町山智浩が語る 映画『ネイバーズ』とカリフォルニア銃乱射事件

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映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』で、アメリカ・カリフォルニア州で起きた銃乱射事件との関連性が話題の映画『ネイバーズ』について解説をしていました。


(赤江珠緒)さあ、それでは今日の本題をお願いいたします。

(町山智浩)はい。今日はですね、『ネイバーズ(NEIGHBORS)』っていう映画なんですけど。ネイバーズだから、『隣人たち』。『お隣さんたち』っていう映画です。これね、アメリカでこの間、先週の金曜日に起こった無差別銃撃事件の原因だと言われちゃっている映画なんですよ。先週、ほら、AKBの女の子がノコギリで襲われた事件がありましたけど。あれも誰でもよかったみたいな。で、やった人が悲惨な青春をおくっていたみたいですけど。アメリカでも、それとほとんど同じ。1日前か2日前なんですよ。起こったの。だからすごい近いんでびっくりしましたけど。

(赤江・山里)はい。

(町山智浩)カリフォルニアのサンタバーバラっていう大学がある町でですね、車を飛ばしながら学生が集まっているところに突っ込んでいって、銃を乱射してですね。1人の男が。まあ、22才か23才の男なんですけども。で、13人ケガをさせて、6人殺してですね。で、警官と撃ち合いになって、車の中で自殺したんですけどね。で、その犯人はエリオット・ロジャーっていう22才の、地元のコミュニティーカレッジっていう誰でも入れる短大があって、そこの学生だったんですけども。で、殺された子はみんなそこの、結構いい学校の、UCサンタバーバラの学生たちなんですよ。

(赤江・山里)うん。

(町山智浩)で、やった理由に関してですね、はっきりと声明文が残っているんですね。『いま、僕は22才だけども、童貞である。キスすらしたことがない。自分を拒絶してきた女を憎んでいる。だから罰してやる。処罰してやる』って言ってるんですよ。

(山里亮太)勝手なことを・・・

(赤江珠緒)ちょっとあまりの理由に言葉がなくなりますね。

(町山智浩)で、もう声明文が140ページ近い声明文が残っていて。それが読めるんですけど。ネットで。読むともう、むちゃくちゃ書いてあって。要するに自分がモテないのは金がないからだと。でも彼、BMWでつっこんでるんですよ。

(山里亮太)なんか、いいとこの子なんですよね?

(町山智浩)いいとこの子なんですよ。あの、『ハンガーゲーム』っていう大ヒットした映画の助監督がお父さんなんですよね。で、BMWに乗っていて、かけているサングラスがまた、アルマーニだったりするんですよ。で、それを自慢してたりするんですけど、でもお金が足りないと。で、なんか離婚してお母さんに引き取られてるんですけど。自分がモテないのはお金がないからだと。BMWに乗っているくせにね。で、『ウチのお袋は金持ちと再婚しなかった。なんて自分勝手なんだ!』って言ってるんですよ。

(山里亮太)いや、自分を棚に上げて・・・

(町山智浩)どっちが自分勝手やねん!っていうね。ただね、彼、写真を見るとそんなにブサイクじゃないんですよね。見ると。ぜんぜん悪くないんですよ。だから、やっぱりこじらせたんですね。見た目と関係ないんだけど、わかんなくなっちゃったんだと思うんですよね。

(赤江珠緒)もうね、動機の言っている内容がですよ、性根が悪すぎるな。

(山里亮太)そうなのよ。

(町山智浩)すごいでしょ?

(山里亮太)これがモテない理由なんですけどね。

(町山智浩)まあ声明文を読むといろいろ悲しいところもあって。その、いじめられたらしいんですよ。体がちっちゃくて。15才の時に。で、自分をいじめてたスポーツマンみたいな、要するにケンカが強くて体が大きいやつがモテてると。で、女の子たちは彼がいじめをしてるのに、ぜんぜん平気でその男の子と付き合っていると。

(赤江・山里)ああ、なるほど。

(町山智浩)それを見て、『あ、女っていうのはこういうもんだ』って、それから女を憎むようになったって書いてるんですよね。それはね、女の子も悪いですけどね(笑)。だけど殺すことはないですけど。

