っていう。あの流れだったら俺は、たぶんいま持っているメッセージを吐き出せると思ったから。

(渡辺志保)なるほどね。だからひとつ、まあメッセージ性っていうのもね、この曲のキーポイントになっていると思うんですけど。まずその『F-3』というタイトル、なんだろう?って思ったんですよね。

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『F-3』に込められたメッセージ

(SKY-HI)はいはい。あ、これね。でもね、『「F-3」っていうタイトルは何か?』っていうのをすごい聞かれて。で、メルマガで、『語るのも野暮だからググッてくれたらいい』って言ったらググッてくれる人が現れて。で、『F-3って調べたら、こういうのが出てきた。ひょっとしてこの曲はこういうことを歌っているんじゃないのか?』とか。

(渡辺志保)ああー、はい。

(SKY-HI)『っていうことは、このラインって実はこれとのダブルミーニングじゃないか?』みたいなのが、Twitter上でハッシュタグつけて話してくれるファンの人がすごいたくさんいて。あのムーブメント、すごいうれしかったですね。

(渡辺志保)じゃあ結構もうファンの方が自発的に日高さんのリリックを深読みしあうみたいな?

(SKY-HI)そうなんですよね。それがすごいうれしかったです。もちろん、普段からヒップホップを聞いている人とかは、そういう精神って根付いている人、多かったんすけど。その、面白かったのが、ありがたいことにいろんなファンの方がいらっしゃるから。そういうなんか、おじさん方が『こういう意味で、こうなんだ』とか『これってひょっとして、あいつをディスってんじゃねーか?』とかいうのが・・・(笑)。


(渡辺志保)ああー、はいはいはい。まあ、ありがち。ありがち(笑)。

(Mummy-D)えっ、そんなディスってんの!?

(SKY-HI)いやいや、ディスってないっす(笑)。

(Mummy-D)やめなよー!

(SKY-HI)ほら、台本落ちちゃった(笑)。

(Mummy-D)そういうね、ネガティブなパワーはいけないよー!

(SKY-HI)ディスってない、ディスってない(笑)。

(渡辺志保)ディスってないんだけどね(笑)。

(Mummy-D)ディスってない?

(SKY-HI)で、その流れで普通の中学生ぐらいの女の子とかが、『歌詞に意味がある歌を初めて聞きました』って。

(Mummy-D)ちょっと待てよ(笑)。ちょっと待ってくださいよ。

(SKY-HI)(笑)

(Mummy-D)それは喜んでいいことなんですかね?(笑)。

(SKY-HI)でも、ほら。中学生ぐらいの女の子で、それまで意識して音楽を聞いてなかったっていう子もいるんだなと思って。

(渡辺志保)恋愛ソングとかね、そういうのとはまた違う意味合いの、そういうミーニング?わかんないけど。

(Mummy-D)ああ、なるほどね。

(渡辺志保)あるかも。それはちょっとハッとさせるものが、そういうリスナーの中にもね、あるかもしれない。

(SKY-HI)でも本当、もともとの目的っていうのが、こうするべきだとかああするべきだっていうよりも、無意識への警鐘とか、見ているのか、見てないのか?とか。見させられているのか、見ようとしていないのか?とか。そういうところの意識をすることへの啓蒙・・・啓蒙っつーっとちょっとあれなんだけど。テンションの向けた曲だったから。そういう風に、全年代がそれぞれの感じ方で自分のリリックを読み解いてくれたりしたのはすごいうれしかったっすね。

(渡辺志保)なるほど。今回、日高くんがなぜ、じゃあこういう『F-3』みたいな曲をね、作るきっかけになったインスピレーションとか、そういったところもまた、後で聞いていきたいなという風に思うんですけど。『F-3』結構ね、ミュージックビデオもめちゃめちゃカメオ出演がね、豪華なことに。

(SKY-HI)(笑)。本当にそうなんですよ。

(Mummy-D)えっ、それもう見れんの?

(SKY-HI)見れます。見れます。

(Mummy-D)マジで?

(渡辺志保)ぜひ、YouTubeで。後でじゃあDさん、ググッてみて。

(Mummy-D)あ、この前言っていたやつだ。

(SKY-HI)それっす。それっす。

(Mummy-D)あれだー!

