星野源とバナナマン日村 30歳の転機を語る

星野源とバナナマン日村 30歳の転機を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんとバナナマン日村さんが2023年1月31日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で30歳の頃の自分についてトーク。その後の自分の活動につながるような転機を迎えていたことについて話していました。

(星野源)日村さんが来てくれたということで。たくさんメールをいただいています。ありがとうございます。ラジオネーム「ニヒルなビニール」。「カヌレ師匠に相談です。僕は今年……」。

(日村勇紀)いや、急に始まったな(笑)。

(星野源)いや、今日は師匠が来るということで。みんな、もう日々悩んでいますから。本当に悩んでいるから。この数年間、悩みが尽きないからね。もう昨年も非常に、いろんな相談を解決していただいて……。

(日村勇紀)解決してないじゃんか、俺(笑)。

(星野源)「僕は今年、29歳になります。今の仕事は嫌いではないのですが、どこか満たされない日々を過ごしており、30手前に一大決心をしようか悩んでいます。日村さんも30歳の節目の時に悩んだりしましたか?」。どうでしたか? 日村さん。30歳の時って。まあ今、全裸ですけども。どうでしたか? 30の時、カヌレ師匠は。

(日村勇紀)なにが……?(笑)。

(星野源)30歳の時って、どんな感じでした?

(日村勇紀)30歳の時は……。

(星野源)『アキハバラ@DEEP』で知り合った頃って、あれは何歳ぐらいでしたっけ?

(日村勇紀)あれはね、35。

(星野源)ああ、あの時はもう35だったんですね。

(日村勇紀)源くんと初めて会った『アキハバラ@DEEP』っていうドラマの時はね、多少テレビとかは出させてもらってて。なんつーのかな? 「売れてる」とか、そういうことじゃないけど。なんかちょっと、バイトとかしなくても食べれるような感じにはなっていたっていう。

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(星野源)あと、単独ライブのビデオとかも出てましたもんね。

(日村勇紀)そうそう。

(星野源)あとはユニットでももう、やっていましたよね?

(オークラ)だから昔、ラーメンズとかとユニットをやっていたっていうのがたぶんその30ぐらいの時ですね。日村さんね。

(星野源)ああ、なるほど。でも、やっぱりそこらへんを機にというか、だいたい30歳ぐらいでワーッと知られるようにどんどんなってきたみたいな? それよりもちょっと前ですか?

(オークラ)でも、その翌年に『Qさま』でドッキリをかけられるんですよ。

(星野源)へー!

(オークラ)あれが2003年ですからね。

(星野源)あの、解散ドッキリですか? ああ、あれか!

(日村勇紀)ああいうのがね、はまってくることはあったの。ドッキリがものすごい、番組がくるんだけども。ああいうメガヒットドッキリはたしかに、あったね。

(星野源)あれが30?

(オークラ)ちょうど20年前なんで、30歳です。2003年。

バナナマン解散ドッキリが30歳ぐらい

(星野源)じゃあやっぱり本当に何かが切り替わるっていうか。なんか、そういう歳かもしれないですね。

(日村勇紀)たしかに30って、ちょっと自分の中でもあるよね。「30になったから」って。

(星野源)僕もありました。

(日村勇紀)「なんか変えなきゃ」って思うのは、わかるよね。

(星野源)僕も完全にそうで。29歳の時に……まあ、ずっとSAKEROCKをやっていて。歌のないバンドとしてやっていて。歌は半分、趣味としてやっていたんですよ。の中で、29歳の時に細野晴臣さんとアズマさんっていう当時のディレクターの方から「ソロアルバム、出さない? 歌わない?」って言われて。僕、人前で歌うのがすごい怖かったから。「いや、どうしようかな?」と思ったけど。「もう30だから。今、やらなかったらたぶん、もう一生やらないと思うから、やろう!」って思って。それでやって、30の時に出たのが『ばかのうた』っていうファーストアルバムなんですよ。

(日村勇紀)源くん、30まで歌わなかったんだ。そんな人が、これだもんね。

(オークラ)素晴らしい名作を作るわけですからね。

(星野源)だから、たしかに30の切り替えの時だったからできたんだと思います。

(日村勇紀)そうかもしれないね。

(星野源)なんか「今、やらないと」みたいな。その後押しのひとつとして。「もう30だから」みたいなのが1個、あったんで。だから、このニヒルなビニールもなんか、そういうのを利用しちゃえばいいと思いますけどね。「もう30だから」とか「20代最後だから」とか。

「もう30だから」とか「20代最後だから」を利用すればいい

(日村勇紀)ちょ……お前、ベラベラと1人でしゃべっているな!

(星野源)だからね、全然気にしなくていい。

(日村勇紀)今、お前1人でやっているな?

(星野源)本当に、利用しちゃってください。

(日村勇紀)いや、こっちを見ろって……。

(オークラ)フハハハハハハハハッ!

(星野源)ちなみにこの「源さん、オークラさん」の後に「デブカヌレさん、こんばんは」って書いてありますね。

(日村勇紀)うん。うちのラジオの方では、そういうのがあるんだけど。こっちだと消されるからね(笑)。

(星野源)そう(笑)。今ね、赤で消してるんですよ。

(日村勇紀)こっちだと読まないんだよ! ニヒルなビニール!

(星野源)そう。昔ね、この番組が始まった頃に日村さんが来てくれて。その頃にこういうメールがたくさん来たんですよね。で、『バナナムーンGOLD』のような、ちょっとネタとして日村さんを罵倒するようなね。で、それがあまりにも多くて。その後もそれが続いたんで「やめろ!」っつって(笑)。「こっちでは失礼になるから。日村さんに対して、失礼だから。あれは、あの番組だからいいの」って(笑)。

(日村勇紀)さすがだよね。このバランス感覚(笑)。

(星野源)いや、でもね、そこは勘違いしちゃいけないですからね。

(日村勇紀)まあ、別にいいんですけどね。正直に言うとね(笑)。

(星野源)いや、でも向こうのリスナーさんが向こうの番組にお送りになるのはいいんですよ。

(日村勇紀)リスナーはね、いいんですよね……「いいんですよね」は違うか? なにが「いいんですよね」だ?

(星野源)いや、怒った方がいいですよ(笑)。

(日村勇紀)そうだよ。何を言ってるんだよ? 冗談じゃないよ!

(星野源)危ない、危ない(笑)。

(日村勇紀)危ない、危ない(笑)。

<書き起こしおわり>

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