オードリー若林とDJ松永 春日のラジオ無気力時代を語る

オードリー若林とDJ松永 春日のラジオ無気力時代を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年11月6日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でDJ松永さんに生電話をかけ、春日さんがラジオに無気力だった時代のことについて話していました。

(若林正恭)ええとね、『100カメ』っていうNHKの番組のニッポン放送、オールナイトニッポン回が今日、先ほどオンエアーされたんですけどもね。やっぱりちょっと見ていて思ったんだけど。なんかまあこのラジオ、長いから。12年ぐらいやってんのか? なんかやっぱりYOASOBIに比べると2人とも、声に張りがないよね。なんかその、フレッシュ感がない。しゃべりたい感がないよ。

(春日俊彰)たしかにね。

(若林正恭)ダラダラして。特にお前、降板しろ。

(春日俊彰)なんでだよ? なんで私だけ降りなきゃいけないんだよ?

(若林正恭)いや、俺はまだ張りがあるけど。

(春日俊彰)そんなことないよ。2人揃って、ないんだよ。

(若林正恭)松永はよく言うけど、お前、なんか張りがない時期、あったぞ。

(春日俊彰)ああ、でもその時期を越えてね、12年ですか? やってるわけですから。うん。それはやっぱりこのね、フレッシュさっていうのは、やっぱりそれはないよ。

(若林正恭)それはないよな。

(春日俊彰)だって10何年やっててフレッシュだったらちょっと変だもん。それはそれで。

(若林正恭)でも、春日はフレッシュになったんだよ。結婚したあたりから。これ、松永に電話して聞いちゃいけないんだよね? たぶんね? そういうやつじゃなくなってるんだよね。たぶん。いや、でも松永に電話したいな(笑)。あいつ、この前の日曜日に『ボクらの時代』をCreepy Nutsと俺がやった時もカットされてたけど。なんか言ってたよ。「春日さんって変わりましたよね」って。

(春日俊彰)また? また言ってるの?

(若林正恭)いつかも言っていたよね?

(春日俊彰)言ってたよ。来た時に……随分前でしょう?

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(若林正恭)これ、DJ松永って電話していいのかな?

(春日俊彰)そんな、TAIGAさん扱いしていいの?

(若林正恭)あいつ、だってオリンピックの閉会式に出たりしているんだよ? 俺、松永に電話するってことはないのよ。LINEはするけど。ちょっと聞いてみようか?

(春日俊彰)まあ、ダメだったら出ないだろうし。

(若林正恭)だよな。だからにリアルタイムでは聞いてね。さすがに超リトルトゥースだった……だって、言ってたよ? 『ボクらの時代』で。DJをやっていて。渋谷とかのクラブで。で、自分の出番じゃない時に……ほら、渋谷ってさ、松濤とか代官山の方に行くとさ、超高級住宅街で。あれさ、どんな人が住んでるだろうな?

(春日俊彰)まあ、やっぱり社長さんとか、それなりの……。

(若林正恭)とんでもない人たちだろうな。

(春日俊彰)「ただの」じゃないから。

(若林正恭)もう豪邸感がな。(トム・)ブレイディの家みたいな壁の高さだもんな。

(春日俊彰)まあ、壁だけ言ったらそうかもね(笑)。

(若林正恭)いや本当、刑務所のぐらいの壁の高さの家、いっぱいあるな。

(春日俊彰)本当に。何をそんなに守るんだ?っていうぐらいのね。

(若林正恭)で、カメラが付いててさ。セコムみたいな感じのやつが。それ、フレッシュさが……松永に電話してみようか? まあ、リアルタイムでは聞いてないよな? あと、電話出ないだろう?

(春日俊彰)でも、聞いてるんじゃない?

