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町山智浩 映画『奇跡の2000マイル』を語る

町山智浩 映画『奇跡の2000マイル』を語る たまむすび
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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』で女性が1人でオーストラリアの広大な砂漠を歩いて横断した実話を描く映画『奇跡の2000マイル(原題 TRACKS)』を紹介していました。
※放送時点では邦題が決まっていなかったため、原題の『トラックス』で紹介されています。

奇跡の2000マイル(字幕版)

(町山智浩)それでですね、秋になるとですね、アメリカの方は映画の方がそろそろアカデミー賞に向かって、アカデミー賞をとりそうな映画がどんどん公開されるんですよ。で、今回紹介する映画はアカデミー主演女優賞に引っかかりそうな映画ですね。『TRACKS(トラックス)』という映画です。これ、トラックって自動車でトラック野郎とかのトラックじゃなくて。通った後の、轍っていう意味なんですね。

(赤江珠緒)轍。はいはい。

(町山智浩)道なき道を通った跡っていうことですね。これは1977年にオーストラリアのちょうどど真ん中にあるアリススプリングスっていうところから、ずっと西海岸まで砂漠なんですけども。あんまり人が住んでないところなんですが、そこを26才の女性が横断したんですよ。1人で。3頭のラクダと1匹の犬かな?と一緒に横断しましてですね。そのことを書いた手記の映画化がこのトラックスなんですね。で、ロビン・デビッドソンっていう人が書いたんですけども。これがこの主演女優のミア・ワシコウスカっていう女の子が演じてまして。

(山里亮太)はい。

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オーストラリアの砂漠を女性1人で横断

(町山智浩)この人ね、ポーランド系なんですよ。オーストラリア人なんですけど。だからこの人が実際にその2700キロの砂漠の横断を実際にやりながら撮影してるんで。まあ、現場行かないと撮影できないんでね。移動はもちろん車でやってますけどね。撮影中は。だからこれがかなりハードな撮影だったんで、まあ演技もすごいってことでアカデミー賞になるんじゃないか?って言われてますね。

(赤江珠緒)へー。オーストラリアの真ん中って結構砂漠なんですね。

(町山智浩)オーストラリアってほとんど砂漠ですよ。

(山里亮太)イメージなかったけど・・・

(町山智浩)砂漠ばっかりですよ。その2700キロ、ほとんど砂漠らしいんですよ。この彼女が横断した部分っていうのは。で、2700キロっていうとね、だいたいね、北海道の稚内から鹿児島までの距離らしいんですよ。

(山里亮太)うわー!もう丸々日本1個。

(町山智浩)すごいんですよ。それで地図を見るとなにもないんですよ、そこって。そのオーストラリアのところは。本当に砂漠で。で、それをラクダと一緒に横断したっていう記録なんですね。で、これなんでラクダか?っていうと、オーストラリアって世界でいちばんラクダがいるんですって。いま。

(赤江珠緒)えっ?そんなイメージはないな。カンガルーでしょ?

(町山智浩)あのね、100年ぐらい前に、要するに砂漠での移動手段として持ってきたらしいんですね。中東の方から。したら、その後爆発的に増えて。現在100万頭ぐらいいるらしいんですよ。

(赤江珠緒)あっ!でもニュースで『野生のラクダが・・・』みたいな。ちょっとありましたね。

(町山智浩)そうでしょう?野生のラクダが問題化されていて。オーストラリア政府が殺して減らそうとしたんですよね。でも結局なんか止めたんですけど。まあ『鯨を食べるな!』とか言っている割に結構ラクダを殺せ!とかカンガルーを殺したりしてる国なんですけど。オーストラリアは。で、実はそのすごくラクダがいるから、それを調教して、荷物運んだり、乗ったりするように調教している牧場みたいなのがあるらしいんです。オーストラリアに。そこは、アフガニスタンとか中東諸国に調教されたラクダを輸出してるんですって。

(山里亮太)へー、逆に。

(町山智浩)要するに向こうの方だと車が通れないところがあるわけじゃないですか。ラクダじゃないとどうしようもないところがあって、ラクダの数はオーストラリアの方が多いから、輸出してるっていうね。ラクダの輸出国だったんですね、オーストラリアって。