(渡辺志保)(笑)。言ってたんじゃーん!

(Mummy-D)知ってるよー。聞いてる、聞いてる。

(渡辺志保)はい。というわけでじゃあ、ここでその話題のですね・・・

(Mummy-D)バズってる、バズってる!

(SKY-HI)(笑)

(渡辺志保)ありがとうございます(笑)。じゃあここで、SKY-HIさんの方から新曲のね、ご紹介をいただけますでしょうか?

(SKY-HI)じゃあ聞いてください。DJ WATARAIビーツ。俺の新曲SKY-HIで『F-3』。



(渡辺志保)はい。いまお送りしましたのはSKY-HIさんの話題の新曲のカップリングですね。Twitterをバスらせている『F-3』。

(SKY-HI)ありがとうございます。

(Mummy-D)ヤバいです。マジ、ヤバいです。

(渡辺志保)Twitterもね、『F-3』のハッシュタグ、ご紹介してくださっている方もいらっしゃいまして。『#F_3』ですかね。これをたどれば、みなさんの『F-3』に対する解釈なんかが。

(SKY-HI)なんかトゥギャったりすればよかったっす。俺、やったことないけど(笑)。

(渡辺志保)トゥギャったりしてくれる方、いらっしゃるかもしれないけどね。すぐ目の前にね・・・

(SKY-HI)(笑)

(渡辺志保)でもね、すっごいTwitter、たくさん曲、バズってますね。今回ね、SKY-HIさんをお迎えするに当たりまして、このさ、『F-3』って結構SKY-HI史上においてもちょっと特殊な曲なんじゃないかな?と思うんですけど。そんな『F-3』を作るインスピレーションになったUSのヒップホップチューンとかあれば、聞きたいなと思って。で、事前にちょっとアンケートを取らせていただいたんですけども。俺がインスピレーションを受けたのはこの曲だ!というのがあれば、お教え願えますでしょうか?

『F-3』制作でインスピレーションを受けた曲

(SKY-HI)いいんすか?ええとね、どういうリアクションをもらえるかわかんないんですけど。1989年にさかのぼって、P.E。パブリック・エネミー(Public Enemy)の『Fight The Power』。



(Mummy-D)えええええーっ!?

(SKY-HI)Dさん(笑)。

(渡辺志保)フェイシングのリアクションも、ありがとうございます(笑)。

(Mummy-D)顔は伝わらないんですねー。すいません。

(渡辺志保)いやいや(笑)。でも、結構意外じゃないですか?日高くん・・・ちなみに89年って生まれて?

(SKY-HI)ええと、3才っすね。

(渡辺志保)3才!?

(SKY-HI)生まれてはいますよ。

(渡辺志保)ですって。みなさん。はい。

(Mummy-D)勘弁してくださいよー。結成の年ですよ。結成の。

(SKY-HI・渡辺)(笑)

(渡辺志保)ライムスター結成の年、3才(笑)。

(Mummy-D)恥ずかしいですよ!

(SKY-HI)いやいやいや(笑)。

(Mummy-D)なんで恥かかされなきゃ行けないの?

(渡辺志保)いまね、Mummy-Dさんがこうね、お顔を赤らめていらっしゃいますけども。でもね、こうやってなんて言うんですか?過去のクラシックチューンをただ聞くだけじゃなくて、ちゃんとそういうのにインスピレーションを受けて、自分の作品に落としこむってなかなかできそうでできないことなんじゃないかな?っておばちゃん、思っちゃうんですけど。

(SKY-HI)いや、これ流れがあって。っていうか最近のネオ90’sブームもそうですけど。

(渡辺志保)まあ、Joey Bada$$とか流行っているし。



(SKY-HI)Joey Bada$$とかケンドリックの新しいのとか、すごい好きなんだけど。で、ほら。それこそINSIDE OUTでケンドリックのアルバムの特集とかをやってくれていたり。

(渡辺志保)そうね。AKLOさんがね、解説していただきましたけども。

AKLO アルバム解説 Kendrick Lamar『To Pimp A Butterfly』
ラッパーのAKLOさんがblock.fm『Inside Out』でケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の話題のアルバム『To Pimp A Butterfly』を解...

(SKY-HI)で、これはヤバい!と思って。

(渡辺志保)あ、そのムーブメント自体が?