(赤江珠緒)同情する余地があるのかもしれないけど。これ、でもやった犯行内容がね。

(町山智浩)犯行内容がデタラメで。しかも、いちばん最初に3人の、中国系の学生を殺してるんですけども。その子たちは真面目なオタクのコンピューター学生で。彼女とかいないタイプなんですよ。で、あんまり見た目もよくなくて。したら、そういう人たちを憎んでいるんですね。憎んでいるんじゃなくて、軽蔑してるんです。この犯人は。『こんなブサイクでモテないキモメンたちと一緒にされるのは嫌だ!こいつらから殺す』って言ってるんですよ。

(赤江珠緒)もうめちゃくちゃ。支離滅裂ですね。

(町山智浩)だからそいつらと友達になればいいのにね。それもできないんですよ。オタクは嫌いなんですね。彼は、オタクは嫌いだって言ってるんですよ。だからどんどん孤独になっちゃいますね。だからまあ、すごく悲惨だったんですけど。ただ、この事件に関してワシントン・ポストっていうニューヨーク・タイムズと並ぶアメリカの有力紙でコラムを書いているアン・ホーナディーっていう女性がですね、『この無差別殺人事件はネイバーズのような映画のせいである』って書いたんですよ。

(赤江珠緒)このひどい殺人事件が、映画のせい?

(町山智浩)そう。その映画のせいである!って書いてるんですね。で、えっ!?って思うんですけど。で、そのネイバーズっていう映画はどういう映画か?っていうとですね、主人公はサラリーマンですね。30代のサラリーマンで、セス・ローゲンっていう人が演じてます。セス・ローゲンっていう人はね、『50/50 フィフティ・フィフティ』とかですね、『グリーン・ホーネット』に出てくるちょっと太ったですね、ぜんぜんイケメンじゃない人ですね。

(赤江珠緒)うん。でも安心感を与えるようなタイプの。

(町山智浩)そう。結構ボーッとしている感じの役が多いんですけども。その彼が奥さんとの間に子どもができたんで、がんばって郊外の学生街に家を買っちゃうんですよ。一戸建ての家を。ローンで。で、買ってすぐにですね、隣の一軒家にフラタニティーっていうのが引っ越してくるんですね。

(赤江・山里)フラタニティー?

(町山智浩)フラタニティーっていうのはね、アメリカの、結構いい大学にだけあるんですけどね。寮なんですけども。寮がひとつの家になってるんですよ。で、学生たちが自分たちで運営してるんですよ。で、そこに入れるかどうかっていうのは、そこの寮の先輩が決めるんです。だから入れないかもしれないです。入りたいって言っても。でね、映画で『アニマル・ハウス』っていう非常に有名な映画があるんですけど。それがフラタニティーを描いた映画でいちばん有名なんですけども。


(赤江・山里)うん。

(町山智浩)どういう風に寮が決まるか?っていうと、たとえばすごく金持ちな男の子ばっかり集めている寮があるわけですよ。要するに金持ち以外は入れない、みたいな。あと、顔がいいやつしか入れないとかね。それは要するに、学生たちが決めることだから、そういうことができちゃうわけですよ。エリートしか入れないとかね、勉強できるやつしか入れないとか。すると、落ちこぼれだけのフラタニティーができるんですよね。それがアニマル・ハウスっていう映画の舞台だったんですけども。どうしてその、顔のいいのとか、金持ちばっかり集めるか?っていうと、これはもうはっきりしてるんですけど。理由は。女の子が集まるんですよ。そういう子が集まってくるフラタニティーには。

(赤江・山里)あー。

(町山智浩)それで『パーティーやりますよ!』っていうと、『○○っていうフラタニティーでパーティーやってるわよ!じゃあ、いい男がいるわ!』とか『金持ちがいるわ!』ってバーッと集まるんですよ。っていうような文化なんですね。アメリカ独特の。

(赤江・山里)へー。

(町山智浩)で、それが引っ越してきちゃうんですよ。その主人公のサラリーマン夫婦の隣の家に。ところが、フラタニティーのやつらっていうのは何をやっているか?っていうと、僕、あのコロラド大学っていうのがあるボルダーっていう町に住んでいたことがあるんですけど。何年か。こいつら、とんでもないですから。朝から晩までパーティーやってますから。

(山里亮太)えっ!?

