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吉田豪 でんぱ組.inc 『W.W.D』の正しい聞き方講座

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吉田豪さんがbay fm『with you』ででんぱ組.incを特集!でんぱ組のこれまでの活動を振り返り、彼女たちの代表曲『W.W.D』の正しい聞き方について解説しています。

W.W.D / 冬へと走りだすお! 通常盤

(松本ともこ)では、bay fm『with you』。今日のホントのところ、本題に行ってみたいと思います!何でしょうか?

(吉田豪)でんぱ組『W.W.D』の正しい聞き方講座。

(松本ともこ)『W.W.D』はですね、with youで1、2度オンエアーしてます。でんぱ組.inc。私はね、その時はじめてこういう方たちなんだなって知ったぐらいで。正しい聞き方とはなんでしょうか?

(吉田豪)まあ、でんぱ組の説明からしますね。相沢梨紗、古川未鈴、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音(ピンキー!)からなる6人組で。基本みんなガチなヲタというか。僕は『スクールカースト最下層からの逆襲』っていうキャッチフレーズをつけてるんですけど。

(松本ともこ)なに?

(吉田豪)この夢眠ねむっていう美大出身の子以外は基本みんな引きこもりもしくは、いじめられっ子。

(松本ともこ)そうなの?

(吉田豪)弱者が手を組んでなにかをしようとしている感じっていう(笑)。それが萌える部分があるんですけど。そんな彼女たちの本質というか、そのままを曲にしたのが『W.W.D』っていう曲なんですよ。

(松本ともこ)『W.W.D』はなんでしたっけ?

(吉田豪)『World Wide Dempa』ですね。世界的な活動を結構していて。いまね、海外がほら、オタクカルチャー的なものを興味あるんで。そういうところでどんどんライブとかやってるんですけど。まあ、かなりハードな引きこもりの方々とかなんで。

(松本ともこ)この彼女たちが。いまはこんな写真なんか見ると、コスプレもかわいいし。なんか耳つけてたりしますけど。

(吉田豪)しかも、ちゃんと意味があるっていうか。最初のシングルが僕、大好きで。いま流れてますかね。

(松本ともこ)『Kiss+kissでおわらない』。

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『Kiss+kissでおわらない』



(吉田豪)これが好きな曲で。僕の最初のコンピに入れたりもしてたんですけど。その頃はまだ、本当地下的な活動をしてたんですよ。で、メジャーデビューが決まって。で、メジャーデビューの受付をしていたのがこの最上もがっていう子で。

(松本ともこ)あ、そうなの?

(吉田豪)ただ知り合い関係で呼ばれて。で、その子がかわいい!って話題になったんでメンバーに入り。この時、いないです。で、その子が脚光を浴びて。この子ですね。

(松本ともこ)あー、わかったわかった。はい。が、脚光を浴びたと。ショートカットの子。

(吉田豪)が、いますごい一番人気になったりしながらの。メンバーチェンジ+メジャーデビューでどんどん話題になってきて。で、出たのが今年(2013年)1月にリリースされたこの『W.W.D』っていうシングルで。まあ、新メンバー加入とか、正直なんで?的な感じがあったのが、意味がある加入だったってわかるわけです。歌の中でも、曲の中でも歌われてるんですけど、基本引きこもりでネットゲームやっていたメンバーが、古川未鈴って子と最上もがっていう子が敵集団で戦っていた。お互い、ものすごいコアなゲーマーで、自宅でゲームしかやってなかった時に、そういう接点があったとか。

(松本ともこ)へー!

(吉田豪)新メンバーの、それこそ赤ん坊の頃からコスプレやっていたようなピンキー!って子がコスプレ界でもすごい有名で、中のコスプレのメンバーが当時写真撮ってたりとか。いろんなつながりがあることがわかって。

(松本ともこ)決して、たとえば事務所の人がスカウトしてきて・・・とか、そういうね。

(吉田豪)母体が秋葉原のメイドカフェ的な店のグループなんですよ。そこで歌ったりしている子たちが集まったみたいな感じなんですけど。メイドカフェが母体のグループっていっぱいあるんですよ。そこからなんか頭ひとつ抜けてるのは、そこだけに向けてないっていうか。上手いやり方してるんですね。ファッションとか取り入れたりしつつとか。

(松本ともこ)これだけ人気者になっているけど、自分たちの本質は変わってない感じですか?

