R-指定さんが2022年2月8日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で梅田サイファーの仲間、たまこぅさんのアメリカ土産を人づてにもらった話をしていました。
(R-指定)あの、全然関係ないんですけども。たまこぅ、覚えている?
(DJ松永)ああ、たまこぅ。旧友。梅田サイファーのメンバーなんだけども。飛んで、いなくなって。
(R-指定)そう。飛んで、五島列島で今、学童保育の先生みたいなことをしながら、生徒たちにもラップを教えたりしているたまこぅなんやけども。あいつ、ちょっとなんかの用事でアメリカに行っていたみたいで。ちょっと長い期間、行っていたみたいで。
(DJ松永)えっ、いつ?
(R-指定)去年の後半ぐらいからたぶん行っていて。最近、帰ってきたみたいで。連絡が来て。「アメリカから帰ってきたわ」みたいな。で、「梅田サイファーのメンバーにお土産があるから、ちょっと渡すわ。そのお土産、妹に渡したから。妹、Creepy NutsとWANIMAのライブを見に行くらしいから、その時に妹から受け取って」みたいな。
(DJ松永)ああーっ!
(R-指定)でもまずそれ、意味がわからへんのやけど。だってあいつ、五島列島からあいつ、実家が京都なんで。京都におる妹にそのお土産を送ったわけやん? じゃあ、もう俺の家に直で送って……梅田サイファーのメンバーみんなの家に送ってくれよ、なんやけど。なんか手渡ししたかったみたいで。で、「妹に渡したから」って言われて、その妹の電話番号が送られてきて。
(DJ松永)段取り、多いな!
(R-指定)「ライブ終わった、妹に電話してやって」って。
(DJ松永)えっ、しかも電話をすんの?
(R-指定)そう(笑)。
(DJ松永)ええっ、なんなの、マジで? めんどくせえな!
(R-指定)「注文多いな、たまこぅ……まあまあ、ええけど」って。で、ライブが終わって。俺はもうライブでいっぱいいっぱいで忘れとるやん? そしたらたまこぅから「なんか妹から『電話が来えへん』ってLINEが来たんやけども。電話したって?」って。「ああ、忘れてた……」ってなって妹に……。
(DJ松永)めんどくせえな、ライブ終わりで疲れてるのに(笑)。
(R-指定)で、妹に電話して。妹はチケット買って友達と来てくれていたみたいで。元々見たかったみたいで。
(DJ松永)ありがたいね。
(R-指定)ねえ。ありがたいよね。で、妹が来て。たまこぅの妹とは実は超久しぶりで。1回、会ったことはあって。
(DJ松永)会ったこと、あるんだ。
(R-指定)それももう13年前とかに、ホンマに俺もたまこぅも10代後半とか。出会いたてぐらいの時にたまこぅの実家の京都に行った時に、なんか成り行きでたまこぅとたまこぅのお母さんと妹2人とみんなでカラオケに行ったんやけども。それ以来で(笑)。
(DJ松永)どういう流れ? なにを歌うの、その時は?
(R-指定)俺、Hilcrhymeの『春夏秋冬』を。TOCさんの。
(DJ松永)マジで?(笑)。ああ、いいねえ。
(R-指定)そういうのがあって以来で。妹もその時、中学生とかやったのがだいぶ……。
(DJ松永)顔、覚えていた?
(R-指定)覚えていた、覚えていた。
(DJ松永)当時の面影もあった?
たまこぅの妹と再会
(R-指定)あった。まあ、マスクやからほぼ顔は見えへん。で、妹が「おひさしぶりです。これ、お兄ちゃんからです」って渡されたのが、袋にパンパンに詰まった、指輪の上にちんちんの形のチョコレートがついているやつで。それで「しょうもない……たまこぅ、しょうもなさすぎるぞ、これは。なんや、これは?」ってなって。で、わかる? このアメリカから五島列島、五島列島から京都に郵送して、そこから妹が持ってきたやつを俺がわざわざ妹に電話かけて、妹がライブ終わりに楽屋、関係者口に「すいません。おひさしぶりです」ってなって13年ぶりの再会で渡したものがちんちんのチョコレートって……「お前、いい加減にしろよ?」っていう。マジでなんやねん、こいつ?(笑)。
(DJ松永)俺も正直、それ、見たじゃん?
