DJ YANATAKEさんが2021年12月6日放送のblock.fm『INSIDE OUT』10周年記念放送の中でKendrick Lamar 『Alright』をこの10年間の個人的ベスト楽曲として紹介していました。
(渡辺志保)じゃあ、ここでヤナタケさんからも。
(DJ YANATAKE)もうね、僕はかぶると思って。かぶったらまあ、いいやと思って最後にしてたんですけど、かぶりませんでした。そして僕が選ぶ……みんなに無茶振りしましたけど。僕が文句なしの締めをします。ヤナタケが選ぶベスト・オブ・ザ・ディケイドはですね。ケンドリック・ラマーで『Alright』!
(渡辺志保)いやー、文句なし。
(AKLO)おおーっ!
(DJ YANATAKE)やっぱりちゃんと締めにふさわしい曲を選んでまいりました。もはや説明、いろいろいらないのかなと思うんですけど。さっきですね、SHIGERU WATANABEさんがツイートしてくれたし、志保もオープニングで言ってくれましたけど。やっぱりね、AKLOさんのケンドリック・ラマーの『To Pimp a Butterfly』の解説がみやーんさんのサイトに書き起こしが残っていて。これが記事が後々まで、めっちゃバズったし。このみやーんさんの書き起こしを見て、この番組を聞き始めたっていう人もすごくたくさんいたし。
AKLO アルバム解説 Kendrick Lamar『To Pimp A Butterfly』
(DJ YANATAKE)あと、あれですね。あと、なんだろうな? まあ、BlackLivesMatterじゃないですけど。ことあるごとにこの曲がやっぱり今でも話題になるし。古さも感じないし。あとね、ちょっと調べたらですね、この曲は『INSIDE OUT』で5回ぐらいかかってるですよね。そんなに同じ曲をかけることって、たぶんAKLOさんの曲以外だとないんですよ。
(渡辺志保)AKLOさんの曲以外でね(笑)。本当だね。言われてみれば。
(DJ YANATAKE)そうなんですよ。で、まだまだ今後も語られていくだろうし、今でこそさ、いろんな和訳のサイトができたり、YouTubeだったりがいっぱいできてきたけども。まだそういう情報が全然ない頃で。これ、覚えてるんですけど、まあまあね、日程的にサプライズリリースだったのかな? なんか前倒しになったかなんかだったんですよ。で、まだダウンロードの時代で。日本のiTunesでも1位になったんですよ。もういきなり、ポーン!って。で、みんながワーッ!ってケントリックに熱狂し始めた瞬間で結構、AKLOさんガッツリ解説をやってくれたのがやっぱり『INSIDE OUT』的にもね、すごいリマーカブルな回だったんで。それも思い出したし。なんか、まだ当時、知らなかった人もこのみやーんさんの書き起こしをまた今、読んでみても面白いんじゃないかなと思いますね。
(渡辺志保)たしかに、そうですね。
(DJ YANATAKE)ということで、選ばせてもらいました。
(渡辺志保)でもこの10年間ってやっぱり、なんかヒップホップと社会のあり方みたいなのがすごく取り沙汰された10年間だったと思いますし。私もやっぱり本当に勉強することばかりっていう感じでしたね。ヒップホップを追いかけながらね。
(DJ YANATAKE)で、やっぱりこういう曲が残るなっていうね。なんか最近、そういう風にも思っていることも結構ありまして。友達と遊んでばっかりじゃ暮らせないぞと思ってるんでね。
(渡辺志保)まあリリックの中身的なところにね。
(DJ YANATAKE)まあ、それはそれでいいんですけども。ということで、ケンドリック・ラマー、行ってみますかね。ヤナタケが選んだベスト・オブ・ザ・ディケイド。ケンドリック・ラマーで『Alright』。
Kendrick Lamar 『Alright』
<書き起こしおわり>