安住紳一郎 堀井美香アナに1年前の予定を入れられていた話

安住紳一郎 TBSテレビ社長との話し合いの予定を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2021年12月12日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でリスナーから届いた日付間違いエピソードを紹介。そこから自身のスケジュールを管理してくれていた堀井美香さんに1年前のスケジュールを入れられ、大混乱した話を紹介していました。

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(安住紳一郎)浦安市の47歳女性の方。ありがとうございます。「先日、30年ぶりに英検を受けました」。へー、すごい。30年ぶり。高校生以来。「『母さんも受けるからあなたたちも頑張りなさい』と高校生と中学生の息子2人の分も半強制的に申し込みをし、約2ヶ月。気がつくと母親の私だけがムキになって真面目に勉強をしました」。偉いね!

(中澤有美子)偉い!

(安住紳一郎)まあ英語、たぶん得意なんでしょうね。「試験の前日、受験票を見ながら持ち物チェック、会場までの交通手段の確認。『意外と早起きだな』と1人、あたふた。その後、息子たちに怒り爆発。『あなたたち、明日試験なのにいつになったら準備するの? お母さんだけ焦っているんだけど。ちょっと呑気すぎない?』『俺たち、試験明後日だから』と息子。『あれ? 明日は母さんだけか。ごめん、ごめん』。翌朝、かなり時間に余裕をもって試験会場へ。最寄り駅からは会場になっている建物が見える距離なのに、受験生らしき人はほとんど見られず。『準一級ともなると、そんなに受験生はいないのね』とポジティブというか高飛車な私ははやる気持ちを抑え、敷地内へ」。準一級はすごいね!

(中澤有美子)ねえ。

(安住紳一郎)「入り口で警備員のおじさんが学生の検温をしていたので私も列に並び、いざ私の番が来るとおじさんは明らかに『あんた、誰?』といった顔で私のことを見るのです。嫌な予感です。『あの、今日は英検ですよね?』と予想以上の小声で聞くとおじさんは『英検? ああ、明日ですよ?』。私はバッグの中の受験票をわしづかみにして取り出し、そこではじめて日付が翌日であることに気付きました。

警備員のおじさんが『前日の体温も測っておきますか?』なんて粋なことを言うので『そうですね。念のため……』と答え、私は検温だけをして今来た道を引き返しました。試験会場、集合時間、持ち物……一体私は何度、何日前から受験票を確認したことでしょう。でも、一度も試験日を見たことはなかったのでした。日頃から子供たちにはなにかにつけ『ちゃんと確認したの?』が口癖の私です。素直に家に帰るにもなんともバツが悪く、駅前の喫茶店で飲みたくもないコーヒーをガブ飲みしてボーッと時間を潰しました。試験はおかげさまで合格いたしました」。

(中澤有美子)わあ、すごい。おめでとうございます!

(安住紳一郎)おめでとうございます。素晴らしい! 30年ぶりで英検準一級。素晴らしいポテンシャル! 尊敬しちゃう。いいね。ちょっと前掛かりな感じで。試験日を間違うなんて、なかなか。さすが! いいねえ。前の日に行っちゃう。いいですよねー。

(中澤有美子)いいですねえ。守衛さんも素敵。

(安住紳一郎)あんまりね、気分を落としたらあれだからね。乗せておいてね。試験日とかね、そう。日付、なかなか難しいんですよね。

(中澤有美子)そうかもね。思い込んじゃうと、もうね。一度間違えてカレンダーに書いちゃったりすると、そう思っちゃいますから。

(安住紳一郎)日々、忙しいですからね。私もどこかの学校を受験した時にきちんと「前日に下見をしておかなくちゃ」っていうか。ちょっと東京とか関東の生活、よくわかっていなかったので。北国から出てきたばっかりなので。電車の乗り換えとか、当時はまだスマートフォンとかなかったんで。とりあえず、前日の同じ時間に本番と同じ行動をしようと思って、その受験会場まで行ったことがあるんですよね。

