ビビる大木と東野幸治 カヴァーデイル・ペイジを語る

ビビる大木と東野幸治 カヴァーデイル・ペイジを語る 東野幸治のホンモノラジオ

ビビる大木さんが2021年12月31日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオSP~俺たちの紅白歌合戦~』の中でRainbow『Spotlight Kid』を選曲。カヴァーデイル・ペイジについて東野幸治さんと話していました。

(ビビる大木)私のリクエストの最後はカヴァーデイル・ペイジというユニットがあるんですけども。ディープ・パープル、ホワイトスネイクのボーカルを務めたデヴィッド・カヴァーデイル。そしてレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが組んだカヴァーデイル・ペイジという。

(東野幸治)これ、夢のコンビっていうこと?

(ビビる大木)夢のコンビです。アルバム、1枚だけです。日本公演に来て、その後ワールドツアーはやんなかったんですよ。

(東野幸治)日本公演だけで終わっているの?

(ビビる大木)だからすごい貴重な日本公演だったんですよ。

(東野幸治)それは、行ってないの?

(ビビる大木)それは僕、コンサートスタッフのバイトとして行っていますんで。だから僕、生ジミー・ペイジを聞いているんですよ。

貴重な日本公演を目撃

(東野幸治)どうなの? ええ人なの? ジミー・ペイジは。

(ビビる大木)よかったですよ。僕が思った感じですけど……その時は僕、まだ19、20ぐらいだったんですけども。要はこのへんの世代、カヴァーデイル・ペイジを好きな人たちは当時ももう完全におじさんだったんですよ。93年とかそのぐらいだったんで。

(東野幸治)だから言うたらレッド・ツェッペリンっていう、俺が小学校高学年ぐらいに大人気で。だからディープ・パープルかレッド・ツェッペリンかって言われていて。それのギタリスト、ジミー・ペイジで。たまにネックが2本のギターにしたりする人で。その人と、そのホワイトスネイクっていうバンド……人気あるよね。

(ビビる大木)人気あります。イケメンです。カヴァーデイルは僕、Twitterをチェックしていますけども。シモネタばっかりです。なんか、誰かが上げたシモネタの写真に「Oops! Oops!」っつって。すげえ喜んでます(笑)。

(東野幸治)70ぐらいのボーカルでしょう?(笑)。

(ビビる大木)そうです。今なお、長髪です。

(東野幸治)伊藤政則さんとカヴァーデイルしかいませんよ。70を超えて長髪って……(笑)。ええっ?

(ビビる大木)でも、カヴァーデイルは今なおかっこいいです。

(東野幸治)これ、ヒットはしたの?

(ビビる大木)これはなんていうか、ロックっていうかこの曲、今からかける曲は『Shake My Tree』っていう曲なんですけども。これはアコースティックギターでジミー・ペイジが聞かせるんですよ。エレキじゃなくて。これがめっちゃくちゃかっこよくてですね。

(東野幸治)これは言うたら、カヴァーデイルという名前とジミー・ペイジという名前……「ますだおかだ」みたいなもんなの?

(ビビる大木)そうです。カヴァーデイル・ペイジというユニット名です。ますだおかだ……ますだおかだを出さないでくださいよ。東野さん。急に……聞く前にそうなっちゃいますから。「そういえば岡田さんに連絡をしなきゃ」とか俺、なっちゃいますから。やめてください。

(東野幸治)ええと、増田くんが歌っていて、岡田さんが弾いているわけ?

(ビビる大木)そうですね。音としては(笑)。

(東野幸治)で、これはヒットしているっていうことよね? 『Shake My Tree』。

(ビビる大木)はい。アルバムは売れましたんで。

(東野幸治)このアルバム1枚だけで終わっているの?

(ビビる大木)そうです。これでユニットが自然消滅しちゃったんで。それっきりやっていないです。

(東野幸治)それは1枚こっきりの契約なのか、やっぱり空中分解なのか……他のメンバー。違うバンドのそれぞれのバンドがヤキモチ、嫉妬……ボーカリスト、ロバート・プラントやったっけ? ツェッペリンの。それがヤキモチを焼いたとか、そういうのもあるわけ?

(ビビる大木)これはまた、伊藤政則さんに聞いたんですけども。これ、やっぱりデヴィッド・カヴァーデイルにはカヴァーデイルのスタッフがいるじゃないですか。で、ジミー・ペイジにはジミー・ペイジのスタッフがいて。そこの縄張り争いのような……本人同士はなにもモメていないけども。「もっとデヴィッド・カヴァーデイルを出してくれよ」とか「いや、ジミーの曲をどうこうさせてくれよ」とか。そういうせめぎあいになっちゃったらしいんですよ。最後は。

(東野幸治)だからダウンタウンさんととんねるずさんが番組をするみたいな?

(ビビる大木)ああ、そんな感じです。「どっちをメインにするの?」みたいな争いです。

(東野幸治)どっちがコーナーを仕切るの? 誰が仕切るの? みたいな。

(ビビる大木)それがずーっとなっちゃって。そもそもレコード会社が組ませたユニットだったらしく。だったら、もう……みたいなのがあったらしいです。

(東野幸治)本人たちじゃなくて、周りの取り巻きがお互いの看板を背負っているし。それでみんな、生活をしているから。やっぱり目立ちたいし。こっちの方がすごいって言わせたいから、お互いが譲らずに空中分解。ああ、楽しみ。聞きたい。カヴァーデイル・ペイジ。

(ビビる大木)これはもう、ジミー・ペイジのアコギもかっこいいので。ぜひ聞いてください。行きましょう。カヴァーデイル・ペイジで『Shake My Tree』です。

Coverdale/Page『Shake My Tree』

(東野幸治)いやー、すごいね。ジミー・ペイジさんのアコギのギターもそうですけども。カヴァーデイルさんの声、すごいね。パンチがあって。

(ビビる大木)やっぱりそこはリッチー先生に鍛えられましたから。ディープ・パープルで。

(東野幸治)いや、すごいな。これ、いいもん聞いた。カヴァーデイル・ペイジ。覚えておこう。

(ビビる大木)ちなみにジミー・ペイジはオカルトマニアです。

(東野幸治)いや、聞いてないです。「ちなみに」って聞いてないんで(笑)。

(ビビる大木)ちなみに。なんか幽霊が出る屋敷を買ったりとか。オカルトマニアです。

(東野幸治)もうお金がありすぎて。なんかおもろいことないかな、みたいなところですか? いやいや、わかりました。ありがとうございました。ジミー・ペイジはオカルトマニア。じゃあ、新日本プロレスのタイガーマスクの時代のブラックタイガーは今、10年ぐらい前には移動動物園の園長をやってました(笑)。

(ビビる大木)ええーっ!? 引退してですか?

(東野幸治)らしいですよ。いや、知らないです。ひとくちメモにそんなんが書いてあったから。証拠はないですけど、そんなんが書いてあったから一応今、いいましたけども。

(ビビる大木)いや、その後を知るってファンとしては嬉しいじゃないですか。やっぱり。「ああ、そうなんだ!」って。

<書き起こしおわり>

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