中川家 藤子不二雄Aとの思い出を語る

中川家 藤子不二雄Aとの思い出を語る ザ・ラジオショー

中川家のお二人が2022年4月8日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中で亡くなった藤子不二雄A先生を追悼。先生の思い出を話していました。

(中川礼二)もう今、ニュースがね。藤子A先生が……お亡くなりになりましてね。メールが来ているんですよ。神奈川県横浜の方。「藤子不二雄Aさんがお亡くなりになられました。中垣さんの単独ライブ『兄弟喧嘩』のイラストは藤子不二雄Aさんですが、どういった経緯だったんでしょうか? また、その後の交流などありましたらお聞きしたいです」という。

(中川剛)いや、10周年のポスターを作るのに「ちょっと無理かな?」言うてね、藤子不二雄A先生のところに電話したら……「じゃあ、来なさい」って言われね(笑)。

(中川礼二)そうそうそう(笑)。

(中川剛)で、行きましてね。

(中川礼二)行った、行った(笑)。

(中川剛)「おお、兄弟か」言われて。顔をじっと見られてちょっとしゃべったら「はい、いいよ。書くよ」って言われてね。

(中川礼二)ホンマにね、快く。

(中川剛)ほんで、書いてくれましてね。その後もね、いろんなイベントで一緒になって。

(中川礼二)なんか対談もね、させてもらったりとかね。

(中川剛)「僕、いい写真を持ってるんだよ。見せてあげようか」って宮沢りえさんとのツーショット写真。「これ、たぶん僕しかこういうの持ってないよ」みたいなね。

(中川礼二)あったな(笑)。

(中川剛)「来年やるポスターも僕、また書くの?」って言われて(笑)。「いやいや! もう、そんな!」って(笑)。ホンマに貴重なポスターですよね。これはね。

(中川礼二)DVDの表紙になったりね、いろいろと。

(中川剛)まあどっかで、ネットで見たら出てくると思うんで。『兄弟喧嘩』っていう僕たちのイベントの絵なんですけども。この絵のイメージは僕らのネタを5分ぐらい、見てくれたんですって。で、この絵のイメージにしてくださって。「すげえな」言うて。

(中川礼二)そうね。ホンマに。嬉しかったよね! このワールドに入れるっていうね。

藤子不二雄Aワールドの入った

(中川剛)すごいですよ。っていうか、いつも絵を書いてるところに。藤子不二雄A先生、机に普通に座ってしゃべってましたからね。机の上に(笑)。

(中川礼二)そうそうそう(笑)。

(中川剛)「今日は暇なんだ。じゃあ、飲みに行こうか」って言うから「いえいえ、まだ昼間ですし……」って。そしたら秘書の方が「先生。もういい加減にしてくださいよ」って怒られましたから。「もう訳のわからない話ばかりしないの、先生」って怒られてて(笑)。「困ってるでしょう? 中川家さんが」って。もう、すごいしゃべるんですよ。

(中川礼二)ホンマに気さくな方でね。

(中川剛)本当に残念です。

(中川礼二)あれ、覚えてる? ライブの打ち上げにも来ていただいて。

(中川剛)ああ、そうですね。

(中川礼二)そのライブの打ち上げもお客さんを呼んで、ちょっとイベントみたいにしたんですよ。

(中川剛)そしたら先生はもうウロウロしてね。お客さんとベラベラベラベラしゃべって。で、また秘書の方が「先生。そうそうお時間ですよ」って。本当にね、気さくで。本当に優しい面白い先生でしたね。

気さくで優しい、面白い先生

(中川礼二)また時代が終わるねんな。こうやって1個1個な。

(中川剛)終わっていきますよ。寂しいですよ。本当にご冥福をお祈りいたします。

(中川礼二)ご冥福をお祈りします。ありがとうございました。お世話になりましたからね。

(中川剛)宝物ですからね、あの表紙はね。本当にあんなの、書いてくれないですからね。

(中川礼二)で、表紙のまま僕ら、この衣装を作って出ていったよね。

(中川剛)そうです。先生が書いた絵を衣装にしてもらいました。

(中川礼二)本当にね、ありがとうございました。

(中川剛)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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