町山智浩『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を語る

池田美優(みちょぱ)『ワイルド・スピード』にハマった話 たまむすび

町山智浩さんが2021年7月20日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を紹介していました。

(町山智浩)今日はですね、『ワイルド・スピード』という映画シリーズを紹介します!

(赤江珠緒)日本でも最近作が8月6日に公開になると。

(町山智浩)これね、すごいシリーズでね。10作も作られているんですよ。すでに。

(赤江珠緒)人気なんですね!

(町山智浩)これ、これね、2001年から始まって。2年ごとに1本作ってるという恐ろしいシリーズなんですけども。で、あまりにも本数が多いので、ついて行けない人も多いと思うんですよ。『ワイルド・スピード』っていうのがあるらしいけど、ちょっと見れてないなっていう人も結構多いと思うんで。今回、10作目で追いついてほしいという感じで話すんですけれども。この映画はどういう話かというと、車の映画なんですよ。ご覧になっています?

(赤江珠緒)見てないんですよ。

(山里亮太)なんとなく、『ゴジラvsコング』を見に行った時に予告でこれがやっていて。すごいとんでもないカーチェイスレベルではないドタバタのやつをやっていたんで。

(町山智浩)そうなんですよ。カーチェイス映画なんですけども。具体的には7人か8人ぐらいいる車泥棒のプロたちが全世界を駆け巡って世界を救うようなミッションを行なうっていうシリーズなんですね。

(赤江珠緒)車泥棒が?

(町山智浩)車泥棒のプロたちなんですよ。元々は。でも、これ元々はそういう話じゃなかったんですよ。1作目の『ワイルド・スピード』っていうのはまず、トラックの強奪事件があって。それがその、ものすごいドライビングテクニックを使って強奪したんで。ストーリートレーシングってやってる人たち、いますよね? 公道レース。だから『頭文字D』みたいなね。

(赤江珠緒)走り屋みたいな。

(町山智浩)そう。それをやっている走り屋の中に犯人がいるんじゃないか?っていうことで刑事が走りや文化の中に潜入捜査をするっていう話が1作目だったんですよ。だから本当に『頭文字D』みたいな話だったんですよ。それで当時、日本車の改造車がものすごくアメリカで流行って日本車の改造ものがものすごくアメリカで流行ってブームだったんで。それを当て込んで作られたのが1作目の『ワイルド・スピード』だったんですけれども。そこから続編をどんどん作っていくうちに、全然違うものになっていったんですよ。で、なぜか彼ら、その車泥棒の走り屋たちが悪の組織を倒すという話になったいって。

(赤江珠緒)いやいやいや(笑)。車泥棒も悪だけど……。

(町山智浩)もっと悪いやつらを倒すんですよ。で、それがだんだん敵がどんどん強くなっていくうちに、なんだかわけわかんない映画になっていったんですね。

(赤江珠緒)フフフ、大丈夫ですか、これ?(笑)。

車泥棒の走り屋たちが悪の組織を倒す

(町山智浩)僕もね、大丈夫かと思いましたよ。本当に(笑)。これね、4作目。『ワイルド・スピード MAX』っていうタイトルなんですけども。メキシコからアメリカに麻薬を密輸してる組織をやっつけるために、その密輸組織の走り屋になって潜入するっていう話になっているんですね。主人公たちが。で、そのメキシコの国境からずっとアメリカの内部に掘られている地下トンネルでのカーチェイスということになって。で、まずそこで麻薬王を倒して。5作目がですね、ブラジルに行って彼らが……『ワイルド・スピード MEGA MAX』っていう、「MAX」の上で。「MAX」って最大なんで、それよりも上の「MEGA MAX」っていうのがあるんですね。

(赤江珠緒)「MEGA MAX」(笑)。

(町山智浩)で、この5作目でブラジルの犯罪王が集めている全財産が入っている金庫ね。もう何10トンもある金庫を車で引きずり回して盗むっていう話が5作目だったんですね。で、振り回すからもうリオデジャネイロの街中をめちゃくちゃに破壊するんですけど。で、そこからどんどんどんどんすごくなっていくんですよ。で、車のカーチェイス自体もなんていうか、エスカレートしていって。その次の『ワイルド・スピード EURO MISSION』っていう映画では、カーチェイスする相手が戦車なんですよ。

(山里亮太)いや、絶対に勝てないでしょう?

