星野源さんが2023年2月7日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でオールナイトニッポン55周年記念55時間スペシャル内で放送される『タモリのオールナイトニッポン』にゲスト出演することが決まったことについて話していました。
(星野源)今さ、本番のちょっと前にトイレ行こうと思って。それでトイレに行くと今、生放送中のニッポン放送のね、ラジオが流れてるんですよ。スピーカーから。そしたら緑黄色社会の長屋さんのオールナイトニッポンXがやっていて。そのメールテーマが「理想のデート」っていうメールテーマだったの。俺、なんか尊すぎてトイレで消滅しそうになっちゃって(笑)。
なんて言うか、「ああ、すごいキラキラしたラジオ! それにひきかえ、このラジオはなんだ……」って思ってさ。その、カヌレを股間につけたすごい大きい人がさ、うんちがついてるかもしれないおしりで椅子に座ってさ、帰り際にアルコールティッシュでガンガンに拭いてから帰るようなラジオって。
しかも、それで「ああ、そういえば12時台のラジオって、こういうのが多かったな」と思って。「ラジオって、そうだよね」って思って、トイレでいろんな気持ちになったんですよ。それで今、本番が始まるちょっと前にね、ブースの中で待機してる時も流れてる生放送のがあって。これ、長屋さんのリスナーさんのね、「ラジオリスナーが恋できないなんて、もう古いですよ」みたいなメールが来てて。また私、爆散しそうになりまして(笑)。
なんていうか、この星野源のオールナイトニッポンのラジオリスナーは、そうじゃないじゃないですか。「そうじゃないじゃないですか」って言うのもなんですけど(笑)。ねえ。ちんちん隠し芸大会に情熱を燃やすとか。でもね、たぶんそういうネタネタメールのニュアンスもありましたけどね。「強がって言ってます」みたいな感じのネタメール感もありましたけど。いや、でもその後の最後の長屋さんの締めがよかったね。「いい恋しようね」っていう。これですよね、12時台のレイディオは(笑)。
いや、なんかね、最近ラジオについて考えるんですよ。なんでかっていうと、オールナイトニッポン55周年企画の55時間スペシャルっていう、とんでもない企画があるじゃないですか。だからなんか、そういう風な心持ちでね、長屋さんのを聞いて「ああ、すごいいいな! フレッシュでいいな! 俺はそのフレッシュさをもう忘れてしまってるかもしれない……」と思って。ちょっと、なんか原点に戻らなきゃと思って、原点を思い返してみたんだけど、原点でもあえぎ声選手権とかをやっていたからもうダメ(笑)。「俺はもうダメだ。原点からダメだ。腐ってるな……」っていうのはちょっと思いました。
で、その55時間スペシャル、結構内容がね、発表されてますよね。で、2月17日の金曜日の夕方6時から、2月19日日曜日の深夜1時まで。深夜1時まで、ぶっ通しでやるんでしょう? オールナイトニッポンを。すごいっすね。ナインティナインのお二人から始まり、それこそ寺ちゃんもね、作家をやっている松任谷由実さんのオールナイトニッポンのゲストが黒柳徹子さんというね。これ、寺ちゃん参加するんだっけ?
(寺坂直毅)はい。作家ですから。台本を書かせていただきます。
(星野源)えっ、当日は?
