渡辺志保 ビヨンセがフィーチャーしたShaboozeyの『A Bar Song』の大ヒットを語る

渡辺志保 ビヨンセがフィーチャーしたShaboozeyの『A Bar Song』の大ヒットを語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2024年4月29日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でビヨンセがアルバム『Cowboy Carter』の楽曲『SPAGHETTII』などでフィーチャーしたシンガーのShaboozeyの『A Bar Song (Tipsy)』が大ヒット中であることについて話していました。

(DJ YANATAKE)俺、ちょっと1個、聞きたいことあったんですけど。俺もね、全然詳しくないんですけど。なんかチャートを追いかけてたらですね、Shaboozeyさん。

(渡辺志保)Shaboozey、ビヨンセのアルバムにも参加した。

(DJ YANATAKE)そうそう。『SPAGHETTII』にも参加してた。

(渡辺志保)2曲、参加していて。

(DJ YANATAKE)そのShaboozeyの『A Bar Song』。それがめちゃくちゃ流行っているっていう。

Shaboozey『A Bar Song (Tipsy)』

(渡辺志保)そうなんですよね。それこそね、TikTokとかでもめっちゃバイラルヒットしてると思うんですけど。

(DJ YANATAKE)この人、いろんなジャンルをミックスしてる感じではあるけど。主にカントリー色が強めっていう。それこそね。だからビヨンセの今回のアルバムにも入ってるってことなんですけどで。でも黒人のカントリーアーティストっていうことで。その人が今、すごいバッコリと来てるっていうのは、これはビヨンセ効果なんですかね?

(渡辺志保)やっぱりビヨンセ効果なんじゃないですか? なんかビヨンセのアルバムに参加した若手黒人カントリーアーティストが女性のシンガーも含めて何人かいるわけなんですけれども。彼女たち、彼ら、みんなやっぱりSpotifyの月間リスナーすごい上がってるんですって。で、このShaboozeyの新曲はマジでいい、ベストなタイミングでリリースされたんじゃないかなって思っていて。

それこそ、さっきも言っていた『From The Block Performance』もついこの間、この曲のビデオが発表されて。たぶん短期間でめちゃめちゃ回ってると思うし。で、たぶんTikTokで受ける曲の法則みたいのがいくつかあると思うんだけど。数字をカウントする系の曲って結構、TikTokでバイラルになるっていう。

(DJ YANATAKE)ああ、やりやすいからね。

(渡辺志保)で、この曲も「One, here comes the two, to the three, to the four♪」みたいな。リリックを交えて数をカウントするところがあるんですよ。だから、そういうのが受けてるのかなと思うし。あとは本当にもうシンプルに、みんなでバーで飲んでちょっとTipsyに酔っ払って騒いじゃおうぜ、みたいな。わかりやすいシンプルなフックなのが受けているのかなという風にも思いました。

(DJ YANATAKE)なんか、僕も全然詳しくなかったちょっとさかのぼると、アニメの『スパイダーバース』のサントラにも入っていたりとかするんで。もちろん、まだ28歳とかかな? 活動はもちろんやってきたんでしょうけど。結構、この曲がバッコリと来ているのがビヨンセ効果だとしたら、ビヨンセはやっぱり神ですね。

(渡辺志保)いや、すごいですよね。で、私もShaboozeyのインタビューとか、いくつか見て。「これまでに誰かにフィーチャリングされたことが1回もない」っておっしゃっていて。「なんだけど初めて客演した曲がビヨンセだった」って言ってて。持っているね、みたいな。

「最初に客演した曲がビヨンセ」

(DJ YANATAKE)なんかビルボードみたいなチャートとか、チェックしててさ。ベストテンとかでたとえば全然知らない名前の人がいたら、一応チェックしてみるのよ。ポチポチと。で、だいたいカントリーシンガーの人のやつって、本当に白人のおじさんみたいな人がすごい多いんだけども。いきなり1位になっている人が「えっ、この感じ?」って思って。

(渡辺志保)ねえ。ちょっとびっくりしますよね。いい意味でね。だからそういうのも、ビヨンセも黒人女性として初のカントリーチャート1位を獲得しましたっていうのがここ数ヶ月で起こった出来事でありますから。そういう意味でも、下地をねちゃんと作ったのかなっていう風にも思いますし。今、私のラップトップをパッと見たら、20年前に同じタイトルの『Tipsy』っていう曲を出したJ-Kwonがこの曲についてコメントしたという記事がはい上がっておりましたので。後でゆっくりJ-Kwonの記事を読みたいなと思っております。

<書き起こしおわり>

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