(若林正恭)えっ、聞いてないと思うよ。しかも「電話していいの?」って聞いた時にさ、冨山さんが大きな丸を今、出してたけど。冨山さんは何の権限もないからね。ソニーの人じゃないし。今、かけましたけども。松永、出るのかな? 出ないか、さすがに。(電話をかけるする)。あっ? えっ、もしもし?

DJ松永に生電話

(DJ松永)(電話に出て)もしもーし。

(若林正恭)えっ? あ、松永?

(DJ松永)おはようございます。

(若林正恭)おはようございます。オードリー若林ですけど。

(DJ松永)ああ、こんばんはー。

(若林正恭)今さ、本番中なんだけども(笑)。

(DJ松永)知ってます。

(若林正恭)えっ、聞いてた?

(DJ松永)いや、Radikoのタイムフリーだからまだ冒頭しか聞けてないから、よくわかんないんですよ。

(春日俊彰)ああ、ちょっとずれてるのか?

(DJ松永)早いですよ。

(若林正恭)えっ、ちょっと待って? リアルタイムではもう聞いてないでしょう? オードリーのラジオ。

(DJ松永)聞いてる時と聞いてない時とあって。100%「聞いてます」とは言えないですけど。聞いてる時もありますよ。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)ああ、今日は聞いてる回だったんだ。

(DJ松永)そうですよ。びっくりした。こんな早くかけてくること、ある?

(若林正恭)松永って今でもリアルタイムで聞く時、あるの? オードリーのラジオ。

(DJ松永)いや、ありますよ。それは。ただ、それをあんまり大きな声で言うのは最近はよしておこうかなと思って。

(春日俊彰)なんでよ? それは言ってよ。

(DJ松永)なんか、リトルトゥースとしての夢、全部叶えさせてもらったんで。あの、もう「俺、リトルトゥースなんすよ!」って引き続き言い続けるのはちょっと品がないような気がして。

(春日俊彰)ああ、そのステージではないっていうことね。

(若林正恭)なんかこの間さ、佐久間さんに聞いたんだけど。「俺はもうそのオードリーのリトルトゥースとしての夢は結構いろいろ叶えたから。会ったり、曲一緒に作ったり……」って。俺たちも曲を作ったもらったりしたじゃん? で、「今は若いリトルトゥースを作るために活動してる」って言ってたって佐久間さんから聞いたのよ。

(春日俊彰)ああ、なるほどね。現役じゃない。もうコーチの座について?(笑)。退いたっていうこと?(笑)。

(DJ松永)そうですね。なんか俺、後進を育てていく立場にそろそろ回ろうかなって思って。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)いや、現役でいてよ(笑)。

(若林正恭)リトルトゥースの後進を育てていくっていうこと?

(DJ松永)そう。それで増やしていって。というか、リトルトゥースじゃない人を減らしていくっていう作業というか。

(若林正恭)それもなんかおかしいじゃん(笑)。

(春日俊彰)それは人口に対してリトルトゥースの方が多いっていうことになってくるよ?

(DJ松永)そうですね。最終的に楽園になればいいなっていう。

(若林正恭)そうなんだね。今もたまに聞く時があるんだね。今、話してたのが、YOASOBIとかのオールナイトニッポンって声に張りがあるなっていう話をしてて。なんか松ちゃんがさ、「春日さんがあんまりやる気がなかった何年間がある」ってたまに言うじゃん?(笑)。

(DJ松永)ああ、懐かしいですね(笑)。

(若林正恭)やっぱり今の方が春日はフレッシュっていうか。声に弾みがあるわけ?

(DJ松永)いや、もう全然違うっすね。「マイク、変えたのかな?」っていうぐらい。

(春日俊彰)そんなクリアに聞こえるっていうこと?

(DJ松永)春日さんね、2、3年間ぐらいずっと、切れてましたよ? マジで聞き返してもらったら分かるんですけど。春日さん、ずっと冒頭から「うぁん、うぅん……」って。マジで切れているから、聞き返してくださいよ。

(春日俊彰)ああ、そう? 自覚はないけど……。

(若林正恭)それ、何年前ぐらい? 結婚の全然前だよね? 結婚前の2、3年がなんか切れているような感じだったっていうことね?

