峯田和伸 氣志團・綾小路翔に謝りたい20代の頃の自身のクソな態度を語る

峯田和伸 氣志團・綾小路翔に謝りたい20代の頃の自身のクソな態度を語る あののオールナイトニッポン0

峯田和伸さんが2024年4月16日放送のニッポン放送『あののオールナイトニッポン0』の中で20代の頃、打ち上げで一緒になった氣志團・綾小路翔さんに対して調子に乗った態度や言動をしてしまったことを今でも後悔をしていると話していました。

(あの)メールです。「下積み時代のクソな行動、峯田さんはありますか?」っていう。

(峯田和伸)あります。

(あの)おお、なんですか?

(峯田和伸)下積みっていうか、若い頃……20代の頃とかね、調子に乗ってとか。ありますよ。

(あの)どんな?

(峯田和伸)これなー、向こうは覚えてるかな?

(あの)「向こう」? 対人?

(峯田和伸)GOING STEADYっていうバンドをやってる時に、バーッていきなり売れた時期があったんですよ。あの時、「売れることが別にバンドの目標じゃないよ」とか、口では言っていても、やっぱりどこか、嬉しいわけですよ。声をかけてくれる人がいたりね。それであるライブの打ち上げで……俺はお酒、飲まないんすけど。打ち上げって、普通だったら帰るんだけど、その日は残っていて。で、『童貞ソー・ヤング』っていうCDが売れたみたいな感じで、ちょっと調子こいたんですよ。たぶん。

『童貞ソー・ヤング』が売れて調子こいていた

(峯田和伸)そんな……自分ではお酒も飲まないから酔っぱらわないし。でも、その場の会話の中でちょっと調子こいたんですよ。それで……これ、謝ろう。氣志團の綾小路翔さんもその場にいて。しゃべっていて。で、彼も氣志團として……デビューは一瞬、氣志團の方が早いんですけど。メジャーにも行ってね。その時に俺、翔さんの前でちょっと調子こいたんですよ。絶対、それは。翔さんは「覚えてない」って言うかもしれないけど。それで、打ち上げが終わって帰る時、タクシーで帰る人たちもいて。で、タクシーに乗り込む翔さんに「今日はどうも、ありがとうございました。お疲れ様でした」って言ったらプイッて、返事が返ってこなかったの。

それで俺、新宿のロフトの前で「ああ、もうダメだ……」と思っちゃって。「これは、ダメだ。俺、さっきなんか『売れた』みたいことで適当なことを言って。うわあ、翔さん、怒らせたかな?」とか思って。そこから全然、翔さんと会わなくて。っていうのがあったの。

(あの)えっ、何を言ったんですか?

(峯田和伸)いや、そんなのは……僕、銀杏BOYZもGOING STEADYも、メジャーじゃなかったので。インディーズでやっていたので。「メジャーでやってる人たちがこれだけ製作費を使って。お金を使っていて。でも、俺らでもこんなに売れちゃったよ?」みたいなことをたぶん、言ったんですよ。それで、翔くんはたぶん、いろんなことを思ったと思うんだよ。俺にはその時には、なんにも言ってこなかったよ? 黙って聞いていて。それで帰る時にプイッとして。それがあって。で、大人になって。たまにイベントとかで会うよね。すると「ああ、峯田さん!」って来るわけ。それで「ああ、こうだな。こうでないといけないな」って思った。

(あの)覚えてないのかな?

(峯田和伸)いや、絶対に覚えているよ。俺が覚えているんだもん。なんかよく、「言われた方は覚えている」って言うじゃん? 「言った方は忘れていても」みたいなさ。いや、言った方も覚えてるよ。たぶん、言われてる方も覚えてるし。

(あの)なんかだって、今でも覚えてるって、結構引っかかってるってことですもんね?

(峯田和伸)うん。そこから氣志團も銀杏BOYZも、なんかメンバーが抜けたりとか、いろいろあるけど、お互いにやってるじゃん? 40代後半に入っても。だから、尊敬するんだよね。そうやって今もやってる人たちって。

今でもやり続けている人たちを尊敬する

(あの)たしかに。長く続けてる人はすごいなって僕も思うけど。でも、調子に……まあ、若いっていうのもあるし。いくつぐらいですか?

(峯田和伸)たぶん24とか25ぐらいの話だね。うわっ、こんな話をすると思わなかったけどね。翔くん、翔くん……応援してるよ、本当に。

(あの)ここで謝っておこう(笑)。

(峯田和伸)そういうの、なんかあります?

(あの)僕? 僕でも……基本、ずっとクソだったから。アイドル時代もメンバーとほぼ、しゃべらなかったし。話しかけられても、結構シカトしてましたね。まあ、しゃべれないっていうのがあって。今、これだけラジオをしているのが本当にありえないぐらいで。もう、言葉が出てこなくて。「あ、あ、あ……」みたいな。挨拶できるようになったのも5、6年続けてやっとできるようになったぐらいだったから。結構ずっと、なんか……わざとじゃないけど、シカトとかしてました。

(峯田和伸)なんかさ、たとえば高校を出て。普通にっていう言い方もおかしいけど。就職したり、大学に行ったり、そういうコミュニティーに入ったりすると縦関係とかって味わうじゃん? でも、そういうのを知らないまま、アイドルとかっていうのはさ、10代のうちからさ、そういう中で……だから一般の人がわかってることがわかってなかったりするわけじゃんね? ギクシャクもするしね。

(あの)そう。それで欠けちゃっていて。周りは結構、ちゃんと大学にも行って、みたいな方々だったから。結構、そこでのコミュニケーションが取れなくて。結果的にクソみたいな行動が多かった。まあ、遅刻も多かったしね。オープニングでも話したんですけど。もう全然、周りが……今だったら迷惑だっただろうなっていうぐらい、ギリギリで。時間ギリギリで出ないとか、結構あって。もう自分のメンタル次第みたいな。自己中っていうタイプでしたね。うん。この方はこういう話を聞きたかったか、わからないですけど(笑)。

(峯田和伸)そうだよね。趣旨と違うかもしんないけど。

(あの)でもリアルにクソって、こういうことだからね(笑)。そういうことです。

<書き起こしおわり>

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