(町山智浩)要するに、男の学生ばっかりでそこら中、ビールの缶ばっかりですよ。もう。ポーチの上とか。で、近くを通り過ぎるだけでマリファナの匂いが臭ってきますね。で、夜はずーっとダンス系の音楽の、ドン!ズッ!ドン!ズッ!ドン!っていう音楽がずっと聞こえるわけですよ。

(赤江珠緒)うわー、迷惑!

(町山智浩)すごい迷惑ですよ。ネオンとかバンバンついてるし。で、キャーッ!とかウォーッ!とか歓声がよく聞こえていて。で、裸のねーちゃんとかがウロウロしてるわけですよ。

(山里亮太)あ、それはすげーな・・・

(赤江珠緒)(笑)。そこは認めるんですか?山里さん。

(町山智浩)いいなー!って(笑)。

(山里亮太)でも、住んだら大変でしょうね。

(町山智浩)そう。でもそこ、赤ん坊ができた家の隣にそれが引っ越してきたんですよ。セス・ローゲンの。で、これは困ったと。要するに、眠れないわけですよ。うるさくて。ドンドンドンッ!ってビートが聞こえてくるから。で、ウーッ!ウーッ!って言ってるわけですよ。一気飲みとかやって。一気!一気!ってやってるわけですよ。アメリカの学生、いまだに一気やってますからね。日本の学生、もうやらないのにね。

(赤江珠緒)そうなんですか!

(町山智浩)で、もう大変なわけですよ。そこら中、ゴミだらけなわけですよ。で、ゴミが散らかっているわけですね。こっちの庭まで。赤ちゃんがいるのにね。で、赤ちゃんがゴミをいじってるんですよ。赤ちゃん、なんでも口に入れちゃうから、ゴミを口に入れてるんですよ。で、お父さんのセス・ローゲンが『どうしたの?なに?ゴム風船かなんか拾ったの?』って言うんですよ。

(山里亮太)うん・・・あら?

(町山智浩)で、赤ちゃんがチュパチュパやってるんだけど、よく見ると、ゴム風船じゃないんですね。

(赤江珠緒)うわー!

(町山智浩)使用済みなんですよ。しかも。で、ふざけんじゃねー!って話になるんですけど(笑)。しかもこの隣の学生たちがですね、エッチなことばっかりしてるわけですけども。イケメンが1人いて、ザック・エフロンっていうアイドル系の俳優が演じてるんですけど。モテモテの男がリーダーなんですね。フラタニティーの。で、金儲けをしよう!ってことでですね、自分たちのアレをですね、チ○○をですね、3Dプリンターでコピーしてですね、いわゆるディルドーってやつをいっぱい作ってるんですよ。道の真ん中で。家の前で(笑)。

(山里亮太)(笑)。バカだ!

(赤江珠緒)本当ですね。どうしようもないな。

(町山智浩)めちゃくちゃ教育上悪いんですよ!本当に。

(赤江珠緒)育児環境、本当に悪い。

(町山智浩)本当に悪いんですけど(笑)。で、そのディルドーに自分たちの顔写真つけて売ってるんですけど。で、殺到してて、男も女も買っったりするんですけど。まあ、それはいいんですが。よくないか?

(山里亮太)よくないでしょ!(笑)

(町山智浩)よくないか。はい(笑)。で、とにかくこいつらを追い出したい!ってことでもって、やるんですけど。地元の大学はですね、『あと2回、新聞沙汰を起こしたらそのフラタニティーを潰すから』って言うだけで、ぜんぜん手をつけてくれないんですよ。で、なんとかその2回の新聞沙汰を起こさせようとするっていう話なんですよ。

(山里亮太)へー、面白そう。コメディーですか?

(町山智浩)コメディーですよ、もちろん!聞いていればわかる通りコメディーです(笑)。そういう話なんですけど、どうしてこれがね・・・

(赤江珠緒)いや、そうですよ。さっきの殺人事件に関係、あります?