(SKY-HI)ムーブメント自体が。なんかもっと知りたいなと思って。で、知った結果が、ヤナタケさんに紹介してもらったムービーの『ドゥ・ザ・ライト・シング』。


(渡辺志保)『ドゥ・ザ・ライト・シング』。あ、ヤナタケさんが日高くんにおすすめしたんだ。

(SKY-HI)で、ほら。LOVEとかHATEとかっていうデザインの靴とかを作っていたから。

(渡辺志保)あ、日高くん自身がね。

(SKY-HI)うん。なんか『ドゥ・ザ・ライト・シング』はちゃんと見なきゃいけないっていう意識だけあった状態だったんですけど。今年、やっと見て。だから『Fight The Power』選曲してるっていうか。『ドゥ・ザ・ライト・シング』を見た時に、改めてその、自分が持っていた、芯の部分のアウトプットの仕方が見つかった気が下から。

(渡辺志保)ああー、なるほど。あま、『ドゥ・ザ・ライト・シング』ってスパイク・リー監督が結構、まあニューヨークが抱える人種問題とかね、そういうところにズバズバズバッと切り込んだ映画ですけども。同じく、その映画の中でもLOVEとHATEって書いてあるリングをね、つけて。それがある種、作品のメッセージにもなっていて。かつ、この『Fight The Power』がオープニングでも使われているんですけども。

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(SKY-HI)そうですね。

(渡辺志保)それにインスピレーションを受けちゃったと。

(SKY-HI)そう。ずーっと思っていたなんか、『F-3』のリリックの中で、『人が使う「正義」はトランプ 裏表隠し押し付けるジョーカー』みたいなラインがあるんだけど。そう。いいとか悪いとか、正しいとか正しくないとかって、本当、話を逆にしたら全く逆で通じるっていうか。すごいデリケートなことだと思うんだけど。なんか、うーん。そういうもののアウトプットの仕方をね、『ドゥ・ザ・ライト・シング』からやっぱりインスピレーションを受けた気がします。

(渡辺志保)おおー。

(SKY-HI)だからあの、いままで意図的に書いてなかった、ちょっとプロテスタントな内容とか、ちょっとポリティカルな内容とかが書ける。っつーか、書くのが怖くなくなったっていうとちょっと語弊があるかな?書きたい。これ、書きてーな!ってなったところまで押し上げてくれた感じがします。

(渡辺志保)なるほど。

(Mummy-D)いや、でも伝わって来るよね。なんかビートの上から。『あれっ?今回はなんか日高、本気モード!?』って。『好きなことを言いまくっているっぽいぞ?』っていう。まださ、俺、1回しか聞いてないからあれだけど。そういうのって、音でもう、グイグイ来るものだから。

(SKY-HI)いや、うれしい。

(Mummy-D)そういう圧を感じましたね。

(渡辺志保)圧を感じましたか。

(Mummy-D)感じました。

(SKY-HI)ヤバい。うれしい。

(渡辺志保)でもそういう、アーティストとしてね、ひとつ壁が取り払われたっていう感じがするんですかね?

(SKY-HI)いまはだから、マインドがすごいフリーです。

(渡辺志保)ああ、なるほど。じゃあこれからも、なんでも来い!なんでも書いてやるぜ!みたいな?

(SKY-HI)作りたいのがどんどん増えていくんすね。それこそ、『Seaside Bound』。表題の、はラブソングで作っているんだけど、そういうのを作れば作るほど、『F-3』みたいな曲を書く意欲もわくし。で、『F-3』みたいな曲を書いたら、次は自分をどうやって届けようか?とか、ライブはどうやったらもっとエンターテインできるか?とか。いまね、頭の宇宙はすっごい広がっているから。曲書きたくてしょうがないみたいな(笑)。

(渡辺志保)おおー!より、さっきもね、『もっといい環境になりました』みたいにおっしゃっていたけど。より、じゃあマインドがクリアになっていって。

(SKY-HI)本当、ひょっとしたら環境のおかげっていうのがスタートかもしれないです。そこが整ったから、全てが上手く行っているのかもしれない。

(渡辺志保)アーティストとしてはね、本当、最高にハッピーなことだと思うし。


(SKY-HI)いま、本当にハッピーですね。

(渡辺志保)なるほど。ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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