吉田豪 ミスター・ポーゴのカワユスな魅力を語る

吉田豪 ミスター・ポーゴのカワユスな魅力を語る GoodJobニッポン

吉田豪さんがニッポン放送『プチ鹿島・長野美郷GoodJobニッポン』で、凶悪レスラーのミスター・ポーゴさんの、実は超カワユスな魅力について語っていました。

吉田豪 ミスター・ポーゴのカワユスな魅力を語る

(プチ鹿島)今日は無茶ぶりテーマいただいているのが、バレンタインデーにちなんで、『すごい告白』。たとえばだから、豪さんがインタビューしてる時で思いもかけない告白というか。

(長野美郷)えっ、こんなこと聞けるとは思ってなかった。けど聞いちゃった!みたいな。

(吉田豪)まあね、よくありますけど。やっぱりでもこういうのって落差があるからいいわけですよね。普段のイメージが強面だと。だから、どうしてもプロレスラーの話が多くなるのは、そういうせいですよね。最初が凶悪だから、こんな話するなんて・・・っていう。

(長野美郷)ああ、たしかに。

(吉田豪)だから日本でいちばん極悪な悪役レスラーのミスター・ポーゴっていう人がいるんですよ。メイクして火を噴いて鎌で切り刻むような。すっごい悪い男なんですけど。

(長野美郷)ええーっ!?

(プチ鹿島)日本人レスラーなんですよね。

(吉田豪)会うと、本当かわいいんですよ。

(プチ鹿島)(笑)

(長野美郷)かわいいんですか?

ポーゴちゃん、カワユス

(吉田豪)僕が『ポーゴちゃん、カワユス』っていつも言っているぐらい。すっごいかわいくて。同じ悪役仲間の松永光弘っていう選手がいたんですけど。それとモメて。ポーゴちゃんが本を出した時にボロクソに叩いたんですよ。で、激怒して。一緒にトークイベントやった時があったんですけどね、ポーゴちゃんと。またポーゴちゃんが本当にいいんですよ。なんだっけな?開場の1時間ぐらい前に早めについてて。『なにすればいいのかな?』みたいな。

(プチ鹿島)(笑)

(長野美郷)かわいい(笑)

(吉田豪)全部聞いてくるんですよ。『一人称は、俺様でいいかな?』とか。いろいろ確認してくるんですよ。

(長野美郷)(笑)。『俺様』っていうのとその主張が全くちょっと・・・

(プチ鹿島)まあ、悪い男なんですよ。火、噴いたりして。

(吉田豪)なんですけど、それで壇上でその松永光弘の話を振った時に僕がシビレたのが、『あの野郎な、俺様の本のことをボロクソ言いやがって!あいつのせいでな、俺の本の売上が止まったんだよ!』って。で、mixiで悪口書いてたんですよ。その松永光弘と。

(プチ鹿島)mixiやってた(笑)。最高!

(吉田豪)お互い、mixiでやりあってたんですけど。そこで言ってたのが、『あの野郎!俺のマイミク、切ってやる!』って(笑)。

(プチ鹿島)(爆笑)

(吉田豪)この鎌で?って(笑)。

(長野美郷)かわいい(笑)。

(プチ鹿島)mixiでお互い。相手が・・・

(吉田豪)罵り合い。ものすごい悪役同士ですよ。有刺鉄線バットを持っているような悪役と、鎌のバトルがmixiで行われて(笑)。

(長野美郷)なるほどね。

(吉田豪)マイミク切りですよ!

(長野美郷)パソコンの前で、カチャカチャやっているわけですね。

(プチ鹿島)相手の足あとがつくかつかないかを確認したら、すぐ!日記で返すわけですよ!