(R-指定)見せたよ。
(DJ松永)本当にがっかりした!
(R-指定)フハハハハハハハハッ!
(DJ松永)なんか、普通に見損なった……(笑)。なんか、こんな直球でつまらねえお土産をするやつだったっけ?って思って。俺、本当にがっかりした!
(R-指定)ちゃうねん。あいつの名誉のために言うと、たまこぅっていうのは本当に楽しい、おもしろいやつなんですよ。たまこぅっていうのは。
(DJ松永)センス、あるよ。あいつ、すごいセンスあるよ。
(R-指定)だから、そのもらった時に「しょうもな……」って思ったんやけど「あれ? 俺が間違っている?」って。「何周か回って、あいつはこの段取り込みでちんちんのチョコレートっていうのが面白いっていうことなんか?」みたいな感じで(笑)。
(DJ松永)ああ、だとしたら、すごいよ? だとしたら、すごい。
(R-指定)で、よりダルいのが、もらっといて。ありがとうやけども。ちんちんのチョコレートが……。
(DJ松永)それを妹に渡させるなよな?
(R-指定)で、妹もかわいそうやったよ。「お兄ちゃんから」って渡して、俺もそれをバッと見るやん? で、見て俺が「おおう……」みたいな反応をしているのを見て妹が「なんか、アメリカのお土産やから。あれかな? それを食べたら、アメリカサイズになるみたいなことなんかな……?」みたいな感じでお兄ちゃんのフォローを……(笑)。「いや、妹、いい、いい。いいよ、そんなフォローは!」って(笑)。
(DJ松永)そのフォローもエグいし(笑)。
(R-指定)気まずいやろ? で、俺も妹になんて言ったらいいかわからん。
(DJ松永)フォローになっていない。より気まずくしてるって!
(R-指定)「なあ……」とか言いながら。
(DJ松永)「すいません」とかでいいよ。妹、聞いてる?(笑)。
(R-指定)で、妹とも「それは置いておいて、ありがとう」って写真を撮って、それで妹が帰っていったんやけども。その袋の中にそのちんちんのチョコレートが20個ぐらい入っているのよ。
(DJ松永)たしか色、マーブルだったよな?
(R-指定)色、マーブル。マーブルのちんちんのチョコレートが20個ぐらい入っていて。で、「はあ? 20個、入っているやん? どういうこと?」みたいな感じでたまこぅに「これ、20個、どうしたらいい?」って言ったら「それ、今Rが持っているやん? それ、1個1個梅田サイファーのメンバーに、1人1個ずつ渡していって」っていう。きっしょいお使い(笑)。ほんで俺もめんどくさかったからたまこぅに「ああ、ごめん、たまこぅ。あれやわ。
俺、今大阪やけど、明日の朝イチで福岡にライブに行って、そのまま東京に戻らなあかんわ」って。なんか遠回しに「渡されへんかも」みたいな感じで送ったら「ああ、大丈夫、大丈夫。そのちんこのチョコレート、腐れへんから。お前が持っといて次の梅田のMVの時とか、ライブで会う時とかまで持っておいて。で、1人ずつに……バラバラでもいいし、1人に1個渡してくれれば」って。「えっ、俺、20回滑らなあかんの? こっから先、梅田の仲間相手に20回、滑らなあかんの?」って(笑)。「あ、違う違う。これ、俺からじゃなくて、たまこぅから……」って(笑)。
(DJ松永)なんか呪いのチェーンメールみたいな(笑)。あいつ、なにが目的なの? なんなの?