(町山智浩)それもチーフテンっていう巨大な戦車なんですね。それと高速道路でカーチェイスするんです。普通の車が。で、これね、主人公のチームのボスはヴィン・ディーゼルという人ですね。いわゆるハゲのマッチョのスターですけど。彼が運転する車って大抵というか、ほとんどがですね、70年代のアメ車なんですよ。彼は70年代のアメ車しか乗らないんです。

(町山智浩)で、相棒は白人のポール・ウォーカーっていう俳優さんが演じているブライアンという人です。この人は元刑事だったんですけど、車泥棒の中に入っちゃったんですね。で、彼は日本車の改造車しか基本的に乗らないんです。で、その日本車の改造車と70年代のアメ車で戦車と戦うんですよ。

(赤江珠緒)そういうこだわりがあるんですね。2人ともね。

(町山智浩)そうそう。「車が最強」っていう映画なんですよ。『ワイルド・スピード』っていうのは。で、その戦車が大砲をバンバンぶっ放しながら高速道路を走るんですけど。その70年代のアメ車と改造の日本車に負けちゃうんです。

(赤江珠緒)えっ、どうやって? 勝てる?

(町山智浩)どうやって勝つかは、映画をご覧になってください。『ワイルド・スピード EURO MISSION』です。で、その次はね、『ワイルド・スピード SKY MISSION』っていう映画が作られるんですよ。2015年に。『SKY MISSION』なんで、今度は空なんですね。で、今度は車が空を飛びます。

(山里亮太)ほう! 先取っているな!

(町山智浩)70年代アメ車とかが空を飛ぶんですよ。で、それだけじゃなくて、ビルからビルにジャンプして飛び移ったりします。

(赤江珠緒)それはすごいな!

(町山智浩)で、最後はジェットヘリ。軍用の砲撃ジェットヘリとカーチェイスします!

(赤江珠緒)いや、それはもうカーチェイスじゃないんじゃない?(笑)。

(町山智浩)カーチェイスなんですよ。で、敵はミサイルとか撃ってくるんですけど、それに70年代アメ車で立ち向かって、勝ちます!

(山里亮太)なんでだよ!

(赤江珠緒)勝ちますか! 勝ちますねー! 70年代アメ車、強いな(笑)。

(町山智浩)強いんですよ。で、その次が『ワイルド・スピード ICE BREAK』っていう作品なんですが。ここでカーチェイスする相手はロシアの原子力潜水艦なんですよ!

(赤江珠緒)いやいやいや(笑)。

(町山智浩)潜水艦とカーチェイスするんですよ。あのね、自動車が氷の上を走るんですよ。

(赤江珠緒)ああーっ!

(山里亮太)「ああーっ!」じゃないよ(笑)。

(町山智浩)潜水艦が氷を破りながらカーチェイスするんですよ。で、ヴィン・ディーゼルが乗っている70年代アメ車が、潜水艦に勝ちます!

(山里亮太)なんでだよ!

(赤江珠緒)いやいや、逃げ延びるのはわかるけど、勝つっていうのはわからないな(笑)。

(町山智浩)勝つんですよ! これ、本当にね、どうやって勝つのかはぜひ見てもらいたいんですよ。「これで勝つのか!」って。それで、今度のシリーズ10作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。今回公開される『ジェットブレイク』ね。『ジェットブレイク』っていうタイトルだから「ジェット機なのかな?」って思うじゃないですか。これね、タイトルが間違ってるんですよ。日本語タイトル。今回は、ロケットなんですよ。

(山里亮太)どう戦うんだ?