(吉田豪)あの野郎!ブロックしてやる!みたいな(笑)。

(プチ鹿島)最っ高だな、もう(笑)。

(長野美郷)ブロックしてやる!ポチって。

(吉田豪)っていうレベルの。最高ですよ。

(長野美郷)かわいいじゃないですか。

(プチ鹿島)ポーゴさんっていうのは、元々地方議員の。地元の名士の息子、ボンボンなんですよね。

(吉田豪)で、お父さんが亡くなってから酷い目にあったっていうんで、『あいつら許さない!』みたいな憎しみで生きてきた人なんですけど。まあ会うと死ぬほどかわいい。僕、初めてあった時に23・4だったんですけど。取材に行って会社がこれからポーゴさんと仲良くしたいっていう企画で行ったから、まだ5時ぐらいだったんですけどね。居酒屋をおさえて、ここでお酒を注いでいるような写真を撮って、よろしくお願いします!みたいなことをやろうとしたんですよ。で、その旨告げたら、会うなり『ダメだよ、こんな明るいうちからお酒なんか飲んじゃ・・・』って(笑)。

(鹿島・長野)(爆笑)

(吉田豪)道徳を説くんですよ、あの人。

(プチ鹿島)悪い男が言わないセリフですよね。

(吉田豪)『よくないよ、そんなの』みたいな(笑)。

(長野美郷)えらい!

(吉田豪)えらいんですよ。『絵作りですよ!』っていう話なんですけど(笑)。

(プチ鹿島)でも、プロレスの面白いのって、そこなんですよ。悪役レスラーに限って、いい人。

(長野美郷)ってことはやっぱり、役作りも含めて本当にプロでらっしゃるってことなんですね。

(吉田豪)で、いい役ほどだいたい酷い人っていうね。

(長野美郷)そっちの逆もあるんですね。

(プチ鹿島)っていうのは、美郷ちゃんもなんとなく見たこともあるかもしれないけど、プロレスの試合を作っていくのって、悪役なんですよ。だから頭よくなきゃできないわけ。観客を毒づいたり。だって最後、いい人。正義の人はそれに歯向かう。で、それで終わるわけですから。一般的な流れはよ。

(長野美郷)そっか。見ている人の感情もコントロールしなきゃいけないわけですね。

(吉田豪)ポーゴちゃんが果たして頭がいいか?っていうのは、ちょっと疑問が残るところはあるんですけど。

(長野美郷)(笑)

(吉田豪)で、僕が最初に会った時に、ウチの雑誌。ダブルクロスっていう会社なんですけど。紙のプロレスってやっていたところ。そこに向けて一言お願いします!って行ったら、『ちょっと待ってくれ』っつって。考えて、『よし、これでどうだ?』って言って。『この野郎!俺様を裏切りやがったら、この鎌でお前のことをちょん切っちゃうぞぉ!で、どうだ?』って言って(笑)。

(鹿島・長野)(笑)

(吉田豪)面白い!と思って。これはからかいモードに入ろうと思って、『これから仲良くしようって言ってるのに、ひどいじゃないですかぁ!』って言ったら、『違うよ!これはあくまでも雑誌用の話であってさ・・・』って。すっごいかわいいんですよ。

(長野美郷)かわいい(笑)。

(プチ鹿島)すごいですね!ちゃんとこの原稿でいいですか?って。

(吉田豪)常にそういうモードなんで。この前っていうか去年ぐらいかな?20年ぶりぐらいに取材して。もう相変わらずのカワユさにさらに磨きがかかってきてて。先輩レスラーでケンドーナガサキっていう、この人も悪い人がいるんですけど。一緒に海外行ってた時に、ちょっと女性関係でモメて。いわゆる海外っていうのはインタビュー部分とかをテレビで撮るんですよ。

(プチ鹿島)はい。

(吉田豪)煽り映像みたいな。それを撮っているときに、ナガサキがやってきて。突然締めあげられてボコボコにされちゃったらしいんですよ。その時、ポーゴちゃんは日本人だから柔道着を着てまして。下は何も履いてなかったらしいんですよ。びっくりしてウンコ漏らしちゃったっていう告白が始まって。

(プチ鹿島)(爆笑)

(長野美郷)ええーっ!?