(R-指定)意味がわからん(笑)。
チェーンメールのようなお土産システム
松 あいつ(たまこぅ)なんなの!ww
#cnann0 pic.twitter.com/51GaFTINFm
— Smile ☻ すみれ (@Smile_0079265) February 8, 2022
(DJ松永)壮大ななにかを考えているの? なんなの? なにが目的? 怖いんだけど?
(R-指定)だからそこまで込みで……そのうざい体験まで込みでお土産にしている可能性があるよ。あいつなら。
(DJ松永)それで今、結局どうしてんの?
(R-指定)家にあるよ。
(DJ松永)あるの!?
(R-指定)家のリビングの机の上に所在なさげに置いてあるよ。マーブルのちんちんのチョコレートが。
(DJ松永)所在なくていいんだよ。捨てろ、捨てろ、そんなもん。
(R-指定)やんな? これは俺、人にもらったものはあんまり捨てへんけども、これは捨てても別に罪になれへんよな?(笑)。
(DJ松永)ならないよ。むしろ、たまこぅが罪なやつだよ。
(R-指定)そうやな。逆にもし、聞いていたら……梅田のやつ、電波で聞いてくれたらいいんやけども。お前ら、これ、いる? いらんよな?(笑)。ちんちんのチョコレート。
(DJ松永)絶対にいらない! みんな、普通にたまこぅにがっかりするだけ。なんか……「もう一緒にラップとか、やりたくないかも」とか思う(笑)。
(R-指定)やりたいのよ、あいつは。
(DJ松永)なんでなんだろうな? なんか、奇っ怪すぎて理解不能よ。
(R-指定)わけがわからん。やっぱり島に行っておかしなったんかな?って思うやんか。でもね、すごいのがたまこぅは島に行った間にアルバムを作っていたんですよ。で、悔しいのがやっぱりいろんな、会ってない間に変なことになっとるわとも思いつつも、あいつが最近作ったアルバムがね、悔しいかな、よかったんですよね。ちゃんとラップは上手いまんま。というか、よりグレードアップしていて。
(DJ松永)マジで?
(R-指定)で、島に行ったことがあいつのラッパーとしての1個のデカいバックボーンになって。
(DJ松永)ああ、それはいいね。
(R-指定)ラッパーって結構なんか、バックボーンがあって。それでなにを言うかが大事じゃないですか。その「なにを言うか」がちゃんと定まった上での、ラップが超絶に上手いたまこぅのアルバム。
(DJ松永)その人のキャラクターっていうか、背景が出来上がったっていう感じ。
(R-指定)だからこそ、ちょっとね、お土産のセンスと引き換えにもうラップのセンスはバチバチに上がっていたっていう。
(DJ松永)いや、もうちょっとならしてもいいよ? トントンにして……。
(R-指定)もう見たことがない形の……五島列島やから。俺らが触れたことがない形の音楽の悪魔が出てきて。そいつに魂を売って。その結果、変なお土産のセンスになって(笑)。じゃあ、ちょっとそのあいつのアルバムから1曲、聞いてもらおうかなと思います。タマイコウスケでアルバム『G.O.T.O.』。五島列島だから『G.O.T.O.』なんですけども。ラッパーの「GOAT(Greatest of All Time)」っていうのともかかっているっていう。そこからの1曲です。『大満足』。
タマイコウスケ『大満足』
(R-指定)はい。お聞きいただいたのはタマイコウスケで『大満足』でした。
(DJ松永)いいですね。ちょっとワード選びのセンスがすごいわ。
(R-指定)おもろいよな。
(DJ松永)面白い! 本当に面白い!
(R-指定)そんなセンスのやつがあんなお土産を渡してくるなんて、信じられへんねんけど(笑)。
(DJ松永)これは悪魔と取引しましたわ。これはしょうがない。これ、トントンになりました。
(R-指定)フハハハハハハハハッ!
<書き起こしおわり>