(赤江珠緒)そうなんですね。

(町山智浩)はい。で、この主人公の女の子は大学を出るんですけど、その後就職しないでですね、砂漠横断をやりたいと思って。ラクダでやったらいいんじゃないかってまず思うんですね。で、主人公の女の子って言うと失礼なんで、ロビン・デビッドソンさん。ロビンさんって言いますね。あ、ロビンちゃんって言うとロボコンになっちゃいますからね。はい。まあ、どうでもいいんですが。

(赤江・山里)(笑)

(町山智浩)それで、ラクダについて知らなかったんです。なにも。だから、ラクダ牧場にまず行って働くんですよ。この子。で、ラクダの扱い方を勉強するんですけど。面白いのはラクダ牧場をオーストラリアで経営している人はアフガニスタンの人なんですよ。アフガニスタンの人がそこでラクダを育てて、アフガニスタンに輸出しているらしいんですけど。もうぜんぜん知らない話だったですけど。で、そこで2年くらい働くのかな?ロビンっていう人が。で、お金の代わりにラクダを3頭もらうんですよ。

(赤江珠緒)ラクダを3頭?

(町山智浩)で、旅に出るんですね。その間にジャーナリストと会ってですね。ナショナルジオグラフィックっていうアメリカの地図を作っている官公庁があって、出版している雑誌があるんですね。で、世界中のいろんな土地の写真を撮ってるんですけど。そこが取材をさせてくれっていうようなことで、彼女はぜんぜん一銭もお金がなかったんですけど、旅に必要なテントとか寝袋とか、そういったものはナショナルジオグラフィックが提供をしてくれたんですね。写真を撮らせてもらうかわりにってことで。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)で、出発するんですけど。これがすごくてですね。まず、どういう砂漠か?っていうとこれはギブソン砂漠っていう砂漠を越えるらしいんですよ。ギブソン砂漠っていうのはギブソンっていうのは砂漠の探検隊とか調査隊の隊長の名前らしいんですけども。あまりにも過酷な砂漠横断だったんで、途中で死んじゃった人の名前なんですよ。

(赤江・山里)ええー?

(町山智浩)だからそういう男の探検隊が挑んでもダメだったところに女の子が1人で挑むんですよ。だからすごいことなんで。まあ、大変なんですけど。まずすごいのは、水がないし、雨が降らないですから、水をラクダに乗せて運ばなきゃならないんですね。で、ラクダに乗るのか?と思ったら、乗らないんですよ。

(赤江珠緒)自分は乗らない。

(町山智浩)自分は乗らないんですよ。要するに水をたくさん乗せるのがいちばんなんで。ラクダには。人が乗ると重くなっちゃうから。人はラクダの横を歩いているだけなんですね。これ。

(山里亮太)あ、そうなんだ。

(町山智浩)だからずっと歩いているんですよ、これ。この子が。そのかわり、ものすごいでっかいタンクを背負ってるんですね、ラクダは。で、どんどん行くんですけども。僕、知らなかったんですけど、オーストラリアって猛獣がいないと思ってたんですよ、僕。

(山里亮太)僕もイメージないですね。本当にカンガルーとコアラの。

(赤江珠緒)いや、すっごいワニがいるっていうのは聞いたことがありますけど。

(町山智浩)(笑)。砂漠だからワニはいないんですけど。反対方向なんですけど。

(赤江珠緒)反対方向(笑)。いや、ワニもいるというのは聞いたことがありますけど。

(町山智浩)ワニもいるんですけど、ヘビもいるんですよ。ヘビはすごい大蛇がいるんですよ。なんか砂漠に。で、危険じゃないのかな?と思ったら、いますごく危険で。猛獣がいないから、要するにカンガルーとかいっぱいいたんですけども。いま、猛獣がいるらしいんですよ。すごい。

(赤江・山里)へー。

(町山智浩)それがね、ラクダなんですよ。

(赤江・山里)えっ!?

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猛獣・ラクダ

(町山智浩)これね、野生化したラクダが人を襲うんですね。僕、ぜんぜん知らなくてね。びっくりしたの。ラクダがヨダレを垂らしながら。発情した発情期の雄ラクダなんですけど。ものすごいスピードで襲いかかってくるんですよ。

(赤江珠緒)人を?