(吉田豪)ゴリゴリのヲタですからね。

(松本ともこ)ヲタなんだ、やっぱり。いいですね。

(吉田豪)取材してもそういうところにグッと来ますよ。で、みんな大人ですからね。学生が1人だけで。この歌の中でも、みんなそのハードな人生を歌にしてるんですけど。1人だけ、この藤咲彩音っていう、ピンキー!って子だけ、そんなに壮絶なことを歌ってなくて。なんでかと思ったら、あれですよ。みんなもう、大人なんで学生時代の過去の話を歌にできるんですけど、そうじゃないから・・・っていうね(笑)。

(松本ともこ)いま現在進行中。

(吉田豪)大変なんですよ。

(松本ともこ)大変なの?大変な話って、男性関係が?

(吉田豪)男性関係とかじゃないですよ(笑)。

(松本ともこ)あ、そうか。人生が。

(吉田豪)人生ですよ。そういう人じゃない。男性関係とか、そういうのじゃないグループなんで。

(松本ともこ)もう自分の中で。そっかそっか。じゃあ、彩音ちゃん。悩みがあるってこと?

(吉田豪)まあ・・・あんまり・・・いつか僕、取材させていただきたいみたいな感じの子で。取材中、泣き出しちゃったりしましたからね。

(松本ともこ)えーっ!

(吉田豪)前回、『W.W.D』っていう曲が出た時に、いろいろ掘り下げるインタビューをやった時に彼女が泣き出しちゃって、みたいな状態ですよ。それを他のメンバーが励ますみたいな。

(松本ともこ)大変だ。

(吉田豪)みたいなバックボーンがあった上で聞くと本当に泣ける曲で。

(松本ともこ)詞をね、聞いてなかった。

(吉田豪)詞で聞いてほしいんですよ。で、この夢眠ねむっていう子が美大出たものの、美術界に絶望したっていうか、なかなか美大にも馴染めなくて。僕が取材した頃とか、当時すごいデストロイなモードになってて。『みんなでグループ展とかやっている、ああいうギャラリーを破壊したい!』とか言っていたぐらいだったのが、最近美術活動とかもちゃんと始めたりとかで。そんな時に、ふと秋葉原カルチャーに興味を持って秋葉原の店とか行った時に、彼女たちがいる店に行き、そこで成瀬瑛美、えいたそって子が寂しそうな子が来たと思って声をかけてくれて、そこでやられて・・・みたいな。全部つながってくるんですよ。

(松本ともこ)つながってくるんだ。

(吉田豪)で、それが、僕が本当に取材した話もそうだし、このメンバーの実体験をもとに前山田健一さんが作詞作曲してるんですけど。前山田さんとかと一緒に1回トークイベントをやったことがあって。ここで聞いた話とかも全部歌詞になっているんですよ。メンバーからも取材してっていう。

(松本ともこ)ちゃんと詞は本当、そこを入れてるんですね。

(吉田豪)リアル。完全リアル。だから、歌い出しが『いじめられ 部屋にひきこもっていた』から始まるんです。ポップソングの歌い出しとしてはあり得ないんですよ(笑)。

(松本ともこ)本当だ。『いじめられ 部屋にひきこもっていた ゲーセンだけが 私の居場所だった』。そういう曲だったんですね!

(吉田豪)っていうような意味を知った上で聞くと、たぶんただのポップソングじゃない感じのダメージが・・・っていう。

(松本ともこ)これはお届けし直しですね。じゃあ、ここでその曲をですね、豪ちゃんから紹介してください。

(吉田豪)はい。では、でんぱ組.incで、『W.W.D』。

『W.W.D』



(松本ともこ)違う曲にもう聞こえてくる。でんぱ組.inc。これが今年1月にリリースした『W.W.D』でした。

(吉田豪)これ、初披露が最初のワンマン。恵比寿リキッドルームだったんですけど。その時は寸劇からのこの曲だったんですね。寸劇っていうのが、メンバーの欠場が多かったんですよ。ケガとかで。で、それによってメンバーがいかに大切な存在なのか、とかを味わったみたいな感じのことを、1人ずつメンバーが消えていくっていう寸劇をやってるんです。

(松本ともこ)ええっ!?

