星野源さんが2022年2月8日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で3週間ぶりの生放送となった『オードリーのオールナイトニッポン』についてトーク。リアルタイムで放送を聞いていた番組の感想や、オードリー若林さんの第一子誕生を知った瞬間などについて話していました。
今夜の #星野源ANN はゲストにオードリー・若林正恭さんが登場！
番組前半は“花束”のお話などで距離感がさらに近付き、後半には、弾き語りで若林さんと「Pop Virus feat. MC.waka」をお届けしました！
若林さん、最高のお話とラップをありがとうございました！https://t.co/PnYHoizErx pic.twitter.com/p9oyqEjTrK— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) September 7, 2021
（星野源）今日は日曜日なんですよ。割とこういう時って月曜に収録することが多いんですけども。今日は日曜日で、昨日の土曜日、オードリーのお二人の『オードリーのオールナイトニッポン』。3週間ぶりの生放送というか、復帰というか。そういう放送だったじゃないですか。もうね、なんですかね？ 楽しみで楽しみで。それで僕、朝イチ、7時ぐらいから起きて、今やっている『17才の帝国』というドラマの撮影をしにスタジオに行きまして。そこからずーっと夜まで撮影をして。それで夜、帰ってきたんですよ。
で、ここまで3日間、ずっと朝から晩まで撮影みたいなのがあって。その前もまた別の仕事をしたりとか。あとは先週、発表しました『おんがくこうろん』。NHKのEテレで2月11日、もうすぐですね。2月11日から始まります新しい僕の音楽番組『おんがくこうろん』の編集をちょっと確認させてもらったりとか、やり取りをしたりとか。それで結構仕事ががっつり詰まっていて忙しい中だったんですけど、今日の日曜はこのラジオを収録するだけだったりするので、「これはもう絶対に生で聞こう！」って。なんていうの？ 素敵なことが起きる予感がするじゃない？ それですごい、もう楽しみで楽しみで。
リトルトゥースTシャツを着て待機
クリスマスプレゼントが届きました?（自分で注文したんですけどね?）#リトルトゥースTシャツ pic.twitter.com/B6nvbtWgzT
— ま さ や ん (@menra_ki_su) December 24, 2020
（星野源）で、ドラマの収録が終わって帰ってきて。で、お風呂に入って体を清めてから、リトルトゥースTシャツを着まして、待機をするわけですよ。それで、12時50分に……まあ、他にも仕事をしたりとか、ちょっとあるし。メールの返信とかもいろいろとあるから。12時50分にアラームを設定して。それでそのアラームがビビビビッ！ってなったの。そしたら結衣さんが「どうしたの？」って言うから「ああ、今日ね、オードリーのお二人のラジオがひさしぶりなんだよ」って。だから……聞き逃しちゃったりするじゃない？ 1時までに仕事が終わらなくて。僕はあんまりマルチタスクみたいなことが全然できなくて。なんか1個、やっちゃうとそれだけになっちゃうので。
「聞き逃さないためにアラームを設定したんだよ」って言ったら「そんなに!?」って驚かれて（笑）。「そんなに楽しみなんだね」って……しかも、リトルトゥースっていうTシャツを着て仕事とかをして。「アラーム、鳴った！」とかってやっていたから「そんなになんだね。楽しみだね」なんて話をして。それで、始まってさ。やっぱり、なんていうんですか？ 提供を読むところから、ちょっと嬉しくなるじゃない？ 話を聞いていて。で、やっぱりね、お二人とも大変だったんだなって……これ、ぜひ皆さん、聞いていただければなと思いますけども。面白くてですね。
で、その中で若林さんが療養をしている期間、テレビがない部屋にずっといて。テレビのアンテナは届かないんだけど、おそらくはあれかな？ スマホとかそういうものでNetflixをよく見ていて。「そこで『呪術廻戦』ばっかり見ていた。『呪術廻戦』、すごい面白いね」っていう話をしていた時に、「作者の芥見下々さんがリトルトゥースだよ」みたいな話を春日さんがしていて。若林さんが「いやー、こんなことを言うのもなんだけど、リトルトゥースの中で一番だね」みたいなことを言っていて。で、「佐藤栞里さんには申し訳ないけど……」みたいな話をしていて（笑）。
で、「面白いな」なんて思いながら聞いていたら、春日さんが「星野源さんもね」みたいなことを言ってくれたんですよ。「いや、俺の名前を別に出さなくてもいいじゃん？」とは思ったんだけども（笑）。まず、そもそも俺はリトルトゥースというのを名乗るにはちょっと申し訳ないっていうか、まだそこまで行けていないっていうような思いもありますし。あと、ちょっと面白かったのは春日さんが言っていたのは「星野源く……さんがね」って言っていて。「ああ、普段家で『星野源くん』って呼んでいるんだな」って思って。それがすごい面白かったですけども。「いや、『くん』でいいっすよ」とは思ったんですけども。若林さんも「源さん」ってわざわざ言ってくださるんですけども、全然「くん」でいいんですよ。
