町山智浩 イングマール・ベルイマン監督を語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でイングマール・ベルイマン監督について話していました。

(町山智浩)今日は最初、すいません。告知をやらせてください。7月14日にイングマール・ベルイマンというスウェーデンの映画監督がもし存命中なら100才になるんですよ。で、ベルイマン生誕100年映画祭というのが開かれます。それの前夜祭として7月13日。今週の金曜日……あれ? 13日の金曜日だな(笑)。夜の23時から僕がYouTubeでこのベルイマンという人を知らない人のためのトークをします。配給会社がザジフィルムズっていうんですけど、そこのYouTubeアカウントから見れるようになります。もちろん無料です。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)で、この7月21日から映画祭は恵比寿ガーデンシネマで開かれるんですが。でね、ベルイマンという監督は『第七の封印』とか『野いちご』、『処女の泉』、『叫びとささやき』、『ファニーとアレクサンデル』といった映画が有名で、そのへんがデジタルリマスターで上映されるんですけども。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)これ、見たことあります?

(赤江・山里)ないです。

(町山智浩)僕の世代だともうかならず見なきゃならない映画のひとつだったんです。映画について詳しく知りたいんだったら黒澤をベルイマンは見なきゃならない映画だったんですね。だから説明するのはすごく大変なんですけど、最近の映画でも『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とかあとは『(500)日のサマー』とかに影響を与えているんですよ。ベルイマンは。

(赤江珠緒)ええ。

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『ファイト・クラブ』にも影響を与える

(町山智浩)で、いちばんわかりやすい例は『ファイト・クラブ』という映画でブラッド・ピットが「お前ら、いくら高い服を着たってお前らの中身は空っぽだぜ!」って突然怒りをカメラに向かってブチまけるシーンがあるんですね。で、あまりの怒りのためにフィルム自体がガタガタガタガタ震えだして。映写機が故障したみたいになるんですよ。そういうシーン、覚えていないかな? その効果を最初にやったのがベルイマンっていう人なんですよ。この人が『仮面/ペルソナ』っていう映画の中のキャラクターの怒りがフィルムの映写装置に障害を起こすというシーンを撮っているんですよ。

(赤江珠緒)ああ、そんな昔の方が。

(町山智浩)そうなんですよ。当時、1960年代なんですけども。ぜひちょっとこの前夜祭の7月13日、23時のYouTubeを聞いていただけるとわかりやすく……。

(赤江珠緒)そうですね。ベルイマン監督の生涯もかなり破天荒だったみたいですね。

(町山智浩)まあ、次から次に自分の映画に出た女優とできちゃっては離婚し、できちゃっては離婚しを繰り返していった人ですね。結構どうしようもない人だったんですね。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)そのへんも含めて面白い人です。

(赤江珠緒)じゃあそこらへんも含めてたっぷりと町山さんが語り尽くすという。

(町山智浩)よろしくお願いいたします。

<書き起こしおわり>

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