R-指定さんが2022年4月20日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』に出演。「MCバトルが理解できない」という春風亭昇太さんに対して、『笑点』とMCバトルの共通点などを紹介して説明していました。
【ビバデミー賞2022】
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— ラジオビバリー昼ズ (@hills1242) April 20, 2022
(乾貴美子)昇太さんがね、「MCバトルが理解できない」とおっしゃるんですよ。「なんであんな喧嘩をするんだ?」って(笑)。
(春風亭昇太)見ていてつらくなるんですよ。
見ていてつらくなってしまう
(R-指定)フフフ(笑)。でも、なんて言ったらいいんでしょうね? それこそ、昔なんかはアメリカの方とかではたぶん、それこそギャング同士とか、道端の勢力の抗争みたいなのがあって。それを暴力じゃなくアートで解決しようぜ、みたいなことでラップとか、ダンスとか、そういうのでバトルしてたりしたみたいなんですけど。
で、日本に根付いてから最初の方とかは言い合いをして、その後にそのまま裏でホンマに喧嘩になったりとかもあったみたいなんですよ。それとか僕みたいな全然不良じゃないやつがすごいいかつい人にガーッて行きすぎて。バトルでは勝ったけど裏でボコボコされるみたいなのとか。聞くところによるとそういう話もあったらしいんですよ。昔はね。
(春風亭昇太)ああ、昔は。はいはい。
(R-指定)でも僕らの時代はそういうのがだいぶなくなってきて。結構、ある程度そのステージの上でのやり合いってことになっていったんですけど。まあ、そうですよね。初めて見たりとかした人は引くぐらいの悪口を言い合いますよね。
(春風亭昇太)そう。だからなんか見ててだんだんつらくなって、見れなくなるんですよ。
(R-指定)でも、ホンマに遺恨が残ったりするような戦いもあるし。
(春風亭昇太)あるんだ(笑)。
(R-指定)ちゃんとあるし。でも、そこで根に持ってしまったりとか、実際に手が出てしまったりしたら、それはそっちの負けというか。うまいこと言いくるめてステージでバーンと勝ったり……でも、逆に僕もすごい根に持つんで。
(春風亭昇太)根に持つんだ(笑)。
(R-指定)根に持ちます。言われて「あいつにこんなこと言われてた」って。だから逆に曲とかライブとかで見返してやろう、みたいな感じのあれにはなりますけど。
(春風亭昇太)だから、そうは言ってる僕が結構、格闘技とかは見るんですよ。で、考えてみたら、格闘技も別に遺恨があってあれ、戦ってるわけでもないじゃないですか。その直前は結構ね、アジッたりする人はいるけれども。でも、別に基本は何もなくて。戦いっていうことに対してのひとくくりになってるわけじゃないですか。だからまあ、そういうことなのかな?
(R-指定)そうですね。やし、言うてもただの悪口だけではお客さんは盛り上がらないんで。やっぱりうまいこと言ったりとか、ラップの中のルール……韻を踏んでたりとか、相手の楽曲とか相手のラッパーのキャラクターをもとにしてうまいこと言ったりしないとお客さんは盛り上がらないし。やっぱり一応、そういうバトル上手な人の矜持としては「無茶苦茶言うからには絶対、ちゃんとお客さんをバーッと盛り上げないと……」っていうところはあって。だから、あれと近いと思うんすけどね。『笑点』なんかで師匠にちょっと強めなことを言って……みたいな。
(春風亭昇太)ああ、なるほど!
(R-指定)だから昇太師匠が座布団を持っていかれる時に一言、パッとくさすみたいな。そこでちゃんとお客さんがバッと盛り上がるみたいな。結構、そのやり合いに近いんじゃないかなって。あと、大喜利とかでもちょっと、横の師匠をいじったりとかしながら、でもちゃんと面白くして、みたいな。
(春風亭昇太)なるほどね。合点がいきました!
『笑点』の師匠たちのやり合いに似ている
(R-指定)だから僕なんか昔、MCバトルも好きやったけど夕方に『笑点』とか見ていた時に歌丸師匠とのやり合いをしているみたいな、そういうのは「あっ、MCバトルに近いな?」とか思ってましたけどね。
(春風亭昇太)ああ、なるほどね!
<書き起こしおわり>