(赤江珠緒)ロケット? はい。

(町山智浩)あのね、前作で原子力潜水艦に勝ったんで、今度は彼ら、宇宙に行くんですよ。

(赤江珠緒)うん。うん……?

(町山智浩)宇宙に行くんです。

(赤江珠緒)車で?

(町山智浩)そうです。中古のアメ車にロケットエンジン付けて宇宙に行くんですね。

(赤江珠緒)アハハハハハハハハッ!

(町山智浩)本当なんです。本当に行くんですよ、それで。車で行かなくてもいいと思ったんですけど……でも、『ワイルド・スピード』は「車こそ最高!」っていうシリーズなので。とりあえず、タイヤは使わないんですけど、なぜか車にエンジンをつけて。タイヤ、いらないんですけどね。宇宙に行くならね。

(山里亮太)宇宙、行けるんだ。

(町山智浩)そう。中古のポンティアックかなんかにロケットエンジンを付けて宇宙に行くんですよ。

(山里亮太)どういう原理なんだろう?

(町山智浩)よくわかんないですけども。ジェフ・ベゾスもこれで宇宙に行った方がよかったと思うんですよ。そうすれば「あんなちんこみたいなのに乗って宇宙に行きやがった」っていわれないで済んだと思うんですけども。こういうね、すごいシリーズなんですけども。

(赤江珠緒)敵がどんどんどんどんエスカレートしてますもんね。そういうことか。

(町山智浩)そう。でね、「深く考えちゃいけない」っていうところが本当はあって。この『ワイルド・スピード』シリーズがすごいのは、すごく重要なキャラクターが次々と死ぬんですよ。チームのメンバーが。途中でですね、このヴィン・ディーゼルの恋人役の、恋女房のミシェル・ロドリゲスという女優さんが演じているレティという本当にスーパードライバーの女性が出てくるんですけど。この人、死んじゃうんですよ。突然、死んじゃうんですね。で、その復讐戦っていうことになるんですけど。この人を4作目で死なせちゃうんですが。明らかにそれは作品上の失敗なんですよね。魅力的なキャラクターだから。

(赤江珠緒)ああー、そうか。

(町山智浩)で、みんなファンとかが「なんであそこで死なせたんだ!」って結構みんな怒ったんですね。そしたら「はい、わかりました!」って感じですぐ、生き返っちゃうんですよ。

(赤江珠緒)えっ? 次の作品で?

(町山智浩)次の次の作品。『EURO MISSION』で「死んだっていうのは間違いでした」って帰ってきちゃうんですね。

(赤江珠緒)おおーっ、すごいね(笑)。

(山里亮太)『魁!!男塾』とかと同じだ(笑)。

(町山智浩)『男塾』とか少年ジャンプの世界なんですよ(笑)。

(山里亮太)ですよね(笑)。

死んでも生き返る『男塾』的展開

(町山智浩)で、少年ジャンプと似ているのはね、戦った敵が次々と味方になっていくんですよ。

(山里亮太)ああ、いいですね! 『銀牙 -流れ星 銀-』とか(笑)。

(町山智浩)でしょう? で、ドウェイン・ジョンソン……ロック様ね。が、このブラジルで戦った時に。『MEGA MAX』で彼らを追いかける刑事役で出てくるんですけど。その後、意気投合して彼らのチームに入っちゃう。仲間になるんです。

(山里亮太)なんで泥棒の方に行くんだよ(笑)。

(町山智浩)で、その『SKY MISSION』では『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムが殺し屋として出てきて彼らの敵になるんですけど。その後、やっぱりなんとなく仲良くなって仲間に入っちゃうんですよ。

(赤江珠緒)いや、「なんとなく」って(笑)。

(山里亮太)考えちゃダメ(笑)。

(町山智浩)だからこれ、『キン肉マン』と同じなんですよ。

(赤江珠緒)ああ、そうね。そうだ。

(町山智浩)『キン肉マン』って悪の超人として出てきた人たちがすぐに意気投合して仲間になっちゃうでしょう?

