ナイツ・中川家・サンドウィッチマン『M-1 2021』ゆにばーすを語る

ナイツ・中川家・サンドウィッチマン『M-1 2021』ゆにばーすを語る ニッポン放送

ナイツ・中川家・サンドウィッチマンの皆さんが2021年12月21日放送のニッポン放送『漫才サミットのオールナイトニッポン』の中で、M-1グランプリ2021を振り返り。ゆにばーすのネタについて、それぞれの採点をもとに話していました。

(中川礼二)行きますか、次に。ゆにばーす。

(伊達みきお)ゆにばーす、礼二さんが93点。塙くんが91点。富澤が92点。まあまあ、同じような高得点ですね。剛さんは?

(中川剛)僕は90点。

(伊達みきお)おお、一緒ですね。私、伊達が88点。ツッチーは?

(土屋伸之)土屋が90点です。ランジャタイと同じ。

(伊達みきお)はらちゃんが上手になっていて。

(中川剛)そうね。

はらちゃんが上手くなっていた

(塙宣之)これ、どうなんすかね? はらちゃんがやっぱり上手くなっちゃって……上手すぎちゃったなって思ったんですよね。俺はなんかはらちゃんの……なんだろう? はらちゃんってはじめ、なんかわけがわからなかったじゃないですか。だんだんなんか、すげえちゃんとした感じになってきて。

(中川礼二)そう。素人っぽさがよかったみたいなところがね。

(塙宣之)なんか、ありましたよね。

(伊達みきお)飛び石連休の岩見みたいなもんですね。

(土屋伸之)生放送が終わった後のGyaOのやつに僕、出たんですけど。そこでちょっとだけ、ファイナリストと話をしたんですね。そしたらはらちゃんが「3番目がよかったんで。3番目を引いてラッキーでした」って言っていて。「なんで3番目がいいの?」って言ったら「過去のデータとかを全部見て、3番目あたりで点数が上がるんですよ」とかっていうのをはらちゃんが言っていて。だから川瀬に引っ張られてはらちゃんも相当なんかデータ派みたいな感じで。

(伊達みきお)ID野球だ。

(土屋伸之)そう(笑)。なんかM-1に向けてかなり思考も仕上がってたんですよね。だからそのコンビの呼吸が合ってきたんだとは思ったんですけども。

(塙宣之)それはたしかに思った。

(土屋伸之)それが、意外だった。はらちゃんがそこまで考えているんだって。

(中川剛)「コンビの呼吸」。

(伊達みきお)これは、『鬼滅』?

(土屋伸之)いや、別に『鬼滅』にかけたわけじゃないですよ(笑)。

(中川礼二)それ、俺と一緒になるで?

(一同)フハハハハハハハハッ!

(土屋伸之)そんなわけがないじゃないですか。普通に今までいっぱい言ったよ、「コンビの呼吸」って!

(伊達みきお)そういうの、許しませんから。剛さんは。

(中川礼二)俺と一緒やったら滑っていたで(笑)。

(土屋伸之)しませんよ! そこをかぶせにいくわけないじゃないですか(笑)。

(塙宣之)なんかあのネタ、違う番組で見た時はもうめっちゃウケてて。「これ、結構来るな?」って思ってたんですよ。だからまあ、全然悪くないですよね。

(伊達みきお)悪くないよ。ランジャタイの後によく空気を作ったなっていうのもあった。テレビを見ている限りね。

(塙宣之)どういうところが88点って……結構、伊達さんは。ゆにばーすは。

(伊達みきお)うーん。なんだろうな? ちょっと事務所で見てて、ランジャタイで盛り上がり過ぎちゃって。一旦、タバコ吸いに行ったっていうのもあって。

(一同)フハハハハハハハハッ!

(塙宣之)最悪……。

(中川礼二)それを点数に反映させたらあかんやないですか(笑)。

(伊達みきお)一瞬、タバコ吸いに行ったっていうか。

(富澤たけし)タバコを吸って見てなかったからっていう(笑)。

(伊達みきお)いや、見てたよ、もちろんね。

(富澤たけし)集中しろよ(笑)。

(塙宣之)あいつ、ここまで来ますよ、川瀬は。襲撃しに。

(伊達みきお)あの彼も上手だよね。うん。すごく。

(中川礼二)もうM-1のことしか考えてないっていうね。

(塙宣之)SASUKEの山田勝己状態になってますよね。川瀬名人はね。

(伊達みきお)M-1の筋肉だね。

(塙宣之)M-1の筋肉になっちゃっているから。なんかファストステージの時とか、たまに登れない時の山田勝己みたいになっちゃって。焦っちゃって、そり立つ壁で滑っちゃって……(笑)。

(富澤たけし)どんなたとえだよ(笑)。

(土屋伸之)「また来年か……」って(笑)。

(伊達みきお)やめて。SASUKEの話は(笑)。

(中川剛)「今日は悪魔がいました」って(笑)。わけわからんことを言うやつね(笑)。

川瀬名人の山田勝己化

(伊達みきお)もう男女コンビで何回も決勝に出るなんてね。

(塙宣之)すごいですよ。3回、出ているんですから。

(伊達みきお)まあ男女コンビではゆにばーすがトップでしょう。

(土屋伸之)そうですね。こんなに出ているなんて。

(塙宣之)剛さんはどうなんですか? 「仕上がる」っていう言葉がお嫌いな剛さんは?

(中川剛)なんかこう、本が見えてん。

(伊達みきお)台本が。

(中川剛)うん。微妙な間やけども。

(塙宣之)これは難しいですね。そこの部分ってね。

(中川剛)「相手のセリフ、待ってるな」っていうところがあったから。そこがなければもうちょっと……。

(塙宣之)むちゃくちゃ難しいですよね。言っていることはわかるけど。

(伊達みきお)プロの目線ですよね。

(富澤たけし)でも、前の方がそんな感じじゃなかったですか?

(中川剛)ああ、もっとね。

(富澤たけし)だから、よくなったっていうことですよね。

(中川剛)そうそう。なんやったっけ。はらちゃんがすごく上手になっているなっていうのはわかったね。

(中川礼二)吉本やから結構舞台に立つからね。

(塙宣之)しゃべくりがいいのか、はらちゃんが一番ウケた時みたいにああいう、なんか「翼の折れたエンジェル♪」とかで、ちょっと訳がわかんないコントをやってた時の方がもしかしたら、はらちゃんがバカバカしいのか……っていうのはちょっと分からないですよね。なんか、いろんなパターンをやってるんでしょうけど。

(中川礼二)そうね。どっちがいいのかっていうね。

(塙宣之)そう。はらちゃんが一番面白くなるのがね、どれがいいのか。あ、それは原監督ですよ。神無月さんがやるやつ。いい加減にしてください!

(一同)フハハハハハハハハッ!

(中川礼二)今、伊達ちゃんがね、原監督をやりましたけども(笑)。

(富澤たけし)ラジオなんで、ジェスチャーはやめてください?(笑)。

(中川礼二)「うん?」じゃなくて。息ぐらい吐いたりしてください(笑)。さあ、次はハライチ。

<書き起こしおわり>

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