田中敦子『星野源のオールナイトニッポン』で印象的な回を語る

田中敦子『星野源のオールナイトニッポン』で印象的な回を語る 星野源のオールナイトニッポン

田中敦子さんが2023年3月7日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。番組の中で印象的だった回について話していました。

(星野源)実はですね、田中さんがこのラジオを聞いてくださってるっていうのは、早見沙織さんから『SPY×FAMILY』という作品のスペシャルで来ていただきまして。その時に「リスナーらしい」ということを聞いて。「これはちょっとぜひ、呼びたい」と思ったんですけども。

(田中敦子)ありがとうございます。

(星野源)「ゲストに」っていうのを聞いた時、どんなお気持ちでしたか?

(田中敦子)もう、なんか天と地がひっくり返ったみたいな(笑)。そんな感じがしていて。毎週、やっぱりこの番組を楽しみにしてるし。私を幸せにしてくれる番組だから。でも、やっぱり生放送っていうハードルは結構高いなと思ったんですけども。ここでやっぱりお断りしたら、もう女がすたるというか(笑)。

(星野源)いや、そんな……(笑)。でも、声優さんのスケジュールってかなり朝が早かったりするじゃないですか。

(田中敦子)そうですね。

(星野源)だからちょっと、この深夜に来ていただくっていうのは大丈夫かな? とは思いつつ。でも、来ていただけて本当に嬉しいです。

(田中敦子)もう、なんだか瞳孔が開きっぱなしな感じがしてます(笑)。

(星野源)なんかちょっと聞いてみたいなと思うんですけど。この番組、どんなところがいいなと思って聞いてくださってるんですか?

(田中敦子)やっぱり以前、星野さんが「大変なお仕事が続いたりとか、そういう日々の中でもなにか楽しみがあると、それだけで毎日が変わってくる」みたいなお話されてたことがあったと思うんですけど。私にとっては、このラジオがそういった位置にあって。やっぱり1週間、すごく楽しみに過ごして。私をこう、日常から解き放ってくれるような感じがします。

(星野源)そうですか。僕もラジオを中学から高校の時、毎日通学の時に聞いていたんですけど。僕はその時はもう何者でもない。でも、演劇をずっとやっていて、音楽もずっとやっていて。何かになりたいんだけど、まだ未成年だし、不安しかないみたいな時に、そのラジオを聞いてる時はなんというか、現実をとりあえず置いておいて。ちょっとその世界にポッと行けるというか。

(田中敦子)そうですよね。

(星野源)で、もちろんアニメとか映画とかドラマとかもそうなんですけど。ラジオはなんか、やっぱり声だけで、自分に語りかけてくれるような感覚もすごくあるし。やっぱり、そういうお気持ちっていうか?

(田中敦子)そうですね。やっぱり自分にしゃべりかけてくれてるような感じがするので。皆さん、「友達」って思っていらっしゃると思うんですけども……(笑)。

(星野源)そうですね(笑)。このリスナーは僕のことを「友達だよね?」っていうメールをいっぱいくれるんですけども。「友達じゃねえ」って言ってはいるんですけど。でも、ちょっと田中さんに「友達」って言われたら、それはもう友達です(笑)。友達になってください(笑)。

(田中敦子)本当ですか? 嬉しいです。やったー!(笑)。

(星野源)ちょっと贔屓を……フハハハハハハハハッ! かわいい。かわいいぞー!(笑)。 いやー、嬉しいです。聞いていただけていて。

(中略)

(星野源)続いてのメール。「ヘビーリスナーの田中さんに質問です。印象に残っている放送回はありますか?」という。星野源のオールナイトニッポンの中で印象に残ってる回みたいなの、ありますか?

(田中敦子)私、個人的にはあのラブホネームの回ですね。

(星野源)フハハハハハハハハッ! 嘘でしょう!? アハハハハハハハハッ!