(山里亮太)そうですね。バッファローマンと仲良くなれるとは思わなかったもん。

(赤江珠緒)本当だよね。ミートくんをあんな目にあわせて。

(町山智浩)あとね、非常にハゲ率が高いんですよ。『ワイルド・スピード』って。ヴィン・ディーゼルがハゲさんですよね。で、ドウェイン・ジョンソンがハゲさんじゃないですか。で、ジェイソン・ステイサムもハゲさんじゃないですか。こんなにハゲ率の高い人気シリーズ、ないですよ!

(赤江珠緒)本当だね。そう言われたらね。へー!

(町山智浩)そう。だから僕、最近本当に頭が薄くなるのが進んでるですけど。本当にね、これを見ると元気がでますね。

(赤江・山里)フハハハハハハハハッ!

(山里亮太)ああ、そういう方に勇気を与える作品でもあると。

(町山智浩)そう。だからハゲてきたらとりあえず筋肉をつけろ、みたいな話ですよね。

(赤江珠緒)アハハハハハハハハッ!

(町山智浩)それとやっぱり車を運転しているから、空気抵抗が少なくなるとか、いろんなことがあるとは思うんですけども。

(山里亮太)いや、オープンカーじゃないでしょ?(笑)。

(町山智浩)オープンカーじゃないんで、意味ないという説もあるんですが(笑)。でもね、この映画はハンっていう韓国系のキャラクターが走り屋の中にいて。で、途中でジェイソン・ステイサムに殺されるんですよ。ところがジェイソン・ステイサム、その後に仲間になっちゃうんですよ。仲間を殺したやつと彼ら、仲間になってるんで整合性がなくなっちゃうんですね。このシリーズって。で、しょうがないからハンも死ななかったことになって。今回の作品では帰ってきます!

(赤江珠緒)いやいや(笑)。なんでもありだな!

(町山智浩)「これ、なんなの? それじゃおかしいじゃん!」って。『ジェットブレイク』で帰ってくるんだけども、その前の『SKY MISSION』とかでハンを殺された復讐としてジェイソン・ステイサムと戦ったこと自体がチャラになっちゃうんですよ! そういう、戦いの動機も……。

(赤江珠緒)俳優さんの方もさすがに困惑しそうですね(笑)。

(町山智浩)困惑すると思います。「俺、今回は悪役だっけ? どっちだっけ? 生きてたんだっけ、死んでたんだっけ?」ってみんながわからなくなるというね、本当に行きあたりばったりで。で、戦っている最中とかもね、「プランAはダメだ!」とか言うんですよ。「じゃあ、プランVだ!」「プランBもダメだ!」「じゃあ、プランC!」「プランC、ないよ?」「そう。だからいつものようにやろう」「いつものようにって何?」「何も考えない」とか言ったりするんですよ。こんな行きあたりばったりの人たちがやってるんで、シリーズ自体も行きあたりばったりなんですけども。この作品はすごいところっていうのはCGを使わないことなんです。

(赤江珠緒)ええっ? こんなカーチェイスの話なのに?

(町山智浩)これね、ちょっとびっくりしたんですけど。これね、この前の『ICE BREAK』っていう作品がね、またいい加減な話でね。なぜかニューヨークが走ってる今の車が全て自動運転だっていう設定になっていて。まだ自動運転は普及してないのにね。その自動運転のコンピューターをハッキングして自由に動かすという敵が出てくるんですね。で、その主人公たちと戦う時に、立体駐車場ってあるじゃないですか。

5、6階建てのビルが全部駐車場になっている。そこに止まってる車を全部、外側からハッキングして動かして。それぞれの階から全部ま飛び出させて、立体駐車場から大量の車が何十台も雨のように降り注ぐっていうシーンがあるんですよ。これ、写真があると思うんですけど。駐車場から何十台もの車が飛び出して、下に落っこちていくんですけども。これ、僕はCGだと思ってたんですよ。

(赤江珠緒)うん。ガラスを突き破って落ちてきますもんね。いろんなところから。

(町山智浩)そう。でもこれ、メイキングを見たら、ただ単に本当に落としてました。

(赤江珠緒)フフフ(笑)。

(山里亮太)ぶっ飛んでんなー!

