東野幸治『M-1 2022』ウエストランド優勝を祝福する

東野幸治『M-1 2022』ウエストランド優勝を祝福する 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2022年12月23日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でM-1グランプリ2022についてトーク。ウエストランドの優勝について話していました。

(東野幸治)で、M-1グランプリ。これもだから結局、生では見れなかったんですよ。だから『行列』の年明けの特番で、さんまさんがいらっしゃって。で、『行列』メンバーで僕とか後藤とかフワちゃんとか滝沢カレンちゃんとかがいてて。なんか、そこにゲストでたまたま爆笑の太田さんもいてて。で、だからたぶん3時間特番かな? それの半分ぐらいのコーナーを収録して、1回休憩で。スタジオを出て。ちょっとみんなテーブルのね、前室みたいなところでお茶してる時に、太田さんの方の陣営から「ああーっ!」っていう声が聞こえて。で、「なんや? なんや」ってなったら、「今、ウエストランドが優勝しました」「うわーっ! よかったですねー!」とか言って。

ほんならもう太田さんが我がこと以上に、本当に喜んでいて。で、みんなが「よかったですね! よかったですね!」っていう。で、後にラジオでおっしゃってたみたいですけども。「吉本勢がみんな、タイタンのウエストランドの優勝を喜んでくれたのが嬉しいんだよ!」って。で、なおかつまた収録が始まって、皆さん全員がね、所定の位置に座る。で、一番最後に明石家さんま師匠がセンターのMCのところに行く。その途中で太田さんところに行って「おめでとう」って一言言って。で、MCをするっていう。それに太田さん、すごい感動してて。「よかった、よかった!」みたいなんで。

俺もだから、それがわかった上で見るのが楽しみやなと思って、家に帰って。収録が終わって大至急、家に帰って。とにかく、始まるまでの長いやつも全部飛ばし。審査員登場も飛ばし。順番にネタだけ……審査員のコメントはもうネットニュースで知れるから。ネットニュースのタイトルで「山田クニちゃんが最初、つまずいた」みたいな。でも、本人の中ではたぶん、つまずいてないと思うんですけど。それで始まったっていうのは後で知れるからいいから。それで順番に見ていったら、まあ面白いですね!これはもちろん、見ました?

(渡辺あつむ)ああ、もちろん見ました。

(東野幸治)『鎌倉殿』は?

(渡辺あつむ)ああ、うん……(笑)。

(東野幸治)ワールドカップの決勝は?

(渡辺あつむ)見ました。

最初からめちゃくちゃ面白いM-1 2022

(東野幸治)ああ、見ました? なるほど(笑)。いや、M-1グランプリ、最初からめちゃくちゃ面白くて。敗者復活も後でまた、まとめて見たんですけども。とにかく、その本編のやつはだから、なんか審査員のコメントも、点数も見てないから。もうなんか全部、面白かったんですよ。「ああ、これはええ楽しみ方やな」と思って。なんか点数を順番に気にしていくと、勝手に自分で点数つけて、それが審査員の点数と合わへんかったらなんかちょっと変なストレスみたいなの、あるけど。勝手にもネタだけをずっと見ていくから、何のストレスもなく、見終わって。それで最後、ウエストランドが……だからなんとなく、ウエストランドが優勝するには変則的なネタの方とかね、そういう人、たくさんいるじゃないですか。

ああいう方が最初の方に、だから笑神籤で……なんか、ほんまはケツの方がウケるんねんけど、なんか巡り合わせで最初の方に行って、つかみきれずに終わっていた時に、最後の最後でウエストランドが来て。なんか、袖に誰も集まらへん漫才?(笑)。あのなんか、文句をひたすら言う感じ。いや、これはともしげが言ってたんですよ。ともしげが言ったんですけど。

「とにかくウエストランド井口くんはめちゃくちゃ面白くて。客もいつも絶対にウケる。滑り知らず。ただ、袖に芸人が誰もいない」っていう(笑)。そう言ってたんですけど。

(渡辺あつむ)ああ、そうなんですね。

(東野幸治)そうそうそうそう。だから本番に強いし。目の前の客だけを笑かすっていう。若手芸人たちは楽屋でしゃべってるっていう(笑)。そういう最高のまま状態っていうか、いい具合にバトンが来て。最後、だから面白い、毒舌っていう感じでもないねんけど。まあ、ウエストランドのいつもの漫才をやって。それで点数が高くて。で、なんかなんとなくみんなの表情、審査員の表情も抜かれる感じと。あと志らく師匠がこの後、どうすんねん? みたいな感じがあって。最後、3組が残っていよいよ決勝というところで、上手にね。やっぱり、さや香がめちゃめちゃ面白かったから。あれは気持ち的にやっぱり最後を取りたいもんなんですよね。そこは。

でも、やっぱり一番気をつけなあかんのは、ウエストランドは最後、漫才して、ウケて。それでまた次、最終決戦のトップバッターがウエストランドやったら、もう一気に……ねえ。だからこれ、もしかしたらさや香が決勝の3組に残ってトップバッターで行っていたら、なんか変わってるんちゃうんかな?って勝手に個人的には思ったりするんですけど。志らく師匠も言っていたんでしょう? 「次、なにをするのか楽しみだ」みたいな感じと、「ずっとこいつ、悪口言ってるな」っていう空気で登場して。どんなネタをするのかな?って思ったら、「続きかーい!」みたいな(笑)。そんな感じでブワーッて、一気にあれで走り抜けたっていう感じで優勝して。

で、本人は泣かずに相方の河本くんが泣くっていう。それで「なんで泣くんだよ?」って突っ込んで。日本中の人たちから「この人、きついこと言うな」って。あと、ABCのサブに座っていたやつが「こいつ、なんてこと言うねん! 去年の錦鯉の感動、返せ!」みたいな(笑)。俺がサブやったら「お前も泣けよ! おいっ! ネズミみたいな顔、しやがって! 泣け!」って(笑)。そう思うけど、泣かんのよね。ああいうやつって(笑)。泣かんわ、ああいうやつは(笑)。

(渡辺あつむ)あっぱれです(笑)。

泣かない井口、あっぱれ!