(吉田豪)で、実際に欠場している時とかも、等身大のパネルを置いたりしてライブやったりとか。ちゃんと穴を待っている感じっていうか。AKBとかって、みんな誰が抜けても大丈夫なように作られてて。だからユニゾンで、ソロとか作らないようにしてて。振付もそんな特別な人がいるような感じでやってないんです。でんぱ組は本当に声の特徴を活かしたソロが多数+振付が完全に組体操みたいな感じだから1人いないと、ものすごい空いている感があるんですよ。

(松本ともこ)はい。

(吉田豪)それをちゃんと開けて待っているみたいな感じがして、泣けて。それが最初のワンマンだったんですけど、2度目のワンマンの時が、それぞれがこの話をさらに掘り下げたカウンセリングというか。そういう寸劇を1人ずつピンスポットを浴びながらやっていくっていう。その後でこの歌っていう。なんか強制的に泣かせようとしてるだろ?みたいなすごいライブだったんですね。

(松本ともこ)うわー。

(吉田豪)この前、日比谷野音で3度目のワンマンがあったんですけど、これがまたちょっと違ったんですよ。これがいままでと違ってピースフルな感じが足りないっていうか、MCも無しでずーっと淡々とやって。その間に彼女たちがいま公開中の『白魔女学園』っていう映画があるんですけど、それの映像が流されるっていう感じなんですけど。それはメンバー同士が戦う感じの映画なんですね。なんなんだろう、これ?っていうまま、新曲の『W.W.D II』っていうこの曲の続編が。配信でもう出てて、今日の10月2日にシングルでも出るんですけど。

(松本ともこ)はい。

(吉田豪)これがその後の彼女たちのことを歌いこんだ歌なんですけど。『マイナスからのスタート』っていうことで、マイナスのいろんなものを持っている者同士が結束して世界に出るぞ!って歌ったものの、どうも最近私たち、ギクシャクしてるっていう(笑)。

(松本ともこ)おっとっと。

(吉田豪)そういうことを歌っちゃった歌で。これがメンバーの仲間を和解させるために作られた歌みたいな感じで作られてて。

(松本ともこ)ヒヤヒヤする!

(吉田豪)ヒヤヒヤするんですよ。

(松本ともこ)じゃあ、今日はそれ、聞けますか?

(吉田豪)そういう発表がちゃんとされてなくて。僕がニコニコ動画とメルマガやってるんですね。会員制のやつ。それの会員制部分でちょっとこの事情を話したら、ファンが『えっ!?そういうことだったんですか!』みたいな反応をしたりとかして。それを読んだメンバーから『ありがとうございます。事情を伝えてくれて』って。事情がちゃんと伝わってないってよくないと思うんですよ。伝えづらいとは思うんですけど。『これは実話なんですよ。いまこうなってて、この状況で彼女たちはいろいろ強くしようとしたりしてる』みたいな。

(松本ともこ)それも無し。じゃあちょっとさっき聞いて、その続きを聞いてみましょうか。

(吉田豪)こうなっているというね。じゃあ、でんぱ組.incで『W.W.D II』。

『W.W.D II』



(松本ともこ)ああ、ちょっとこの先はですね、今日リリースということで。それぞれ聞いていただかないと。『W.W.D II』。続編でね、今日リリースとなりました。

(吉田豪)このそれぞれの1人語り部分がグッと来るんですよね(笑)。

(松本ともこ)ここ、ちょっと皆さん、それぞれ聞いていただかないと。

(吉田豪)まあ、大変なんですよ。そもそも人間関係でトラブルとかあったら、ちゃんとぶつかり合わないで引きこもっていたような人たちだから。こうなった時の対処のしかたが普通の人より下手なんですよ。それがいま、リハビリ的な感じで修復してっていう。人間ドラマが行われてるんで。できれば、『W.W.D』の3を作って、この先までちゃんと報告してくれっていう感じなんですよ(笑)。

(松本ともこ)そうですよね。今日、ちょっとだけ、なんかマル秘。秘蔵ものを持ってきてくれたって。音だけ。ちょっとだけ、あと20秒ぐらい。

(吉田豪)20秒!?じゃあ、一瞬どうぞ。これはこの、えいたそと夢眠ねむさんが歌っている。まあ、参加していたふたば☆っていうユニットの、ディアステージの5人が組んだ作業用A-POPっていう。『【電波系】作業用A-POP【痛サウンド】』っていう謎のコンピ盤に入っているやつですね。2009年。

(松本ともこ)じゃあ、来週もぜひ。嘘です(笑)。隔週水曜日10月16日登場ですので。ちょっと続き、でんぱ組.inc、追っていきましょう。豪ちゃんからの正しい聞き方講座でした。ありがとうございました。

(吉田豪)はい、どうも!

<書き起こしおわり>

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