とにかくCGを使わない

(町山智浩)すごいですよ、これ。何十台も落としているんですよ。ビルから。で、今回の『ジェットブレイク』ですごいのは、最新の兵器として強力磁石が出てくるんですね。ものすごい電磁石を使って、鉄のものを全部吸いつけていくというマシーンを付けて。それでカーチェイスをするんですよ。で、街の中でブーンとそれが走っていると、街中の駐車している車とかが空を飛んできて吸い寄せられていくんですよ。それ、どうやって撮っているのかな?って思ってメイキングを見たら、フリッパーという装置を彼らが作って。水圧で車を放り投げるマシーンみたいなのを作って。それで本当に車をただポイポイ投げているだけでした。

(赤江珠緒)ええっ! じゃあ、実際に車を飛ばしているんだ!

(町山智浩)飛ばしているんです。これ、すごい世界なんですよ。これ、普通これだけCGが発達しているのに、なぜそこまでしなければならないのか?っていうぐらい、本当にやっているんですよ。これ、すごいですよ。これね、クライマックスでは街中の鉄のものが吸い寄せられてきて。洗濯機とかも売っている大型家電屋さんがあって。その大型家電屋さんにある巨大な洗濯機がショーウィンドウを突き破ってみんな外に飛び出してくっていうシーンがあるんです。磁石で吸い寄せられて。そのシーンで店で働いてるお店の人とか、お客さんもいるんですけど。これはさすがに危ないから合成したんだろうと思ったら、メイキングを見たらその人たち、本当にそこに立ってましたよ。

(赤江珠緒)ええっ!

(町山智浩)彼らの周りを洗濯機が空を飛んでいくんですよ。

(赤江珠緒)ああー、そうですか!

(町山智浩)まあ、とんでもない映画がこの『ワイルド・スピード』なんですけど。ただ、CGは嫌いなんですけど1回だけCGをものすごく使った時があるです。それは『SKY MISSION』っていう作品で、主人公の相棒だったポール・ウォーカーが出てくるシーンが全部CGだったんですよ。

(赤江珠緒)それは、なぜ?

(町山智浩)これはね、ポール・ウォーカーさんがこの撮影の途中で交通事故で亡くなっちゃったんですよ。

(赤江珠緒)ええっ!

(町山智浩)だから途中から、そのポール・ウォーカーさんの弟さんに演技をしてもらって。その顔をポール・ウォーカーさんとCGで入れ替えたんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)そう。だからね、CGを基本的に使わないで、本物の車でだけで撮影するのが『ワイルド・スピード』なんですけど、1回だけを思いっきりCGを使った時は非常に男気がある、素晴らしい使い方でしたね。

(赤江珠緒)めちゃくちゃだけど、信念というか、そういうのは感じられる作品なんですね。

(町山智浩)そうなんです。めちゃくちゃで頭はどこか、よくわからないんですけど。心はバリバリにあるという、まさになんていうか車の『キン肉マン』ですね。

(山里亮太)たしかにそうだ!

(町山智浩)というシリーズが『ワイルド・スピード』なんで。まあ頭を空っぽにして見に行ってください!

(赤江珠緒)ああ、いいですね。そのCGを使っている意味もグッと来ますもんね。なるほどね。そうか。10作も出ているという(笑)。

(町山智浩)はい。そのポール・ウォーカーさんファンもびっくりするような展開になっていますよ。今回は。

(赤江珠緒)『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は8月6日公開です。町山さん、ありがとうございました。

(町山智浩)どうもでした。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』予告

<書き起こしおわり>

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