(東野幸治)あっぱれやね! ほんで見事に優勝して、「ああ、よかったな!」って。『マルコポロリ!』っていう番組でも1年間、ずっと出てきて。こっちも楽しくさせていただいたりとか。番組も井口くん、大好きでっていうので何度も共演させてもらって。で、優勝して、よかったなって。それが日曜日。ほんで、だからその次の日。TBSの1月1日の関東ローカルかな? 久しぶりに出川さんと番組してて。「久しぶりですね!」って。出川さんと2人でMCになって。「これ、初めてですよね?」って言ったら、15年前か20年前ぐらいに1回だけ、出川さんの記憶によるとあったんですって。

で、本当にもう今では出川さん、スーパースターだから。こんな久しぶりに……なおかつ、2チームにわかれてロケに行く。そのロケでどっちが面白かったか。そのロケのエピソードトーク、どっちが面白かったかみたいなのを判定するっていう、ゆるい括りの特番やったんですよ。それで、なんかケンコバっチームと飯尾くんチームでVを見るっていうのがM-1終わった次の日のなんか昼ぐらいの特番の仕事をやって。

それでメイクしてたら、なんかケンコバが横に座ってて。ほんで「ああ、久しぶりやな」みたいな話してたら「寂しいもんですか?」って言われて。「えっ、なにが?」「井口ですよ」って(笑)。「兄さん、すごく井口をかわいがってたから。チャンピオンになって寂しいもんですか?」みたいなこと言われて。「いや、寂しいというか……」って。「俺、そんな感じなんや。俺、井口を溺愛してるんや」と思って。で、「ケンコバ、そんなことないで。よかったな」とか、そんな感じの会話をして。で、ケンコバが去っていって。

それで次にやす子が来て。自衛隊芸人の女芸人が。で、「おめでとうございます。井口くん、優勝しましたね。はい~」って言われて(笑)。やす子にまで言われるっていう(笑)。「えっ、やす子、俺、井口くんのこと好きやと思ってんの?」「「すごく好きだと思います。はい~」って言って(笑)。「ああ、そうなんや」と思って。「まあまあ、よかったよな」とか言いながらお話して。その後、『ドッキリGP』の収録でもプロデューサーの方から「おめでとうございます」と言われて。「嘘や? 俺、どんだけ井口が好きやと思われてんねや?」っていう(笑)。

(渡辺あつむ)若頭ですよ(笑)。

(東野幸治)ほんで次の日の火曜日、『マルコポロリ!』っていう番組で会うたんですよ。今週の火曜日。ウエストランドに。それはなんでか?っていうと、もう決勝が決まった段階か、その決勝の前ぐらいからスタッフがもうブッキングしたんですよ。ウエストランドの1本釣りで。で、とにかくその優勝するとか、みんなあんまり考えてなくて。とにかくM-1グランプリ終わった。スタッフの想定では「決勝に行ったけど、残念。優勝できへんかったな」っていう。悪いスタッフでしょう?(笑)。

(渡辺あつむ)はい。ひどい話です(笑)。

(東野幸治)俺含め、みんなで、「なぜ優勝できなかったんだ?」みたいなとか。勝手に「なぜ噛んだんだ?」とか、「山田邦子さんにめちゃめちゃ怒られてたな」とか。そういうことがあると思って。本当は火曜日は……あれ、M-1って吉本物件じゃないですか。だからやっぱりその吉本さんのいろんな番組とかに……こんだけM-1グランプリって大きくなったから。チャンピオンは優先的に行くんですよ。いろんな吉本関連の番組に。

で、ほんまは『さんま御殿』やったんですって。火曜日って、さんま師匠の『さんま御殿』に行かなあかんけど。そのM-1のだいぶ前から勝手に『マルコポロリ!』で押さえてたから。だからわざわざ大阪に来てくれたんですけど。もうほぼほぼ3日間ぐらい、2時間ぐらいしか寝てない状態で。井口なんてもう目が真っ赤っ赤な状態。もうドーピングしたネズミみたいな感じでやってきて。ほんでみんなで「おめでとう、おめでとう!」って言いながら、「おめでとう」だけじゃちょっと申し訳ないから。心を鬼にして、アイアンクローしたりとか、目潰ししたとか(笑)。いや、俺もしたくないねんけどね。

急に「おめでとうございます」とかね、「井口さん、すごいですね」って持ち上げるのも井口に悪いなと思って、罵詈雑言を、俺とパラちゃんで(笑)。とか、ほんこんさんで。全員で。「お前、黙っとけ!」「死ね、ボケ!」とか(笑)。

(渡辺あつむ)うわあ……ガサツBIG3(笑)。

『マルコポロリ!』でガサツにいじる

(東野幸治)ガサツな当たりをしながら、言うたら「おめでとう」っていう。だからほんまは年明けに『マルコポロリ!』でM-1の特集みたいな。なんか3組を呼んだんで。カベポスターとキュウの来てて、やるんですけど。なんか今度の日曜日の『マルコポロリ!』1時間半スペシャル。なんかベッキーが来るんですよ。ベッキーとか、恒例で坂上忍ちゃんとか。いろんな悩みをみんなで解決するっていうところのはずを、ちょっと言うたらウエストランドおめでとうみたいなんに入れて放送するみたいなんで。ぜひぜひちょっとそちらの方も見てほしいなとは思いますけれども。

<書き起こしおわり>

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