東野幸治『鎌倉殿の13人』にハマった話

佐久間宣行『鎌倉殿の13人』を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2022年7月8日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で佐久間宣行さんからおすすめされた『鎌倉殿の13人』を見始めてハマってしまったという話をしていました。

(東野幸治)だからこういう風にしたから、渡辺あつむくんにちょっと毎回毎回、僕の報告みたいな。「今週、こんなことがありましたよ、あんなことがありましたよ」っていうのをちょっとね。あの、まあまあ、滝沢カレンさんの結婚の報告は全く僕、なかったんで。

(渡辺あつむ)ええっ?

(東野幸治)連絡先も知らないし。で、月曜日に発表やったんですけども。その前の日、『行列』で一緒やって。で、2本とも出て。ご機嫌にしゃべって。で、その本番前とかスタンバイ中もベラベラしゃべったりとかしてて。で、終わって帰って、次の日の朝起きて、昼ぐらいになったら結婚の報告みたいなのが出ていて。で、自分のインスタで「DM、来てるかな?」って思ったらないし……っていう状況で。で、あれからもう1週間、経つかな?

それで一応ね、「全然聞いてなかったけど、結婚おめでとうございます。今度、後藤とご飯食べに行きせんか」みたいな、ちょっと世の中的に発信したら、本人が拾い上げてくれるかなと思ったら、拾いもせえへん(笑)。

(渡辺あつむ)フフフ(笑)。

(東野幸治)「ええっ?」って思って。

(渡辺あつむ)距離感が違いましたね(笑)。

(東野幸治)そうね(笑)。やっぱり大将の器やないな(笑)。

(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ! そうっすね(笑)。

やっぱり大将の器じゃない

(東野幸治)大将の器やない。本当に(笑)。ほんで、そういうことなんですけども。元テレビ東京の佐久間さんにニッポン放送のラジオに行った時に面白いコンテンツを紹介されて。『メディア王』をっていうU-NEXTでやっている、あのマードックさん。実際にアメリカのテレビ局を牛耳ってる人、会長とその家族の話と言われているフィクションのドラマがおもろいっていうことで、それを見て。

(渡辺あつむ)はい。

東野幸治『メディア王 〜華麗なる一族〜』を語る
東野幸治さんが2022年6月24日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でドラマ『メディア王 〜華麗なる一族〜』について話していました。

(東野幸治)で、めちゃくちゃおもろかって。それと「『鎌倉殿』も面白いですよ」って言われて。で、いよいよ『鎌倉殿』を見始めたんやけども……めちゃくちゃおもろいのよ。見てる?

(渡辺あつむ)いや、すいません。まだ見てません。

(東野幸治)めちゃくちゃおもろくて。もう佐久間さんのおっしゃる通り。だから北条家の話で。要は源頼朝が鎌倉幕府を作って、その後の話やから。いまいち俺も、なんとなく源頼朝、北条政子、義経とか弁慶ぐらいしか知らんから。逆に知らないから……たとえば幕末とか戦国時代とかやったらなんとなく、こうなって、ああなって……っていうのがうっすらわかるから。

見ててもなんとなく「ああ、そうや、そうや」ってなるけど。でも、その鎌倉幕府ってあんまりわかってないから……びっくりするぐらい人が死んでいくっていう(笑)。いや、本当に。めちゃくちゃ怖いし。大泉洋、やっぱりすげえな!って。今まで見た、前半ですけど。なんかネットニュースによると、どうやら大泉さん亡くなるみたいなのは……源頼朝やから、史実をもとにやってるから、わかりますけど。今、だからもう「ああ、こんな感じでどんどん死んでいくんだ」っていうぐらい。

(渡辺あつむ)へー。名のある俳優さんが?

あまり知らない時代だからこそ、面白い

(東野幸治)名のある俳優さんもそうやし。当たり前やけど、鎌倉時代、人権なんか全くないっていうか。「こんだけ殺す?」っていうぐらい。で、そこになんかわけわからん、ちょっとコメディチックな家族、兄弟のシーンがあって。「このコメディチックなの、いる?」っていうぐらい。それがあるから逆に、余計怖いというか。で、ちょっと女たらしの頼りない大泉洋がどんどんどんどん怖くなってくんのよ。

だから、その前に染谷将太くんが織田信長やっていて。最初、なんか岡村が言ってたけども。「なよなよしてて、これが織田信長かな?って思ってたら、どんどんどんどん織田信長になってきて。もう最後の方はもう織田信長にしか見えない」みたいな。なんかそういう評判があったって聞いて。

俺もそこまで全部、詳しくは見てないけど。いや、今まで見た大河の中で一番面白いというか。「すごいな、三谷幸喜さん」って思って。

(渡辺あつむ)素晴らしいですね。コメディで……緊張と緩和というか。

(東野幸治)緊張と緩和もあるし。なんだったらその首を取るっていうけど、その首を取る……監督も上手なんやろうな。もう明らかに木の桶で「ゴンゴンゴンッ!」って落として。「これ、中に首、入ってんねや」みたいなシーンとか。なんかちょっと残酷に殺すとか。でも残酷に殺したら、やっぱりテレビの視聴者もびっくりするからって、なんとなくカメラでパンしていく。その瞬間に殺して、このままの流れでもう倒れてるとか、やってるし。

で、菅田将暉くんも義経、最初の登場はなんかすごい、「えっ、この義経、なんなの? もう菅田将暉、全開やん」みたいな。ねえ。菅田将暉全開で。「富士山だーっ!」とか言うてて。俺が監督やったら「富士山だー!」「はい、もう1回!」とか言いそうな感じやけども。それがめちゃくちゃ、だんだんと義経になってくる感じで。演出やと思う。で、今現在、だからまだ折り返して戻ってきて。今年1年間、やりますから。26か7ぐらいまであるけど現在、15、6ぐらいまでNHKオンデマンドでずっと見てますよ。ちょっとぜひぜひ見てください。NHKオンデマンド。大河って全部、見たことある?

(渡辺あつむ)1回もないんです。

(東野幸治)いや、本当に見てくださいよ。落語に……だから本当、古典落語したくなるんじゃないですか?

(渡辺あつむ)ああー、そうっすねー。

(東野幸治)絶対なねや。これっぽっちもないねや(笑)。

(渡辺あつむ)そんなこともないですけども(笑)。

<書き起こしおわり>

佐久間宣行『鎌倉殿の13人』を語る
佐久間宣行さんが2022年6月13日放送のニッポン放送『佐久間宣行の東京ドリームエンターテインメント』の中で『鎌倉殿の13人』について話していました。
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