(町山智浩)人を。

(山里亮太)温厚なイメージなのに。

(赤江珠緒)でも、人をラクダが襲っても、食物連鎖的にはどうです?

(町山智浩)いや、食べるんじゃなくて、なんていうか、要するにレイプしに来るんですよ。

(赤江・山里)ええっ!?

(町山智浩)もう、わけがわかんないんですよ。頭がおかしくなっているラクダなんで。発情期で。すごいんですよ。それが襲ってくるシーンがいちばん怖いんですけども。この映画の中で。

(山里亮太)あ、そういうシーンもあるんだ。

(町山智浩)そう。すごいんですよ。だからラクダがすごくなっちゃうらしいんです。この映画の最初の方でアフガンのラクダ調教師の人が去勢するシーンとかも出てくるんですけども。それがね、いつ襲ってくるかわからないっていう、なんかジョーズみたいな映画になってるんですけど。

(赤江・山里)へー!

(町山智浩)でね、あとね、面白いのは食べ物をどうするか?っていうと、食べ物をほとんど持っていかないんですね。これね。砂漠だから、食べ物がないような気がしますよね?もうほとんど荒野だから。ところが、あるんですよ。

(赤江珠緒)砂漠に?

(町山智浩)これね、ブッシュパッカーっていう風に映画の中で言ってたんですけども。砂漠といえども、オーストラリアには先住民の人たちが住んでるんですね。いっぱい。で、先住民の人たちはそこで普通に暮らしてるんですよ。そこの砂漠の中にできる植物とかを食べて。それを真似していくんですよ。

(山里亮太)へー。なにを食べれるんだろう?

(町山智浩)あのね、バオバブっていう木があってですね。その実とかを食べたりね。砂漠に生えている変な草とか、全部食べられるみたいなんですよ。

(赤江・山里)へー!

(町山智浩)それを食べるのと、あとウサギがいっぱいいるんですよ。これもね、なんかイギリス人が持ってきちゃったものが大量に増えたらしくて。それを食べるんですね。

(赤江珠緒)捕まえて?

(町山智浩)捕まえて食べるんですけど。

(赤江珠緒)そりゃそうですか。でも、彼女に捕まえられるんですか?

(町山智浩)あのね、ライフルを持って行ってるんですよ。要するに『殺人ラクダが襲ってくるからライフルを持って行け』って言われてライフルを持って行ってるんで。で、ウサギとかカンガルーとかを殺して食べるんですけどね。で、それもない状況っていうのが出てくるんですよ。途中で。

(山里亮太)あ、もう動物すら出てこない。

(町山智浩)動物すらいない状況になってくると、最後の手段っていうのは木の中をえぐるんですね。こう、木の幹を。枝とかを。すると中からね、親指くらいの太さの芋虫が出てくるんですよ。

(赤江珠緒)ほー!

(町山智浩)これ、写真ないですか?そっちに。

(赤江珠緒)あ、ありました。これだ!わっ!モチモチっとしてるよ!

(町山智浩)すっごい太いやつ。これを食べるんですよ。

(山里亮太)生でですか?

(町山智浩)生で食べるんですけど。先住民のアボリジニの人は。さすがに彼女は焼いて食べてましたね。これね、ウィッチティグラブっていう名前らしいんですけど。いま、観光客向けに出してるんですね。オーストラリアは。

(赤江珠緒)えっ?『出す』というのは、料理ということで?

(町山智浩)あのね、オーストラリアはいまね、オーストラリアのローカルフーズがすごく流行しているらしくて。この映画の舞台になっている1977年ごろは白人は絶対にそういうのを食べなかったんですけど。いまは、ブッシュパッカーって言われているアボリジニの食べ物をレストランとかに持ち込んでいるらしいんですよ。

(赤江・山里)へー!

