あのちゃんが2023年5月23日放送のニッポン放送『あののオールナイトニッポン0』の中で『THE SECOND』についてトーク。マシンガンズ、三四郎、ギャロップなどに触れながら、芸人たちの戦いにパンクを感じた話をしていました。
(あの)『THE SECOND』、優勝はギャロップさーん! パチパチパチ~、拍手~! はい。結成16年以上の芸人さんたちによる賞レースの第1回目が開催されました。僕は録画で見たんですけども。実は。2回ぐらい、見たのかな? あのね、面白かった(笑)。そう。なんかちょっと1回目はお仕事帰りに、なんか疲れすぎて。『THE SECOND』、見てなくて。「ああ、見なきゃ。見たい!」と思って。お酒を飲みながら……家でお酒をなんてめったに飲まないのに、ハイボールを片手に飲みながら見た。
で、もうなんかべろベロベロで。本当、1本の半分ぐらいでベロベロで。全然、1回は見れなくて。2回目、しっかり見たんですけど。最近賞レースで珍しい、4時間生放送ということで。すごいね、長いよね。「長っ!」って思ったもん。ちゃんと(笑)。なんかマシンガンズさんが3本目にネタがなくなって、ステージの上で何もしてない時間あったじゃん? あったよね。絶対に面白い時間あったよね。
滝沢さんだっけ? 暇してたもんね。途中。なんか、モゴモゴしてる時間あったもんね?(笑)。「どう? どう? ゴニョゴニョゴニョ……」みたいな時間があったよね(笑)。ただ、同意してるだけの時間、あったよね? 「そうだろ、おい!」みたいな(笑)。なのに、面白くて。すごいなと思って。ちょっと、なんかやっぱりM-1とか、そっちの賞レースとは違うすごみというか、面白さがあったよ。「お笑いを吟味するな。優勝させろ!」って、めっちゃ勝手なこと言ってて、マジでパンクス! めっちゃパンクじゃない? 「かっこいい! そんなこと、言う?」って思って。
超パンクなマシンガンズ
(あの)滝沢さん、文字に起こしたら全然面白いこと、言ってなかったからね?(笑)。なのに……パンクス。超パンクだったよ。「評価する大会だから、吟味するだろがい」と思いながらも。それを言って、「優勝させろ!」って、本当にパンク。いや、面白かった。僕、小学校ぐらいの時にずっと見てたから。エンタとか、やってたじゃん? で、マシンガンズは「マックスめんどくせー!」って、めっちゃ見てたから。
なんかちょっと、エモいって言っていいかわかんないけど、エモかった。なんか「あの時、自分が小学校の時に見てた芸人さんがこうして今、こうやって4時間生放送でお笑い。人を表してるって、ちょっとかっこいいな」って思って。「まだ続けてくれてるんだ」とか思って(笑)。ちょっとあれですけども。あれはちょっと感動した。
だからね、僕のオールナイトニッポンのさ、マイク前写真。宣材写真あるじゃん? あれで粘着してきたコンビこと、コミちゃんと周二くんも頑張ってたね。はい。三四郎。なんかコミちゃんが包み込んでっていうか、握って。「三四郎・相田から入るやつはいない」って、もう何回も音割れするぐらい叫んでいてさ。あれもパンクスだったね(笑)。カメラに背中、向けてたでしょう? すごかったね。あれもなんか面白かったし。
シャウトをしてる感じに見えた。僕は。パンク。何回も捕まった人間の名前も言ってたしね。「キングオブコメディ」ってね。でも、パンクだった。なに? 『THE SECOND』ってパンクスを競う賞レースだったのかな? いや、なんかね、スピードワゴンの小沢さんとかもいるし。金属バットさんとか、超パンクじゃんね? 金属にバットだからね、超パンクだよ?
超新塾もいるからね(笑)。めちゃくちゃパンク! ロックンロールすぎるでしょう? パンクバンド大会だったね。いや、オール革ジャンなんて、なかなかないでしょう? いや、すごかった。超新塾もエンタで超見てたから、もう感動。「ああ、みんな歳、取ったな」みたいな。顔がもうふにゃふにゃになっていた(笑)。いやー、すごい。すごかったね。だから「まだバイクやってんだ」っていう。「バーババー、バッバッバッババーバー」っていうやつ。「うわっ! また聞けた!」みたいな。みんな、パンクだった。本当にかっこよかったな。
で、ネタが終わった後に松ちゃんだけめっちゃ遠くからコメントしてた。アンバサダーっていうんですか? なんすか? アンバサダーって(笑)。東野さんはね、違かったけど。遠くから。ちょっとコメントしづらそうだね。あの位置。お客さんも1回1回、なんか松本さんの方を見るか見ないか、迷ってる子たちいっぱいいて。なんか……初めてなんだよね? この賞レースは。だからなんか、不思議な空気もありつつ。なんかピリピリ感がM-1とかキングオブコントほどない感じがまた……だって、すごかったね。コミちゃん。
なんか「平場」っていうの? ああいうの。なんかコメントの時とか、すごかったよね? もうガンガン行って。「ああ、やってるー」って思って。「これはちょっともう無敵だな」って。小宮さん、ああいう時。でも周二くん、何もしてなかった(笑)。周二くん、何もしてないの。もうニコニコ笑って見てるだけだった。うん(笑)。周二きゅん、ニコニコニコと隣で見たらだけ。周二くんだけ、パンクじゃない。メルヘン(笑)。渋谷系ポップス(笑)。サンリオかな? サンリオだったのね。1人だけね(笑)。
三四郎・相田だけメルヘン
(あの)小宮さん、本当に結構もう無敵でした。あの時。すごかった。でもマシンガンズさんとかも、優勝はね、してないけども。なんか、結構すごくなかった? あんなにさ、ネタを……決勝の3本目でさ、なに? 大事なんでしょう、たぶん? 全然考えてない感じ、あったよね? あれ、すごかった。なんか新しいものを見たよね。だからちょっと……で、ギャロップさんの最後の。なに、あれ? すごいね。オチみたいなの。勇気いるじゃん。だってあんなのさ、賭けじゃん? もう。これもパンクだよ。だって、パン1個で落とすんだよ?
パン……パン? 僕も1回、パンっていう一言ですごい動画が回ったことがあるんだけども。『酒のつまみ』の時の。それをね、僕は思い出したけども。でもあのパン一言がオチで。いや、めっちゃ笑ったもん。面白すぎた。だから次がまだあるかどうかは、わからないのかな? わからないけど、またさ、新しいスターみたいなのが生まれる大会が増えたっぽいね。うん。
R-1は10年。M-1は15年。『THE SECOND』は16年以上。キングオブコントは無制限。いやー、芸人さん、ずっと大会やってるなー。ずっとじゃん? 大会人生じゃん? えっ、しんど! 楽しいのかな? 芸人さん、どうなんだろう? 「すり減る」って聞くけどね。もう命削ってるから。で、優勝しちゃえばいいんだよ、早く(笑)。とは言うけどね。こっちはね、言うけど。無理なものは無理だもんね。優秀しちゃえばいいんだけどね。
だから、アーティストってさ、こういう目指すべき大会みたいなのがあんま、ないかもなっていう。順位が出るものはないの。正直。だから、ちょっと競えるものって、羨ましいよ。ちょっとだけ。まあ、命を削っているかもだけど。
<書き起こしおわり>