(DJ松永)「切れている感じ」っていうか、あれは切れていましたね。ブチ切れちゃってました(笑)。

数年間、春日はブチ切れていた

(若林正恭)春日はなんで切れているのよ?(笑)。

(春日俊彰)いや、自覚はないのよ。切れる要素なんか、ないんだから。

(若林正恭)でも松永はよく言うのよ。その何年間かがあったっていうね。

(DJ松永)いや、本当ですよ。その数年間と、Rの単発を聞き比べてみてくださいよ。震えますよ。Rの時は春日さんが引っ張ってますから。

(春日俊彰)ああ、そうだね。レギュラーが始まる前の特番ね。

(DJ松永)そう。春日さんの勢いに若林さんがちょっと引いてるくらいの塩梅でしたよ。

(若林正恭)よく気付いたね。いや、俺もだから春日がラジオを学生時代、すごい好きだったから。「ラジオのやる気がすごいな」って引いていた時があったのよ。最初の最初は。だから、ずっと長年聞いてると分かるんだね。その変遷がね。

(DJ松永)変遷……ずっと頭からケツまで連続して聞いてると分かんないんですよ。飛ばし飛ばしで聞くと、わかるんですよ。徐々に変わっていっているから。

(若林正恭)じゃあたまに昔のを聞いてみると違うみたいな。そういうことね。

(DJ松永)そう。たまに「ちょっとあの頃の時代に飛ぼうかな?」みたいな。あるんですよ。

(若林正恭)そういう時があるの? えっ、松永がたとえば……「2014年の頃のをちょっともう1回、聞いてみよう」みたいなこともあるわけ?

(DJ松永)この話をすると長くなるぐらい、いろいろとありますよ?

(春日・若林)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)マジで。だって「あの頃の自分に戻りたいな」っていう時、あったりしません? 具体的に「○歳ぐらいの頃に」って。

(若林正恭)ああ、わかる。自分がね。

(DJ松永)「その時に戻るために、オードリーの○○年のラジオを聞こうかな」みたいなことになるんですよ。

(春日俊彰)ああ、カギになっているの? 我々の番組が?

(DJ松永)そう。「あの頃、深夜バスに揺られながら、東京へ向かっていた中で聞いてたあれ」みたいな。車窓の風景とセットで覚えてるんで。

(若林正恭)それはでもさ、あれじゃん? 曲だったらわかるのよ。「高3の時に聞いた曲を聞いてあの時の気持ちに戻りたい」とかっていうのは。ラジオである? それ。

(DJ松永)いや、ちょっとすいません。曲の方はちょっとわかんないんですけど?

(若林正恭)お前、トラックメイカーだろ?(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! ラジオとセットなんですよ。

(若林正恭)それで言ったら、Creepy Nutsも変わってるからね。ラジオをやり始めの頃と今とじゃ。

(DJ松永)ああ、やっぱりそうなんすね。

(若林正恭)俺はそれ、思うもん。

(DJ松永)マジっすか? やっていると、わかんないっすね。あんまり。

(若林正恭)だって松永自体もさ、この間『ボクらの時代』で思ったけど。1、2年よ。2年ぐらい前の『あちこちオードリー』と違うじゃん。もう目つきが違うもん。やっぱりあるんだな。そういうのがね。

(DJ松永)いや、『あちこちオードリー』で「テレビは酔狂だ。ワーッ!」ってなったじゃないですか。で、そのオンエアーの1月後にはその「酔狂だ」を引き出したいんだろうなっていうアンケートが来るんで。そこでワーッと引いちゃうんですよ。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ! ああ、「それを言ってほしい」っていう風にカツアゲをされちゃうと困るもんね?