(町山智浩)それで、この芋虫も食べるそうですね。現在は。

(赤江珠緒)でもなんか、高タンパク低カロリーみたいな。

(山里亮太)まあたしかに栄養価は・・・

(町山智浩)栄養価、高いんじゃないですかね。わかんないけど。香ばしいらしいですよ。で、そういうのを食べたりしながらね、砂漠をどんどん進んでいくっていう話がこのトラックスっていう映画なんですけども。途中でですね、『ここから入っちゃいけない』って言われちゃうんですよ。アボリジニの人に。先住民に。『ここは聖なる土地で、差別的ですけど、女性は入っちゃいけないんだ』って言われるんですよ。『でもここを通り抜けないと困る』って彼女が、ロビンちゃんが言うと、そのアボリジニの1人がですね、『男がついて行けばいいことになっている』と。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)ということで、彼女についてきてくれるんですね。ガイドとして。そのアボリジニの老人が。で、彼がさっき言ったみたいなサバイバルテクニックをずっと教えてくれるんですよ。その芋虫の捕り方とかですね、『この草は食べられるよ』みたいなことを教えてもらいながら、どんどん彼女が成長していくっていう話なんですね。

(赤江珠緒)へー。たくましいですね。これは。

(町山智浩)これね、このロビンっていう人のお父さんが若いころに冒険家だったらしいんですよ。で、アフリカのボツアナにあるカラハリ砂漠っていうところを放浪しながら金とかダイヤモンドの鉱山を探していたことがあったらしくて。お父さんが。その話をずっとちっちゃいころから聞いてたんで、『私もやりたい!』って思うようになったらしいんですね。

(赤江珠緒)まさに冒険ですもんね、これね。大冒険よね。

(町山智浩)すごいんですよ。それでこの話はその後彼女が本に書いてベストセラーになって。現在もロビンさんは放浪生活をしながらそれを書くっていう仕事を続けている人なんですね。で、いまはインドの放浪の民でですね、ラバーリ族っていう人たちがいるらしいんですけど。遊牧民で。その彼らと一緒に生活をしながら行動をしてるみたいですね。

(山里亮太)すっごいな。根っから冒険好きなんだ。

(町山智浩)すごい人なんですけども。そうなんですけど、この映画の中でだんだんなぜ彼女がそんなことをするようになったのか?なぜ、普通に人間の中で暮らしていけなくて、誰もいない荒野の方にたった1人で出て行ったのか?っていう理由が少しずつ明らかになっていくんですけどね。11才ぐらいの時にお母さんが首吊り自殺をしてるんですよ。で、それがずっとトラウマになって、人間嫌いになっていったらしいんですけど。それを克服するための旅だったみたいですね。

(赤江珠緒)あ、そういう理由もあったんですね。

(町山智浩)はい。でね、アメリカっていうか日本ではまだ翻訳されてないですけど、全世界でベストセラーになっていて。女の人による、こういう放浪物のですね、きっかけみたいになってるんですね。

(赤江・山里)ふーん。

(町山智浩)で、あの男のためのそういう本って昔からいっぱいあったんですよ。すごく古典的なのはジャック・ロンドンが1930年代に貨物列車にタダ乗りしてですね、アメリカ中を旅して回った『放浪記』っていうのがきっかけらしいんですけど。それに影響されてジャック・ケルアックっていう人が1940年代の終わりから50年代にかけて車でね、アメリカを西から東へ、東から西へと横断して回ったのを書いた『路上 On the Road』っていう本もベストセラーになって。それでアメリカ中で大ブームになってみんなが真似したんですね。で、日本だと沢木耕太郎さんの『深夜特急』っていうのが非常に有名ですけども。

(赤江珠緒)はいはい。

(町山智浩)あのね、僕もすごく影響された本があって。浮谷東次郎っていうですね、23才で事故死して、クラッシュして亡くなった伝説の自動車レーサーの人がいたんですよ。で、その人が1956年にですね、当時まだ中学生だったのに、50ccの原チャリで千葉から大阪まで走ったんですね。で、その頃ってまだ高速道路とかないんですよ。舗装された道路自体がほとんどなかった時代らしいんですよ。日本も。もう砂利道ばっかりのところを、1500キロ走ったのを本にしててですね。これ、『がむしゃら1500キロ』っていう本があるんですよ。

(赤江・山里)へー。

(町山智浩)で、中学生のそのみずみずしい文体で書かれていて。これ、僕ものすごく影響を受けて。僕はあの、昔バイクに乗ってたんですけど。バイク乗ったきっかけの1つだったんですよね。で、あと最近ではね、『イントゥ・ザ・ワイルド』っていう本があって。これは1992年にクリストファー・マッキャンドレスっていう男の子がクレジットカードとかを焼き払って、アメリカをヒッチハイクとかして無一文でですね、放浪した挙句アラスカで死んだっていう事件があって。それのルポなんですけど。これもすごく、いまのかなり若者たちに影響を受けている本なんですけども。ただ、どれも男なんですよ。いままでこういう本ってどれも。