(寺坂直毅)は、ちょっとどうなるのか、わかんないですね。まぶしすぎて……。
(星野源)まぶしすぎて、一緒にいれない可能性がある? そうですか。黒柳徹子さんが寺ちゃんの理想の人ですからね。
(寺坂直毅)そうですね。
(星野源)そうか。なんか、そういう感じでね、僕も「55時間スペシャルをやりますよ」みたいなメンバーの中に入ってたんですけど。で、いろいろ発表されたところ、僕は18日土曜日のお昼3時から、タモリさんのオールナイトニッポンのゲストとして参加することになりまして。そうなんですよ。あのタモリさんの『タモリのオールナイトニッポン』という番組がやるわけですよ。これは何て言うか、感慨深いといいますか。僕が生まれた頃にちょうどオールナイトニッポンを現役としてやられてた方ですから。で、しかもですね、もう『タモリのオールナイトニッポン』っていう名前ではなかなかやってないですよね。
前にやった時はGOLDとか、そういうね名前もついていたし。だから、ちょっととんでもないメンバーの中、しかもタモリさんのラジオにゲストとして参加させていただくという。もう本当に嬉しい限りなんですよ。で、メールが来てます。「『タモリのオールナイトニッポン』にゲスト出演されることが発表されましたね。タモリさんのオールナイトニッポンは1976年から1983年まで放送されていたとのこと。その真っ只中に生まれた源さんがゲストというのは、タモリさんにとっても源さんにとっても感慨深いのではないでしょうか? Mステやタモリ倶楽部とは一味違うお二人のお話が聞けるのではないかと今から18日(土)15時が待ち遠しいです。
来週は佐久間さんゲストの『星野源のオールナイトニッポン』も源さんのミュージックビデオ集『MUSIC VIDEO TOUR 2』のリリースもあるので忙しいです。今から体調を整えて来週を迎えたいと思います」。そうなんですよ。来週、本当に盛りだくさんなんでね。ぜひ、ある意味星野源ウィークみたいな感じもちょっとありますから、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
そうなんですよ。だからタモリさんのラジオを今回、聞いたんですよ。当時のラジオとか。ゲストに出させていただくっていうことで。もちろんね、僕はリアルタイムでは聞けてないので。もちろん噂とか……そのタモリさんのオールナイトニッポンがいかにやばかったかみたいな話は聞くわけですけど。音源をね、聞くことができて。あれ、本当にすごいっすね。つぎはぎニュースって。あれ、すごいっすよね? ニッポン放送で放送されるラジオで、NHKで放送されてるニュースの音声をテープ編集して。それで、ニュースの原稿もぐちゃぐちゃにして、すごく面白い文章にして、それをニッポン放送で流すっていう。ヤバい、ヤバい。すごいね!
ヤバすぎるつぎはぎニュース
(星野源)で、また僕がずっと聞いてたそのコサキンのお二人がやっていた『コサキンDEワァオ!』という番組では、CD大作戦というCDの音源を組み合わせて面白い歌詞にしちゃうとか、もうネタにしちゃうみたいな。そういうのがあったんですよ。それに慣れ親しんでたんで、その当時のつぎはぎニュースとか……これ、元祖なのかな? どっちが先なんでしょうね。萩本欽一さんがやられていたレコード大作戦っていうのがCD大作戦の元なんですよ。レコードをそのつぎはぎして面白くするっていう。
だからそれと、タモリさんのつぎはぎニュースと、どっちが先なんだろう?っていうのはちょっとね、まだわかんないんすけど。でも、同じ発想じゃないですか。めちゃくちゃ面白いんですよ。もちろん、それはやっぱり途中でコーナーとしてはなくなるんですけど。そういう、何て言うんだろうな? 無茶苦茶やってた時代ではあるけれども。なんだかそれは、許されてはないかもしれないけど、しばらくずっと放送されてたんですよ。
なんというか、おおらかというか、豊かな時代というか。なんか、そういう無茶苦茶なこともラジオのひとつみたいな……まあ、テレビも当時はそうだったかもしれないんですけどね。なんか、そういう時代を生きてきた方のオールナイトニッポンが今、令和になって。で、今のタモリさんがやられるオールナイトニッポンなので、また全然違うと思うんですけど。それで前回、オールナイトニッポンGOLDとかをやられた時とは、またきっと違うんだろうなと思うんですよね。で、そういう場にですね、呼んでもらえてっていうのは非常に嬉しいです。