(中澤有美子)ああ、素晴らしい。

(安住紳一郎)そういうことが大事だなって思って。

(中澤有美子)そう言われていました。

大学受験の会場下見

(安住紳一郎)言ってたよね。あんまりやっている人、いなかったけどね。そしたら前の日も違う課の受験日だったらしくて。そこに参加する学生だと思われて、すごい強制的に会場まで入れられて。「下見だっつってんだろ」っていう。「下見です、下見です」って言っているんだけども「はい、そちらの方! そちら! ダッフルコートの方、こちらですよ? 急いで、急いで! 渡って! この信号で渡ってください!」なんて。すごいモチベーションの高い警備員の方がね。

「もう渡って! 渡っちゃって!」なんて。「大丈夫ですから」って。下見だっていうのにグワーッてなって。「あ、はい。下見の方でーす!」なんて。言ってるんじゃん!っていう。すごくそういうことに対して、恥ずかしい年頃だからさ。若い時はさ。周りに自分の事情とか言われると恥ずかしいから。そこの学校は合格しましたけど、行きませんでした。

(中澤有美子)ええっ? そうなんですね(笑)。

(安住紳一郎)行きませんでした。うん。心をざわつかせながら。「違う」なんて。

(中澤有美子)「何か、違う」って。

(安住紳一郎)「何か、違う」って。そういうことでしたね。

(中澤有美子)あら、まあ(笑)。

(安住紳一郎)あと、私のスケジュールを管理してくれている会社の仲間が私のスケジュールを1年、取り違えていたっていうね。スケジュール1年取り違え事件っていうのがありましたね。びっくりしました。

(中澤有美子)おおう……。

(安住紳一郎)すごいですね。1年、日付を取り違えていたんですね。びっくりしました。

(中澤有美子)随分先の打診を今年のものとして?

(安住紳一郎)いいえ。過去にやった仕事をもう一度、入れていましたね。びっくりしました。あれは。去年かな? 一昨年かな? コロナ禍が影響したんですかね? まあ、そのスケジュールを管理する専門の仕事をされている方がいらっしゃるんですけどもね。で、私の携帯電話とかパソコンに「○月×日 △△ ○時集合 こういう仕事の用件です」みたいなのがバンと来るんですけどもね。「なんかやった記憶があるな……」なんて思ったんですけどもね。「うーん? おかしいな」って思ったんですよね。たとえば、だから「大泉洋さんと福岡でのロケ 1日」みたいな。「あれ? 俺、去年もこの季節に同じ仕事をしたけど……恒例かな?」なんて思ってね。

(中澤有美子)恒例のね、うん。「好評だったからかな?」なんて。

(安住紳一郎)そしたらその前日ぐらいに、さすがに何の連絡もないから。「私、飛行機のチケット、自分で買ったらいいんですか?」って制作の担当者に電話をしたら「なんのことでしょうか?」って言うからびっくりしちゃって。「いや、私、明日福岡で撮影が入っているんですけど。チケットまだ来てませんけど、これは自分手配ですか?」って言ったら「ちょっとお待ち下さい」なんて。「タータラタラタラ、タターター♪ タータラタラタラ♪」って。これ、その人の待っている時の音なんですけどもね。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)「安住さん、そんな仕事、入っていません。で、全く同じ仕事を去年、やっていますね」なんて。「えっ、じゃあこれ、去年の仕事がもう1回、入っていること?」なんて。そこで大混乱しちゃって。びっくりしましたね。

(中澤有美子)おったまげですねー。

(安住紳一郎)おったまげでしたね。その担当のスケジューラーは堀井美香さんという方だったんですけども(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

スケジュール管理担当・堀井美香さん

(安住紳一郎)私の大先輩のね。しばらく私のスケジュールを管理してくださっていたので。びっくりしました。「堀井さん!」なんて。

(中澤有美子)堀井さんもお忙しいから。

(安住紳一郎)お忙しいからね。「去年の仕事、入っていましたけど?」「えっ? 本当?」なんて。「なんかー、私もそう思ったんだよねー」なんて。

(中澤有美子)思ったんですか(笑)。

(安住紳一郎)「思ったんだったら、言ってください」っていうことなんですけどもね。

<書き起こしおわり>

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