オードリー若林 手を合わせて感謝するようになった自分に気がついた話

オードリー若林 手を合わせて感謝するようになった自分に気がついた話 オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年8月14日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でごく自然に手を合わせてあいさつや感謝をするようになってきた自分に気がついた話をしていました。

(若林正恭)24時間テレビのさ、中京テレビのロケで久しぶりに1人でロケバスに乗ってロケに行ったわ。

(春日俊彰)ああ、そう。私も行きましたけど、若林さんの方も別で?

(若林正恭)行きました、行きました。

(春日俊彰)たしかにそうだね。若林さんの1人のロケなんてどれぐらい? もう相当、振り返っても思い出せないぐらいじゃない?

(若林正恭)振り返っても思い出せないぐらい……あれさ、これは歳を取ったからなのかな? たまになんかさ、お寺の住職とかとロケでしゃべるみたいな時、あるじゃん? 自分でもびっくりしたけど。お寺の住職の方にお話を聞くっていう、結構……まあ山奥って言ったらあれだけども。ロケだったんだけども。住職の人って手を合わせてあいさつを。

(春日俊彰)ああ、最初にね。お会いした時に。

(若林正恭)あいさつ、してくださるじゃん? あれ、なんか自然に手を合わせてあいさつをし返していたね。俺(笑)。

(春日俊彰)ああ、そう? いいじゃん。

(若林正恭)で、それをたぶんスタッフはボケだと思ったのか、笑ってたもんね(笑)。でも自然になのよ。あれ、なんなんだろう?

ボケではなく、自然に手を合わせる

(春日俊彰)でも、たしかにボケだと思うかもね。「いやいや、お前の方はいいだろう」っていうさ。「お前の方は手を合わせなくても……」っていう。

(若林正恭)「お前は手を合わせる位じゃねえだろ」ってことになってるのかな?

(春日俊彰)「位」って……まあ、そうだろうね。

(若林正恭)いや、スタッフさんもそうは思ってはいないと思うけども。

(春日俊彰)まあ、真似をした笑いじゃない?

(若林正恭)真似した笑い。でも、本当に真心で手を合わせちゃっているのよ(笑)。あれさ、嫌になるな。感謝しちゃうようになるだろう? 歳を重ねると。「歳を重ねて涙もろい」みたいな話はもういいのよ。みんな、そうだから。でも、森羅万象に感謝し始めたらもう本当にいよいよだよな?

(春日俊彰)どういうこと? たとえば、どういうことよ?

(若林正恭)たとえばなんか、森羅万象によ。

(春日俊彰)「何かをしてもらった」とかじゃなくて、直接的なわかりやすいじゃないやつも……たとえば「晴れてるな」とか、そういうことで感謝するみたいなこと?

(若林正恭)だから、やらないよ? やらないけど。さすがに。やらないけど、スーパーに行って、帰りに歩いてて歩道橋を上がるじゃん? で、上に上がったことにより、夕日がきれいに見えたりするだろう?

(春日俊彰)まあ、あるね。

(若林正恭)で、本当言ったらその……そうね。エコバックを置いて手を合わせたいもん。

(春日俊彰)フフフ(笑)。ああー、こらえているけど?

夕日に向かって手を合わせたくなる

(若林正恭)なんか、いるじゃん? 「お疲れ様でした」って言ったら結構年上の人が「お疲れ様でした」って言いながらちっちゃく胸の前で手を合わせる人、いるじゃん? 「お疲れ様でした」って。あれって、もう手を合わせちゃっているんだよ。だから「涙もろくなってきた」まではラジオっぽくて笑えるじゃん? でも手を合わせるようになっちゃうとさ……(笑)。

(春日俊彰)なるほどね。たしかに。ボケじゃなくて自然とこうやってしまうっていう……ああ、そうか。それは「感謝」だよな。

(若林正恭)なんか地の恵みと天の恵みに……(笑)。

(春日俊彰)ああ、なるほどね。すべてのことに施しを受けた、みたいな。「ありがとうございます!」っていうことでしょう?

(若林正恭)正直、そのお寺のロケは何回も手を合わせている。オンエアーされるかどうかはわからないけども。場所、場所によって(笑)。

(春日俊彰)ああ、そう? 決してボケとかじゃなくて、自然とっていうことね。

(若林正恭)そうなったらもういよいよだなって思って。恥ずかしくなったけどね。ちょっと(笑)。そんな話、ないよな。

(春日俊彰)まあ、しょうがないよね。それはね。

<書き起こしおわり>

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