サンドウィッチマン「もういいぜ!」のネタ元・中田ボタン師匠を語る

サンドウィッチマン伊達 ゆで太郎・カツ丼セットの誘惑を語る ザ・ラジオショー

サンドウィッチマンのお二人が2023年2月25日放送のニッポン放送『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー』の中で中田ボタンさんと吉本興業のマネジメント契約が終了したというニュースについて話し、漫才の締めくくり「もういいぜ!」は中田ボタン師匠の「もうええわ!」を自分たち流にアレンジしたものだと話していました。

(伊達みきお)さあ、いろんなニュースがありましたけれどもね。今週もね。中田ボタン師匠がカウス・ボタンさんとしてのコンビを、要するにもう解散ということになるんですかね? 「事実上の解散」という風に出てましたけれども。

(富澤たけし)そういう風に発表してるわけではないということですね。

(伊達みきお)ボタン師匠が吉本のマネジメントを外れるということですね。もう我々、実はね、事務所は違うんですけど。ボタン師匠にはすごくお世話になっておりまして。もう世に出る前からね、ご飯をご馳走していただいたり。NGKに招待していただいたりとか。東京でご飯をご馳走になったり、大阪でご飯をご馳走になったりとか。

(富澤たけし)天ぷらね。

(伊達みきお)天ぷら! あれ、かっこよかったねー! すっごい高級な天ぷら屋さんに……全く僕ら、世に出る前ですよ? ボタン師匠に連れて行っていただいて。というのは、ボタン師匠との繋がりっていうのは、ボタン師匠のお弟子さんの方のお笑い集団みたいなところに僕ら、所属していたんですね。で、ちょこちょこ僕ら、ボタン師匠に紹介していただいたりとかしていて。上京された時に「飯、行こうか」ってなって。赤坂の一等地の天ぷら屋さんですよね。カウンターの……初めて行きましたよ。カウンターで揚げたてを「どうぞ。塩で」とかって言われて。

(富澤たけし)「すげえ! こんなお店に……」っていうね。

高級天ぷらをご馳走になる

(伊達みきお)「こんなお店、あるんだ!」と思いながら。で、4、5人で行ったのかな? で、お会計とかもずっと見てて。そしたらね、16万かな? 「16万円です」っつって。俺らなんか「ええーっ! 16万!? 天ぷらで?」って(笑)。

(富澤たけし)「これで!?」って(笑)。

(伊達みきお)俺ら、てんやしか食べたことないから。

(富澤たけし)「昼飯で?」って(笑)。

(伊達みきお)そうそう。で、ボタン師匠はスッと元気を財布からザバザバザバッて。もう、すごい札束が入っているから。で、「はいよ」って。

(富澤たけし)かっこよかったよなー!

(伊達みきお)かっこよかったんだよね。

(富澤たけし)ああいうのを見ると、憧れるというね。

(伊達みきお)で、お会いするたびに「ネタ合わせ、せえよ。がんばれよ」って、かならず1万円ずつお小遣いをいただいたりとか。かっこよかったよね!

(富澤たけし)かっこいいですねー。

(伊達みきお)本当にかっこいいよね。

(富澤たけし)「こうなるんだ!」って思ってね、がんばっていますけども。

(伊達みきお)いや、本当に。もう偉大なる大師匠ですけども。ボタン師匠、本当にお世話になって。

(富澤たけし)衝撃ですよね。「天ぷらってそんなにするんだ!」っていうね。

(伊達みきお)天ぷらの額ね。その額だけじゃなくてさ。いろんなお話をしていただきましてね。

(富澤たけし)「塩で食うんだ!」とか。その時にはじめてね。

(伊達みきお)「天つゆ、つかわねえんだ」みたいな。すごく、そういう意味ではお世話になりましたね。本当にありがたかったですね。またどこかでお会いする機会があればいいなと思うんですけども。ご挨拶、したいしね。ボタン師匠ね。お正月、爆笑ヒットパレードとかの時にカウス・ボタン師匠が生で出られるんで。その時、年に1回、ご挨拶ができていたりはしたんですけどもね。ここ最近はなかなかお会いできてなかったので。またちゃんと、改めてご挨拶に行かないといけないね。

(富澤たけし)そうですね。結構怖いんですよね。大人が大勢、動くからね(笑)。

(伊達みきお)カウス師匠、ボタン師匠が動くと、大名行列みたいにブワーッと動くから。

(富澤たけし)「おおっ!」ってなる。「行けるかな?」みたいなね。

(伊達みきお)また、そのオーラもあるし。かっこよかったですね。本当にね。あれですもんね。ダウンタウンの浜田さんも、ボタン師匠のツッコミをずっと舞台袖で勉強していたっていう話ですもんね。

(富澤たけし)で、楽しそうに漫才やりますからね。師匠は。

(伊達みきお)そうそう。ボタン師匠のツッコミの強弱っていうのかな? で、最後の……。

(伊達・富澤)「もうええわ!」。

(伊達みきお)そう言って漫才を終わる、あれがかっこよくて。何回も見たわ。「もうええわ!」ってね。

(富澤たけし)憧れますよね(笑)。

(伊達みきお)で、俺らは「もうええわ!」っていうのは関西弁だから、使えないから。それで僕らは「もういいぜ!」ってやめるようにしたんですけどね。そうそう。すごくお世話になりましたね。ありがとうございました。

「もうええわ!」に憧れて「もういいぜ!」

<書き起こしおわり>

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