(DJ松永)そうなると、俺の中で一気に引いちゃうんで。

(若林正恭)じゃあ、もう『あちこちオードリー』の1回じゃん。そしたら(笑)。

(DJ松永)俺、今すごい催眠術にかけてほしくて。十文字幻斎さんとかに催眠術をかけてほしいなっていうぐらい俺、今はテレビにわくわくしてますね。

(若林正恭)ああ、テレビが楽しいっていうこと?

(DJ松永)今、楽しいですね。前よりだいぶ楽しくなりましたね。

(若林正恭)余裕があるもんな。なんかしゃべり方にも。テレビに出てる時の。

(DJ松永)ああ、本当ですか?

(若林正恭)いや、すごい感じたよ。それは。

(DJ松永)でも前とか、ライブとかだとあんまり緊張しないんですけど。テレビは緊張しすぎて。収録が始まって第一声で声が枯れてるとか、めちゃくちゃあったんですよ。

(若林正恭)ああ、なるほど、なるほど。

(DJ松永)最近、ついにそれがなくなりましたね。

(若林正恭)もうテレビの人だね(笑)。

(DJ松永)いや、「ありがとうございます!」みたいな感じではまだなかなか難しいんですけども(笑)。

(春日俊彰)自然体でパッと出ていけるっていうことだね(笑)。

(若林正恭)でも、あれだよね。そういえばだけど……TAIGAさんとかバーモント秀樹にはかけるけど、DJ松永に電話したことってはじめてじゃない?

(DJ松永)いや、1回ありましたよ。

(若林正恭)なんか、あったね。

(DJ松永)1回、なんか「DJってすごいの?」みたいなので。

(若林正恭)ああ、そうだ(笑)。

(春日俊彰)よく覚えてるな。あったねー!

(DJ松永)覚えてますよ。

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(若林正恭)さすが、リスナーだな。

(DJ松永)あの切り抜きがすぐにYouTubeに上がってました(笑)。

(若林正恭)ああ、俺が機材を買って。「松永に聞いてみよう」みたいになってっていうことだよね。じゃあ、今電話がかかってきたっていうのはさ、どうなの? リトルトゥースとしてはまだ嬉しさはあるの? この電話がかかってきたことに対して。

(DJ松永)いや、これね、めちゃくちゃ嬉しいですよ。めちゃくちゃ嬉しいのはもちろん……これがいいことなのかどうかは分かんないけど。ちょっと、あれですけど。偉そうな言い方というか、あれなんですけども。

(若林正恭)全然いいよ。

(DJ松永)めっちゃ仲いい友達から夜中、電話がかかってきたみたいな(笑)。

(若林正恭)フフフ(笑)。(電話をガチャ切りする)。「仲いい友達」ではないからね?(笑)。

(春日俊彰)なに、急に突然。こんな時間に。たしかにわくわくはするけど。

(若林正恭)リスナーから仲いい友達って……すごいね。それこそ上り詰めたな、あいつ!(笑)。

(春日俊彰)そうね。距離がだいぶ……距離感が。

(若林正恭)だからもう完全に……今、ガチャ切りしましたけども(笑)。もうCreepy Nutsなんて今や、若者のお手本だからね。生き方として。

(春日俊彰)そうだね。憧れられる存在だよね。

(若林正恭)そうだよな。すごいよな。簡単に電話しちゃいけないよな(笑)。でも、普通にしゃべってたね。

(春日俊彰)そうだね。まあまあ、でもいいんじゃない? 本人がそうなら。

(若林正恭)でも自分では……春日さん、その2000何年から3年間ぐらい、返事が生返事だったとか思わないの?

(春日俊彰)思わない。それは思わないですよ。

(若林正恭)自分じゃわかんないんだね。だって聞いてる人も分からないんだもんね。グラデーションだから。

(春日俊彰)そうね。DJ松永しか分かんないんだから。

<書き起こしおわり>

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