東野幸治 The Knack『My Sharona』を語る

東野幸治 The Knack『My Sharona』を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2021年10月8日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でThe Knack『My Sharona』を紹介していました。

(東野幸治)今週の1曲でございますけども。ザ・ナックさんの『My Sharona』でございます。『My Sharona』は1979年。だから僕が中1ぐらいの曲ですよ。これ、いろんな番組でも使われたりとか……『アメトーーク!』のケツもこの曲ですよね。はじめてのアルバムの『Get the Knack』からのシングルカットの『My Sharona』がもうとにかくこの時、めちゃくちゃ売れたんですよ。アメリカで一番売れたんですよ。マジで。

Get The Knack
Capitol Records

(東野幸治)で、全米年間ナンバーワンヒットで。これがどういう歌か?っていうと、「俺のシャローナ」っていうことで。シャローナっていう女性にボーカルの人が一目惚れした歌なんですよ。で、一部のラジオ局では「これ、放送するのはどうなの? 禁止ちゃうの?」っていうような歌詞なんですよ。今日、流れますけども(笑)。まあ、基本別にいいんすけど。

そのボーカルの人が17歳のシャローナに一目惚れしたんですよ。で、「好きだ、好きだ、好きだ」って言って。で、それを歌詞にして。ギターの人が作曲をして。有名なリフというか、有名なメロディーで。聞いたら本当にわかると思うんですよ。で、どんだけヒットしたかっていうと、その後にマイケル・ジャクソンが『Thriller』とかのアルバムを作るじゃないですか。それのプロデューサーのクインシー・ジョーンズっていう当時の有名なプロデューサーがいてるんですけども。

その人が合言葉で「俺たちの『My Sharona』を作ろうぜ」って言ったっていうぐらい売れたんですよ。で、それで作ったのが『Beat It』っていう……それは俺、今回Wikipediaではじめて知ったんですよ。「えっ、そうやったんや?」っていう(笑)。それぐらい大ヒットして。で、この『Get the Knack』っていうアルバムで、たぶんこのギラついているやつがボーカルなんですよね。こいつが17歳の女の子に一目惚れした歌を歌うんですけども。

印象的なジャケット

(東野幸治)で、そのシングルカットされた『My Sharona』は実際のそのシャローナにお願いをして。ジャケットを持って上半身白のタンクトップで。なんかわからんけどノーブラで乳首が立っているんですよ。そういう、シャレたジャケットなんですよ。で、俺もこれ、知らんかって。曲はよう聞いていて。ホンマに、どっちかって言ったら一発屋。世界スケールの一発屋みたいな感じでド派手に売れたんですよ。

で、和訳を見たら俺、正直引いてもうて。「なんちゅう時代や! 今やったらこんなん、許されへん!」っていう。サビの部分ですよ。「決して止まらない。諦めない。エッチな気持ちで立ちっぱなし。こんな若い娘に触られたりしたら僕の、僕の、僕の……My, I, yi, woo! マイ、マイ、マイ、シャローナ」っていう(笑)。めちゃくちゃでしょう、これ? これ、めちゃくちゃやん、こいつっていうのを1曲目に聞いてほしいと思います。『My Sharona』。レコードでスタンバイしております。それでは、聞いてください。ザ・ナックの『My Sharona』。張り切って、どうぞ!

The Knack『My Sharona』

(中略)

(東野幸治)ちなみに言い忘れましたけども。この『My Sharona』が大ヒットしまして。当時17歳のシャローナは彼氏がいたんですけども後に破局をして、このボーカルとお付き合いをします。4年間、付き合って普通に別れます(笑)。ほんで、シャローナさんはすごく生きづらい人生を歩んだそうです。だから、偽名を使うようになったりとか。言うたら街の有名人……「あなたの曲、かかっているよ」って言われて大変な目にあったそうですけど、今ではいい思い出だそうでございます。

<書き起こしおわり>

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