(吉田豪)『なにも履いてないから、そのまま出ちゃってさ!』って言われて(笑)。ええっ?って。

(プチ鹿島)それを見てる人は、そういうあれかと思ったら・・・

(吉田豪)台本関係なく、女性関係でモメてウンコ漏らしちゃって。で、ポーゴちゃん、そのまま逃げ帰っちゃうんですけど。翌日、試合だったんですよ。で、ポーゴちゃんが言うには、『でもね、俺ね、そのままだとダメだと思って、翌日俺、勇気出して試合会場に行ったんだよ。そしたら、ウンコ漏らしたのによく来たな!ってレスラーがみんな拍手してくれた』って。

(プチ鹿島)(爆笑)

(吉田豪)あの、小学校じゃないですか。小学校でねウンコ漏らしたら、みんなこういう風にやったりしますよ。翌日、『勇気出したね』って言われますけど。プロレスラーです。悪役の(笑)。

(プチ鹿島)一世を風靡したプロレスラーですよ!

(吉田豪)そう。『よくウンコ漏らしたのに来た!』って。

(プチ鹿島)最高じゃないですか、これ。

(吉田豪)プロレスってなんだろう?って思いますよね。そういう告白をされて、僕も『よく行きましたね!』って。乗っかるっていう(笑)。『えらいじゃないですか!』って。

(プチ鹿島)もう、ミスター・ポーゴ。気になって仕方ないでしょ?家帰って検索してください。怖ーい顔が出てくるから(笑)。

(吉田豪)会うとそういう話しかしないんですよ。

(長野美郷)そうなんですね。その先入観でちょっと怖いお顔を・・・

(吉田豪)mixiとかも本当、かわいくて。主に書いているのがダイエットの話と料理の話と占いの話です。女の子ですよ!ただの(笑)。

(プチ鹿島)女子ですよね。

(吉田豪)そう。本当に女の子なんですよ。

(長野美郷)お名前はだって、ポーゴちゃんってね。

(吉田豪)まあ、『ちゃん』は僕が勝手につけてるんですよ(笑)。

(プチ鹿島)勝手につけてる。『ポーゴちゃん』で検索したら、出てこないですよ。

(吉田豪)なぜかって言うと、お店やっていた時のお店の名前が『ポーゴちゃん』だったんですよ。で、僕がすっかりポーゴちゃんって呼ぶようになって。ポーゴちゃん、かわいい!

(プチ鹿島)かわいいなー!じゃあそういう興味から入れるプロレスも、アリなんです!本当に。

(長野美郷)なるほど。

(中略)

(プチ鹿島)リスナーの方からメールいただきましたね。(メールを読む)『美郷ちゃんのためにミスター・ポーゴちゃんの写真を探して添付しました。美郷ちゃんに、もしかしたら匹敵するぐらいかわいいかも?ヤキモチ焼かないようにね!』っていうことで。こちらです!

(長野美郷)え、ありがとうございます。

(プチ鹿島)この写真。ミスター・ポーゴ。

(長野美郷)ええーっ!?

(プチ鹿島)怖いでしょ?

(吉田豪)この人が、ウンコ漏らしたの(笑)。で、翌日勇気出して行った。

(長野美郷)うわー・・・

(プチ鹿島)怖い。これ、鎌持ってますよ。

(長野美郷)うわっ、ギャップ!

