東野幸治『おしゃれクリップ』ウエストランド井口へのコメント依頼を語る

東野幸治『おしゃれクリップ』ウエストランド井口へのコメント依頼を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2023年4月7日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で日本テレビ『おしゃれクリップ』からウエストランド井口さんへのコメント依頼が来たことについて話していました。

(東野幸治)だから僕も本当に口が災いの元というか。もう55歳ですから、これはもう治らないと思うんです。こういう、なんかいらんことを言っちゃうとか。

(渡辺あつむ)ああ、努力は?

(東野幸治)もう努力しようってやっぱり40代の時は思ったけど。「もう、ええか」って。逆にスタッフさんの方から、「こいつはもう、こういうやつや」と思われて。だから俺のニン、キャラクターに合わないような仕事はやめてくれと。というのも、『おしゃれクリップ』って、知ってる? 日本テレビの日曜日の、資生堂1社提供ですよ? 1社提供の『おしゃれクリップ』。もちろんね、『おしゃれクリップ』。資生堂さんから僕にゲストのお願いって、来ないじゃないですか。

(渡辺あつむ)なんや、それ!(笑)。

(東野幸治)来ないやん? 俺は来ないって思う。そんな、新しい番組が始まるとか、特別なことがない限り。なんか、急にイメージが上がるわけでもないねんから、来ないじゃないですか。ほんなら、マネージャーが「実は『おしゃれクリップ』っていう番組が……」「ええっ?」「いや、実はウエストランドの出演があって。で、スタッフさんの方から東野さんにVTRの出演で言っていただけませんか?っていうのが来ていて……」「アホか。自分、『マルコポロリ!』、見てんの?」みたいな(笑)。

関西ローカルで、俺はウエストランドの井口くんの見た目しか、いじってないですよ。ただ見た目。見た目がどんなに劣ってるかって、ただ言う。時代に反して1人……言うたら全員が南に走ってる中、俺だけが北へ走って行っているんですよ。そういう人間が、『おしゃれクリップ』。資生堂1社提供。ビデオでメッセージ……見た目しか、いじることないやん?(笑)。

なんか「いつも頑張ってるね」とか、素敵な話もないし。苦労も知らんし。俺があいつで知ってることは、ただ見た目が劣ってるってことしかないから。「ちょっとスタッフに聞いてくれ。『マルコポロリ!』っていう番組では井口をこんな風にいじってる。それをチェックしてくれ。それでも、本当にいいんですか?って返してください」って言って、その2日後にマネージャーから来て。「あの、今回はなかったことに……」って。

(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ!

「今回はなかったことに……」

(東野幸治)「ああ、そうですか!」って。ちょっとはね、期待したんですよ。それでも……「うちのスタッフが東野さんのことが大好きで。『マルコポロリ!』でウエストランド井口くんをいじっているのが好きで。僕らももしかしたら、資生堂さんに怒られる。見てる方から不愉快だっていうのが来るかもわかりませんけども、我々も勝負したいんですよ!」っていう。それを待ってたんですよ。「ええと、今回はなかったことに……」って(笑)。だからもう、こうなったらそれはしょうがない。言った手前、今更こっちも後には引かれへんから。

(渡辺あつむ)まあ、デジタルタトゥーじゃないですけども(笑)。

(東野幸治)言わんかったらよかったわ。人の見た目なんて……(笑)。いや、本当に。だから、ちょっとそういう風にして……もうしょうがない。自分で自分の首を絞めてんねんけど。もうこうなったら55歳。あと10年、15年、この世界でやっていかなあかんなと、つくづく覚悟を決めた次第でございます。

<書き起こしおわり>

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