(町山智浩)そう。と、思うでしょ?その手記にね、犯人が書いてるんですけど、彼は大学に入ったんだけど、大学に入ったら、セックスとか楽しいことばっかりだと思っていたと。

(赤江・山里)あー!

(赤江珠緒)華やかなキャンパスライフが。

(山里亮太)フラタニティーみたいな生活が待っていると思っていたんだ。

(町山智浩)待っていると思ったんですよ。彼は。

(赤江珠緒)いや、でももれなくついてくるものじゃないからね。

(町山智浩)そう!風俗じゃないんだから。大学は。ね。だからなんにもない!って怒ってるんですよ。で、なにもないから皆殺しにしてやる!っつって、実際にUCサンタバーバラの学生を殺してるんですよ。6人も。

(山里亮太)っていう風に、新聞で言っちゃってるわけですよね?

(町山智浩)そう。だから新聞のアン・ホーナディーっていう人は、『それはこのネイバーズのような映画がフラタニティーの大学生活を、楽しい、セックスとパーティーばっかりのものとして描いているから。それで実際に入ってみたら違うってことでもって、これはおかしい!不当だ!と怒る人が出てくるんだ』という風に書いてあるんですよ。

(山里亮太)それはひどいな(笑)。

(赤江珠緒)クレームもここまで来ますか!?っていう。へー。

(町山智浩)でしょう?で、しかももう一つ書いているのは、『こういったコメディー映画では、主人公が、セス・ローゲンのようなイケてない人が、最終的にはかわいい女の子とハッピーエンドになるっていうのが多すぎる。だから、俺みたいなのでもイケるはずだ!と思っちゃってがっかりする人たちがいっぱいいるだろう』と書いてるんですね。その、アン・ホーナディーっていう人が。

(山里亮太)ええっ!?そんな・・・

(町山智浩)それは・・・(笑)。ねえ。

(山里亮太)それを見て、僕らみたいな人間はね、いつかこうなるって映画を見て思ったことはないから。別に。

(赤江珠緒)そんなこと言ったら、古今東西の物語、ほぼ・・・成立しなくなるじゃないですか。

(町山智浩)そうなんですよ。だからね、なんでも映画の影響とかゲームの影響とか言うのは、本当考えもんでね。困ったもんなんですけどね。

(山里亮太)そう。だってこんなバカ面白い感じのコメディーがね、事件性があるって言われちゃったら、笑いも作れなくなってきちゃいますもんね。

(町山智浩)笑いにできなくなっちゃうんでね。困ったもんなんです。ただ、アメリカはこういう事件が起こった時に、いったいなにが原因だろう?ってみんな一生懸命、いま考えている最中なんですよ。で、暴力的なゲームが悪いっていう人もいるし、要するに金があればなんとかできるって思わせられているのも悪いんだという話もあって。彼とか、自家用ジェット機に乗ったりしたこともあったりね。すごく甘やかされておかしくなったんじゃないか?っていう説もあるんですね。

(山里亮太)なるほど。

(町山智浩)あと、やっぱり銃があったのもマズいだろうと。彼みたいなのが簡単に銃を買える状況がマズいだろうという風にいろいろ言われてるんですけども。ただ、これはね、あまりにも現代だから起こった事件ではないんですよね。『タクシードライバー』っていう映画があるんですよ。それはタクシーの運転手であるロバート・デ・ニーロが、若いころですけども、もうぜんぜん女の子と付き合えなくて。で、フラれておかしくなってですね、銃を持って暴れるっていう話なんですけども。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)これは実際にあった事件が元になってるんですね。で、やっぱりいい年になっても童貞だった男がいて。その人がウォーレスっていう大統領候補を銃撃した事件があったんですよ。アメリカで。で、その人が日記を書いていて、出版もされているんですけども。その日記の内容が、もういかに自分がモテないかっていうことがずーっと書いてあるんですよ。

(山里亮太)昔から、じゃあこういうことはあったんだ。

(町山智浩)そうなんですよ。でね、あまりにも寂しくて女の子に縁がないから、風俗に行くことを決心して風俗に行くっていうことが書いてあるんですよ。それ。で、行ったら本番がなくてですね(笑)。それで、もう銃撃事件を起こしてしまったんです。もしあったら、わかんなかったんですけど。その人、いまでも刑務所に入ってますけどね。