(吉田豪)ギャップ萌えなんですよ。そうなんですよ。フリがきいてるんですよ。とにかく。凶悪なフリを何十年もやっているから、全てがかわいく見える。

(プチ鹿島)で、この人が次の日勇気を出して控室に行ったんですよ。そしたら拍手で迎えられたっていう。最高じゃないですか。

(長野美郷)でもなんか、もう先にこのお写真じゃなくて豪さんのかわいいお話を聞いて。これでいい?とか言ったっていうのを聞いてるから。なんかちょっと逆で。もうちょっと学芸会の準備中みたいなのかな?っていう風に。鎌さえも思えちゃうぐらいに。なんかちょっとギャップですね。このお顔とは。

(プチ鹿島)学芸会ではないです。命をかけてますから。

(吉田豪)すごいですよ。障害者手帳持っているレスラーに火を噴いたりしてた人ですからね。

(プチ鹿島)それぐらいです。だから佐村河内よりすごいんですから。本当に。

(長野美郷)すごい。でもたしかにこのギャップ、すごいですね。

(吉田豪)ギャップ、すごいですよ。フリがあればあるほど、いいっていう。そしてポーゴちゃんに会った後に大仁田厚さんに会ったりすると、どっちが悪いかよくわかるっていうね(笑)。悪人、どっちだこれ?っていう。

(プチ鹿島)悪いなー。大仁田厚、悪いなー!

(長野美郷)いや、でもこうやって見てみると、このお姿で、『この原稿でいい?』っていうのを聞いてみたくなりましたね。

(吉田豪)かわいいですよね。この姿で、ダイエットの話とか書いてるの。

(プチ鹿島)mixi、ログインしてるんですから。mixiでケンカしてるんですから。

(長野美郷)ダイエットとお料理と占い。

(吉田豪)マイミク切ってやる!ってこれに吹き出しつけたくなります。いま持っている写真に。

(鹿島・長野)(笑)

(長野美郷)切ってやる!って。

(吉田豪)マイミク、切ってやる!

(プチ鹿島)鎌で切るんじゃないですからね。マイミクですからね。

(長野美郷)ポチってやるんですからね。

(プチ鹿島)いや、ありがとうございます。リスナーさん。もしあれだったら、持って帰っていいですよ。

(長野美郷)持って帰ります。ちゃんと。

(吉田豪)ちなみにポーゴちゃん、好きな映画は『ゴースト』です。

(プチ鹿島)(爆笑)

(吉田豪)ゴースト、大好きで。ゴーストの好きなシーンとか、携帯に保存してて見せてくれるんです。『俺、このシーン好きなんだよ』とかね。

(プチ鹿島)うわー(笑)。

(長野美郷)でも、その見せてくれてるところがまた・・・

(吉田豪)松永光弘とモメた時の怒りの、腹が立ったメールとかも5年ぐらい前のを保存して。『見てよ、これ!』みたいな。

(プチ鹿島)うわー(笑)。

(吉田豪)『酷いんだよ、あいつ!』って(笑)。

(長野美郷)かわいい!

(プチ鹿島)すごいね。女子だね!

(吉田豪)女子(笑)。

(長野美郷)なんか行動とか、本当に乙女なんですけど・・・

(吉田豪)どんなアイドルよりアイドルですよ。アイドル取材して、ここまでカワユス!なことないですもん。そんな。アイドルの子って、『私、意外と男っぽいんですよ』っていう話でしょ?真逆ですからね。

(長野美郷)本当ですね。それでこれだけ怖そうなお顔をされているっていう。

(プチ鹿島)だからこそ、スイッチが入るとリング上ではそれに徹せるのかもしれない。

(長野美郷)なるほどね。役者さんですね。本当にね。

(プチ鹿島)いやー、面白かった!

(長野美郷)いや、衝撃的なギャップでした。

(吉田豪)カワユス!ポーゴちゃん、カワユス!

(長野美郷)カワユス!ありがとうございました。

(プチ鹿島)今週も無茶ぶりに応えてくださって、ありがとうございました。

(吉田豪)mixiでも、ずっとmixiゲームやってますからね。かわいいですよー。

(長野美郷)もうかわいい(笑)。

(吉田豪)友だち申請とかで。『吉田さんもやってください』みたいな(笑)。かわいいなー。

(プチ鹿島)また来週も是非。

(長野美郷)来週もよろしくお願いします!

<書き起こしおわり>

ミスター・ポーゴさんのインタビュー収録 吉田豪さんのプロレス本!

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