石山蓮華とでか美ちゃん 映画『AIR/エア』を語る

町山智浩 映画『AIR/エア』を語る こねくと

石山蓮華さんとでか美ちゃんさんが2023年4月18日放送のTBSラジオ『こねくと』で町山智浩さんと映画『AIR/エア』について話していました。

(石山蓮華)先週、ご紹介いただいた映画『AIR/エア』、見ました。2人とも。

(でか美ちゃん)見ました。面白かったです!

(町山智浩)おお、ありがとうございます! 面白かった? どのへんが?

(石山蓮華)私、ふんわりと細々、仕事をやってきたんですが。通いの仕事を始めてその2週間ぐらいのタイミングで見たので。「仕事、頑張ろう!」っていう気になりましたね。結構、そのビジネスとか、その自分の仕事をどうやって人に広めて。それが、物っていうものがそのカルチャーになって、世界を変えていく。これからっていうところで、非常に勇気づけられる点がありました。

(でか美ちゃん)私、でか美ちゃんはですね、町山さんがご紹介して説明してくれた以上にいろんな人が首の皮1枚の状態でジョーダンのあのエアジョーダンに繋がったっていうのが結構面白くて。本当、『桐島、部活やめるってよ』じゃないけど。ジョーダンの存在感がそこまでスポットが当たってない感じとかも私は好きでしたね。

(町山智浩)本人が画面の中に見えないですからね。

(でか美ちゃん)あのお母さんがいいんだよな。

(石山蓮華)お母さん、よかったですね!

(町山智浩)そうそう。ヴィオラ・デイヴィスさんっていう名女優ですね。

(でか美ちゃん)私、ちょっと影響を受けて。エアジョーダンではないんですけど今日、エアフォースワンを履いています。ナイキ、履いちゃっている(笑)。もうすぐに影響されちゃいますから。あ、ごめんなさい。汚いのがYouTubeに映っちゃった(笑)。

(石山蓮華)さくらんぼ柄の。かわいい、かわいい(笑)。

(町山智浩)実はあの映画ね、ナイキの宣伝映画みたいに見えるじゃないですか? でも、ナイキは一切協力してないんです。

(でか美ちゃん)ええっ? 協力してくれよ!

ナイキは映画に一切協力していない

(町山智浩)自社の宣伝になるって、普通思うじゃないですか。ナイキ側はあの映画の主人公がマット・デイモン扮するソニー・ヴァッカロっていう、スポーツ選手を口説いてくる担当の人なんですけど。あの人のおかげでエアジョーダンが商品化されたとは、ナイキ側は思ってないんですよ。

(石山蓮華)それは、ナイキ側はどういう風に思ってるんですか?

(町山智浩)ナイキは会社全体としてやったことで。彼1人の手柄みたいになってるところがやっぱりちょっと違うというのと、あのマット・デイモン扮するソニー・ヴァッカロさんはあの後、ナイキを首になっています。

(石山蓮華)ええーっ!

(でか美ちゃん)社会って、怖いぜ!

(町山智浩)世の中、怖いですよ。本当に。で、首になったから頭に来て、ライバルのアディダスに彼、就職していますね。

(でか美ちゃん)うわーっ、そういう展開があるんだ。面白い! 教えてもらってよかった!

(石山蓮華)映画の外にも物語が。

(町山智浩)そう。世の中、いろいろと大人の世界あるなと思いましたよね。

<書き起こし終わり>

町山智浩 映画『AIR/エア』を語る
町山智浩さんが2023年4月11日放送のTBSラジオ『こねくと』で映画『AIR/エア』について話していました。
タイトルとURLをコピーしました