なんだけど、「話題に出してもらって嬉しいな。でもやっぱり、芥見下々さんにも負けるよな。そりゃそうだ。でも若林さん、芥見下々さんの名前、出てなかったよな。『作者の方』って言っていたよな」って……名前が出てない人に負ける人たちっていう（笑）。でも、それはしょうがない。全然、そんなにだって、たとえばCreepy Nutsの松永くんとか、もうずーっと聞いている人たちが山ほどいて。僕はもう、春日さんの事件からですから。ちゃんと聞き始めたのが。ちゃんと「毎週を聞こう」って思って聞き始めたのはそのあたりからで、全然浅いので。だから「リトルトゥース」なんて全然言えないんですよ。僕はだから、あれですよ。マイクロトゥースですよ、言うなら（笑）。たぶんマイクロトゥースなんですよ。
でもそれでね、ソファーでちょっと横になりながら聞いていたの。「おもしれーな」って思って。その『呪術廻戦』の話のくだりで『呪術廻戦』のことを思い出したりしながら……それで今、漫画の方もね、全巻読んでいるので。「漫画の方の後半、あれってどういうことなんだっけな？」って思って。なんかちょっと難しくて、自分がまだ理解があまりできてなくて。「難しいな」なんて思って。で、パッと時計を見たら、4時だったんですよ。
（寺坂直毅）ええっ？
気づいたら4時になっていた
（星野源）ソファーでちょっと横になりながら聞いていて。「ああ、『呪術廻戦』、あそこ。あれ、どういう意味だったんだっけな？」って思ってパッと目を開けて時計を見たら、4時だったんですよ。ラジオ、終わっていたんですよ（笑）。それで、結衣さんが「ラジオ、すごくいい感じだったよ。すごく面白かったよ」って言っていて。「ああ、そうなの？」って言って。俺、寝ちゃっていたのよ！
（寺坂直毅）えええーっ！
（星野源）なぜなら、ここ1週間働き通しで。その日も全然、3時間ぐらいしか……その前も夜まで仕事をしたりとか、いろいろとやっていて。3時間ぐらいしか寝れていなくて。マックスだったわけ、たぶん。でも、めちゃくちゃ楽しみだったんだけど、寝ちゃって。それで「ああー、寝ちゃったよ……」って思って。本当にお話は絶対に面白かっただろうなって。「そうだよね。面白かっただろうね」って言って、携帯を開いてLINEニュースを見たら、若林さんに子供ができたって書いてあって。「うわーっ！ こんな知り方、ある!?」って思って（笑）。一番つらい知り方……。
（寺坂直毅）アハハハハハハハハッ！
（星野源）どう考えても素敵なことが起きるであろうラジオを聞き逃したつらさってないじゃん？ 「絶対にこの日、なんかあるよね」っていう日に聞き逃す時ってあるじゃん？ 「きっとこの後、10年とか20年とか経っても、この話をするだろうな」みたいな時ってあるじゃん？ その日だったわけですよ。で、しかも若林さんにお子さんができていたっていうことは抜きにしても、そういう回だったの。そしたら、それも含めて完全に神回になってしまったんですよ。それを僕は……リトルトゥースのTシャツを知りながらもニュースで知るっていう（笑）。
もう本当に……ニセトゥースですよ、私は本当に。だからマイクロトゥースです。本当に。だから本当にそれでもう……もう4時ですよ。明け方なんですけども、ポテチをヤケ食いしましたね（笑）。今、ちょっとドラマを撮っているから、ちょっと我慢しておこうってしていたポテチをね、クシャーッ！って食べましたね。そんな昨日でした。本当に若林さん、おめでとうございます。素晴らしいお話でしたよ。本当にいろいろと大変だったんだろうなって思うんで。でも、本当におめでとうございます。
それでそこから……もう、寝れないじゃん？ その後、寝れなくてさ（笑）。なぜなら、ほぼ3時間寝ているから。3時間ぐらい寝ちゃっているから、元気になっちゃって。もう、Radikoのタイムフリーで1から聞きました（笑）。めちゃめちゃ面白かったんで聞いてない方はぜひ、聞いてくださいね。では、そんな感じでここで1曲。星野源で『Family Song』。
星野源『Family Song』
（星野源）お送りしたのは星野源で『Family Song』でした。そうなのよ。だからね、「すごくいい感じだったよ」っていうので一瞬「あれ？」って思ったの。「『いい感じだったよ』っていうラジオの感想ってなんだろう？」って思って。でも、「そういうことか！」っていう（笑）。「そうだよね！」っていう。それで俺がね、全然起きなかったんだと思うんだよ。もうたぶん疲れに疲れたから。起こしてくれたんだと思うんだけども。いや、本当にね、でもよかったです。本当に素敵なラジオでした。楽しかったです。
＜書き起こしおわり＞