(赤江珠緒)そうですか。

(町山智浩)そういう事件があったりして。あと、やっぱり銃がなければそういうことがないのか?っていうと、それも違うんですよね。実は秋葉原であった通り魔事件の犯人と非常によく似ていますよ。今回の事件の犯人は。お金がない、見た目が悪いから孤独なんだという風に思っていて。でも、アメリカの側の犯人は銃があったからたくさん人を殺しましたけども。でも、銃がなければ車で突っ込めばいいんで。銃だけの問題でもないんですね。

(赤江珠緒)そうですね。

(町山智浩)だからこれはね、すごい怖いことで。日本では昔ですね、大昔なんですけど、津山三十人殺しっていう事件があったんですよ。それは、三十人殺したんですね。1人でね。それは銃、使いましたけどね。

(赤江珠緒)同じ村のね。

(町山智浩)そう。あれも、女性に相手にされないってことが、本人が原因であると書いてるんですね。

(赤江珠緒)いろんなコンプレックスがね、混ざり合って。

(町山智浩)そう。これは現代だから起ったことでもなければ、銃社会だから起こったことでもないんで。もう銃がなければ、他のものを使うし。すごい怖いね、孤独の問題で。男というものが抱えている、ものすごいコンプレックスと孤独感が原因じゃないかと。で、いますごく論じられているのは、アメリカでいま、『男性の権利運動』っていうのが起こっていて。これね、ぜんぜん女性に縁のない男性たちがですね、『これは女性の権利が優遇されすぎていて、私たちのような男が孤独なんだ』っていう運動を起こしてるんですよ。

(赤江珠緒)うーん・・・なるほど。

(町山智浩)これは極めて危険な運動で。で、実際の事件を起こした犯人は、どうもそういったウェブサイトに影響をされたらしいんですね。非常に同じような文章が手記の中に出るんで。そういった運動に影響されて女性を憎むようになったんじゃないか?っていう風に言われてるんです。

(赤江珠緒)うわー、でも根本的に全部人のせいにしてますもんね。

(町山智浩)そうなんですよ、この人は。

(赤江珠緒)そうなっちゃうと、もうどうしようもないな。

(町山智浩)そう。だからね、せめてね、一緒のルームメイトだった、殺した3人の女の子に縁のない友だちと仲良くなっていればね。救いはあったんですけどね。で、このネイバーズっていう映画は、実は見るとぜんぜんそういうチャラチャラした映画じゃないんですよ!

(赤江珠緒)あ、そうなんですね。

(町山智浩)最後の方は、ちゃんと彼らが自分たちがやっていたこととかを意味がわかって、それから成長していくっていう話になっているんです。

(赤江珠緒)隣人トラブルが。

(町山智浩)そう。だからね、この映画を批判したワシントン・ポストの人、たぶん見てない(笑)。

(山里亮太)なるほど。このフラタニティーっていう人たちの存在だけ切り取って・・・

(町山智浩)そう。見るとね、『あっ、あーっ!』っていう最後になっているんでね。ぜひ見ていただきたいと思うんですが。日本では、公開する予定、あります。いつかは聞いてません。

(山里亮太)なるほど。

(町山智浩)とにかく、とんでもないですよ。対決するところとか、さっき言ったディルドーってありましたよね?あれ、ヌンチャクにして戦ったりしますから。もうむちゃくちゃですよね。

(山里亮太)超バカ映画なんですね。

(町山智浩)超バカ映画ですから!

(山里亮太)いいですね!腹を抱えて笑いながら見れる。

(赤江珠緒)これ、ちょっと見たいなー。分かりました。

(町山智浩)あ、見たいですか?ヌンチャク。

(山里亮太)(笑)。赤江さん、この流れで『見たい』なんて、あんまり言っちゃいけないと思うよ。

(町山智浩)あ、ヌンチャクじゃないか。はい。

(赤江珠緒)言っちゃいけない。わかりました(笑)。

<書き起こしおわり>

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