長崎県の方。「2月18日15時から『タモリのオールナイトニッポン』に源さんが出演されるお知らせが来て、今からとても楽しみです。源さんへはタモリさんからオファーをいただいたんでしょうか? そんなお二人の話が聞けるなんて、夢のようで。トークでどんな景色が覗けるのか? どんな風景が広がるのか? 有楽町からの電波にワクワクしています」。
なんかね、これね、僕もびっくりしたんですよ。最初に聞いた時、「55時間っていうのがあるんです。こんなラインナップです」みたいな。「マジっすか!」みたいな。それこそ、あのウッチャンナンチャン。内村さんと南原さんが2人でやるっていうのも、すごい久しぶりでね。テレビでもね、なかなかお二人でいるところっていうのは、本当にレアじゃないですか。なんかそういう、本当にスペシャルな場でもあるし。達郎さんと上柳さんが一緒にやられるとか。あとはもう、もちろん鶴光師匠もやられるし。ねえ。くりぃむしちゅーとか、数々のいろんな人がね、やられるわけですけども。
その中で「源さんに参加してほしいのはタモリさんのゲストです」っていうことで。そのディレクターさんとか作家さんとかも、タモリさんのいつもやられいてるラジオのスタッフさんチームみたいなんですね。番組チームで。なんていうか、その番組側で「星野さんがいいんじゃないか」っていう話になったらしくて。タモリさんも「ぜひ」って言ってくださってるということで。「マジっすか!」って。「なんか緊張しちゃう」って思ったけど。でもとにかく、タモリさんとじっくり話せる機会ってなかなかないんですよ。
なにかの番組に出させていただいた時も、僕はめちゃくちゃ好きなんすけど、タモリ倶楽部に出させていただく時も、オープニングがあるじゃないですか。タモリ倶楽部のいつものね。あれも大体外ロケだったり。コロナ禍なってからは室内が多いと思うんですけど。あのタモリさんの一言目が始まる10秒前ぐらいにタモリさんが現場に来られて。その前に僕らはスタンバイしておいて。で、タモリさんが「おはようございます」っつって来て。
で、スタッフさんからマイクを受け取って、カメラの前に立ったら始まるんですよ。めちゃくちゃかっこいいですよ、それが。もう、横で見てて「ひいーっ! しびれるぅ!」みたいな。それで「誰が言ったか知らないが……」って始まるんですよ。だから、何ていうか、雑談をする時間ってやっぱりあんまりなくて。だから、そういうことができるので非常に楽しみにしております。
タモリさんとじっくり話ができるのが楽しみ
(星野源)そうそう。あとね、佐久間さんが来週の僕のラジオ『星野源のオールナイトニッポン』に来てくださるんですけど。だから来週火曜日の深夜1時から『星野源のオールナイトニッポン』に出て。その後、次の日に佐久間さんのオールナイトニッポン0を深夜3時からやって。その後、土曜日に秋元康さんと佐久間さんの2人のオールナイトニッポンがあるみたいで。ヤバいですね。
ああ、そうだ、そうだ。17日の金曜日にも夜8時からオールナイトニッポン0のパーソナリティーが全員集合みたいな。それにも出演されるということで。いや、大丈夫? 本当に。ソフトバンクのCMとか佐久間さん、目がガンギマりって感じですよ? 大丈夫ですかね? もうすごい目がギンギンな感じなんですけど。本当に。ちょっともう、なんかね、心配ですけど。
本当にでも、だからお忙しいから。僕のゲストは大丈夫かな? 出ていただけるかな?って思ってね。そしたら快諾していただけたので、ぜひ来週、本当に楽しみにしております。来ていただいて本当に嬉しいです。そんなわけでですね、タモリさんのオールナイトニッポン、ぜひお楽しみにしていただければと思います。そんなけで、もう今のラジオと自分のラジオも含め。あとすごく昔のラジオとか、いろんなところを聞いて時空を飛び越えまくっているので。なんかこれからの、自分のラジオってことに非常に今、「どうして行こうかな?」みたいな。
なんていうんだろう? ネガティブとかじゃなくて。なんか、ラジオのことを考えるのが今、楽しいなっていう心境でございます。そんな星野源。もうすぐ僕、8年目ですから。4月から8年目なのか。8年目に突入する『星野源のオールナイトニッポン』、よろしくお願いします。
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— オールナイトニッポン (@Ann_Since1967) January 31, 2023
<書き起こしおわり>