寺坂直毅 渋谷東急本店、立川高島屋、帯広藤丸百貨店閉店を語る

寺坂直毅 渋谷東急本店、立川高島屋、帯広藤丸百貨店閉店を語る 星野源のオールナイトニッポン

寺坂直毅さんが2023年2月7日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』のコーナー「デパートに愛を誓って」の中で2023年1月31日に閉店した渋谷東急本店、立川高島屋、帯広藤丸百貨店について話していました。

(寺坂直毅)寺坂直毅のデパートに愛を誓って。さあ、今回はこの都道府県のこの街にフォーカス。ドゥルルルルルッ、ドン! 東京・渋谷、立川、北海道・帯広。

(星野源)おお、いっぱい。

(寺坂直毅)ということで今回、ちょっといつもと違うんですけれども。1月31日というのはデパート界にとって、非常に悲しい1日でございまして。東急百貨店本店。これ、渋谷ですね。が、閉店となったわけでございますね。これ、オードリーの若林さんもオールナイトニッポンで「思い出があって訪れた」とおっしゃってましたけれども。1月31日。1967年に開店して以来、渋谷のシンボルとして道玄坂の上にありましたけれども。これが建て替えで、36階建てのホテルとか、そういうものが入る複合施設になるということで閉店いたしまして。私も実は閉店の日に行っておりまして。

(星野源)ああ、そうですか。

(寺坂直毅)何より、若林さんもおっしゃっておりましたけど。本屋さんがなくなるということでみんなショックを受けていらっしゃって。で、私も行って思ったんですが、1階に入りまして上の階に……その本屋が7階なんですね。で、そこに行くのがですね、クリスタルビューというエレベーターがあるんですよ。で、シースルーエレベーターって言って、外が見えるエレベーターなんですけども。これね、行ってみて気がついたんですが。道玄坂のきれいな道が一望できるんですね。

(星野源)へー!

(寺坂直毅)で、それを見渡せるように。そして奥の方には渋谷スクランブルスクエア。星野さんが紅白で歌われた場所ですね。が、見えるという。あんなに美しい、きれいなエレベーターはない。「ああ、これも乗れなくなるのか!」ということで、いろんなショックが……。

(星野源)ああ、そうか。寺ちゃん、エレベーター好きだもんね。

東急本店のエレベーターから見る渋谷の街の美しさ

(寺坂直毅)そうなんです。で、屋上がありまして。屋上庭園がありましてね。これがなんとなく、昭和の匂いがありまして、のんびりしてるんですね。ですから本当に渋谷のシンボルがなくなる切なさ思いました。で、ニュースは結構、この渋谷東急本店のことを取り上げたんですが。他に二つ、この日をもって閉店というデパートがありまして。まずは東京都立川市の高島屋なんですね。

(星野源)ああ、そうですか。

(寺坂直毅)これ、立川高島屋ショッピングセンターといいまして。元々は立川高島屋というビルだったんですが、だんだんと専門店のビルになりまして。百貨店ゾーンというのは地下と1階と2階ぐらいだったんですね。その百貨店ゾーンもなくなってしまうという。そこも1月31日で最後でございまして。そしてもうひとつ、北海道の帯広市の藤丸デパート。ここも閉店だったんですね。で、大変な歴史があるデパートだったんですけども、これがなくなってしまいまして。で、帯広市といえば安住紳一郎アナウンサーのふるさとなんです。

(星野源)ああ、そうか!

(寺坂直毅)で、実は安住アナってTBSで今、毎朝『THE TIME,』に出演されてますけれども。その帯広にわざわざ、行かれたんですって。プライベートで。まあ、里帰りですね。行かれて。その時にですね、テレビに出たんですけど、ネクタイを締めて。それはその帯広の藤丸デパートで買ったネクタイを締めてたらしいんですね。

(寺坂直毅)で、安住アナはこういうコメントを残してるんです。「ネットショッピングや郊外お店が便利で。お客さんはそちらの方に流れてしまった。私たちも便利とか安い以上に、自分が残したいと思うお店ではちゃんと、不便でも高くても、買いに行く。そういう消費行動がこれから、きっと自分たちの理想とする社会の実現に関わってくるんじゃないかと思います」ということをおっしゃっていまして。

(星野源)すごいです。

(寺坂直毅)なんかもうデパート好きとしてはですね、泣けるメッセージでございましたね。便利なだけじゃなくて、やっぱりいいものを買うとか。ちゃんとそういうことをして、店を守るというね。

(星野源)そうなんですよね。買いに行くっていうことの大事さをとても今、噛み締めています。

「買いに行く」ことの大事さ

(寺坂直毅)そうですね。ですから、まさに渋谷も本屋さんがなくなるってことで。本屋さんも、立ち読み、やっぱりいいですよね。実際に本棚を見てね。

(星野源)そうですね。見て買うっていうのはね。

(寺坂直毅)ネットも便利なんですけども。

(星野源)あと、やっぱり予想もしなかった買い物をしちゃうのが、いいですよね。

(寺坂直毅)ああ、出会いもありますよね。

(星野源)出会いもあって。なるほどね。

(寺坂直毅)そういう、考えさせられる1週間、2週間でございました。

(星野源)はい。ありがとうございました。

(中略)

(星野源)いや、そうなんだよね。やっぱりその場所って、思い出が染み付いてるからさ。建て替わっちゃったりとか、違くなるだけでもうね、変わっちゃうんだよね。うん。

<書き起こしおわり>

オードリー若林 閉店する渋谷・東急本店に最後の挨拶に行った話
オードリー若林さんが2023年2月4日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で1月31日で閉店した渋谷・東急本店に最後の挨拶をしに行った際の模様を話していました。
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