(田中敦子)あれが好きで(笑)。何回も聞き直したり……(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! ええと、あれですよね? 「今、ラブホからメールを送ってます」っていう風にリスナーがメールを送ってくれて。で、僕が「ラジオネーム」って読まなきゃいけないのを「ラブホネーム」って言っちゃって。そこから、リスナーの近所のラブホの名前がめっちゃめちゃ来た回ですよね?(笑)。

(田中敦子)はい(笑)。あれはちょっと、お気に入りに入ってます(笑)。

(星野源)おい、聞いたか? みんな。田中敦子さんがラブホの回をお気に入りにしてくださってるぞ?(笑)。嬉しい! 言い間違えて、よかったー(笑)。

ラブホ回がお気に入り

星野源のオールナイトニッポン FM93 AM1242 ニッポン放送
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(田中敦子)あと、去年聞いていてすごくやっぱり感動したのは、ラジオって双方向メディアだなって思っていて。それで、やっぱりこの番組ってすごいなと思うのは、Spotifyで配信になることになって、ファンファーレとかジングルとかSEなどが全て、権利の関係があるので。リスナーの方から募集して。それを今、番組で使われてるじゃないですか。あれがもう、本当に素晴らしいなと思って。

(星野源)ああ、嬉しいです。

(田中敦子)あれで感動して。毎回、聞くたびにもう、はい。いいなって思って。

(星野源)もしよかったら、それを上に振り上げると、あの曲が流れるんですけど……。

(田中敦子)えっ、これ? 噂のですか?

(星野源)アハハハハハハハハッ!

(田中敦子)これを振り上げると、初回は長いバージョンのが!?

(星野源)フハハハハハハハハッ! そうです(笑)。長い曲が流れるやつなんです。

(田中敦子)本当ですか?

(星野源)これの名前を言いながら振り上げていただけると。これ、ちょっと、「ねぶり棒」っていう名前を言っていただきながら。

(田中敦子)私が言っちゃっていいんですか?

(星野源)ぜひぜひ。

(田中敦子)ねぶりん、ねぶりん、ねぶり棒~!

(ねぶり棒のテーマ ロングバージョンが流れる)

(星野源)アハハハハハハハハッ! 田中さん、魔法使いだったじゃないですか(笑)。ちょっと待ってください……あつキュアだったじゃないですか(笑)。

(田中敦子)大丈夫だったでしょうか? もう、なんか変身したくなってきましたね(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! ああ、嬉しいです!

(田中敦子)嬉しいです。本当に、嬉しいです! 直に見られて、本当に。

(星野源)差し上げます。

(田中敦子)あっ、本当ですか? ありがとうございます! 家宝にします(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! そうなんすよね。Spotifyはいわゆる著作権登録してある曲が、かけれないんですよね。それもあって、ファンファーレとかSEとかで……結構SEで1回、流れるやつとかも著作権があったりとかして。で、ラジオの本放送はそういう権利使用料を支払ってるからかけられるけど。Spotifyだとそれを変えなきゃいけないんですね。でも急にフリー素材、フリー音源になったりすると、聞いてちょっとテンションが下がるなと思って。で、これをきっかけに……仕方なくフリー音源に変えましょうっていうのじゃなくて、なにか面白い企画にできないかな?って。

で、そもそもうちの番組、俺のリスナーは音楽的才能に溢れているので。で、ジングルのコーナーもずっとやらせてもらっていたから。それで、募集しちゃえばいいんじゃないかということで募集させてもらったんですけども。すごい素敵な音源がいっぱいあって。それを喜んでくださって。たしかに本当に……なかなかここまでフットワークが軽く、音源が変わったりとか。しかも、すぐ送ってくれるので。みんな、すごい才能だし、スピード感ですよね。

(田中敦子)本当に素晴らしい。

(星野源)その双方向の感じが僕もやっていて楽しいんですけど。それを聞いてくださって、嬉しいです。

(田中敦子)星野さんならではの。

ファンファーレ募集回

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(星野源)嬉しいです。ちょっとなんかメールが。「田中さん、最近近所で見つけた面白い名前のラブホなんですが、隣町に『どんぐりころころ』っていうラブホがありました」。

(田中敦子)フフフ(笑)。

(星野源)いや、違うのよ。田中さんはラブホの名前が好きなわけじゃないのよ(笑)。ラブホネームの回が好きなだけで。田中敦子さんにラブホの名前をおすすめする回じゃないのよ(笑)。

(田中敦子)でも、かわいいですね(笑)。

(星野源)フハハハハハハハハッ! 受け入れてくれた……でも、たしかにどんぐりころころはかわいいですね。

(田中敦子)かわいいですね(笑)。

(星野源)これ、またいっぱい来ちゃうよ(笑)。あと、「ラブホで聞いてるよ」って方がもしいたら、ぜひメールください。

(田中敦子)楽しそう(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! ねえ。ラブホでこれ、聞いていたら最高ですよね。テンション上がりますよね。「うわっ、今、ラブホじゃん!」ってなりますよね(笑)。いや、素晴らしいですね(笑)。ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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