(赤江珠緒)あ、そうかー。町山さんもそういうのに影響を受けて。

(町山智浩)受けましたよ。だから僕はアメリカを横断したりしてるんですけど。何回か、車で。

(赤江珠緒)いま、アメリカ流れ者ですもん。

(町山智浩)流れ者、やってるんですけど。定住しない性格なんで。で、ただどれも男じゃないですか。だからね、トラックスの原作を書いたロビン・デビッドソンさんは『すごく嫌だ』って言ってるのは『なんでそんな冒険をしようと思ったんですか?』っていつも聞かれると。で、『もし相手が男だった場合は、あんまり聞かないじゃないの』って言ってるんですよ。

(山里亮太)ああー!まあ、そうか。『冒険したいんだろ?』って。

(町山智浩)そうそうそう。でも女だと『なんで?』って聞くのはおかしいわ!って言ってるんですよね。あと、実はアカデミー賞でもうひとつ、女性の冒険ものが対抗馬で争うだろうって言われている。それは『WILD』っていう映画なんですけど。これも同じ26才の女性がですね、こっちはもっと距離が長くて4200キロ、アメリカのいちばん北の端から南の端まで歩き通したっていう。それも、山の上だけを。

(赤江・山里)ええっ!?

(町山智浩)っていう記録があるんですよ。で、それが今度また映画化されて、秋に公開されるんですけど。その2つがアカデミー賞を争うだろうって言われてるんですけども。

(赤江珠緒)ワイルドとトラックス。

(町山智浩)ワイルドとトラックスが争うだろうって言われてるんです。まあね、『女性はそういうことをしないって思うのが間違いだ』っていう風にね、このロビンさんが言ってるのが面白いなと思いましたね。で、いまそういうのブームで。アパラチア山脈とかをね、女性が越えてたりするのが流行ってるんですよ。アメリカで。

(赤江珠緒)そっかー。

(町山智浩)ただ、距離が日本の2倍とかですけどね。長さが(笑)。

(山里亮太)スケールが違いますからね。

(町山智浩)スケール。稚内から鹿児島までの2倍とかあったりするんですけど(笑)。

(赤江珠緒)だってこれ、映像とか写真を見ても、もう広大な・・・地平線も地平線。

(町山智浩)これ写真すごいですよね。送りましたけどね。

(山里亮太)また結構実際の写真ものってますけども。これ、送っていただいた。そっくりですね、これ。

(町山智浩)そうそう。で、彼女だから大スターになっちゃったんですよ。『ラクダレディー』って呼ばれたんですね。この後。

(赤江珠緒)ラクダレディー(笑)。

(町山智浩)そう。で、大人気になっちゃったらしいんですけど。それが面倒くさいからインド行って放浪したりしたらしいんですけど。

(赤江珠緒)根っからの冒険家なんですね。

(町山智浩)でも結構美人なんですよね。

(赤江珠緒)ね。そうですね。

(町山智浩)そう。でも1人で砂漠を横断したんですよね。はい。あの、ちょこっとね、ラブシーンみたいなのも出てくるんですけども。『男なんて関係ないわ!』っつってそれっきりでね。あの、ちょっとエッチしたけどパッとそれを捨てていくところとか、かっこいいんですよ。

(赤江・山里)えー!

(町山智浩)という映画で。日本公開の予定はまだないですが、たぶんやるでしょう。

(赤江珠緒)見たいですね!この旅情感は見たいわ。そうですか。今日は映画『トラックス』をご紹介いただきました。ね、オーストラリアをラクダで。で、ラクダの事情もちょっとびっくりしましたね。

(山里亮太)人喰いラクダ。

(町山智浩)殺人ラクダがいるっていうのはびっくりしましたね。

(赤江珠緒)そうですね。町山さん、ありがとうございました。

(山里亮太)ありがとうございました。

(町山智浩)はい、どもでした。

<書き起こしおわり>

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