映像監督の関和亮さんが2021年6月29日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。星野源さんと作ったミュージックビデオ『SUN』の制作を振り返り。星野源さんの最後の一言などについて話していました。
今夜の #星野源ANN は、映像監督の関和亮さんがゲストに登場!これまで手掛けた星野源MV撮影の裏側などじっくりとお話ししました。
星野ブロードウェイでは、脚本担当の山岸聖太さんも飛び入り参加し、3人で完成度MAXの名演を披露!
関さん、聖太さんありがとうございました!https://t.co/3sQYfpmQYU pic.twitter.com/lI7XUpJuKR— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) June 29, 2021
(星野源)続いてのメールです。東京都の方。「前回、山岸聖太さんのゲスト回でSAKEROCKの『SAYONAR』のミュージックビデオでドローンが墜落したことがとても印象に残っているという話があったんですが、関さんが手がけた源さんのミュージックビデオの中で特に記憶に残っている作品は何でしょうか?」。まあ、さっきもちょっとお話していただきましたけど。なんか「これ、覚えているな」みたいなの、あります?
(関和亮)いやー、もう全部、そうですよね。でも、やっぱり最初の『SUN』ですかね。
(星野源)うんうん。結構仕組みも大変でしたよね。
(関和亮)そうですね。すごいテクニカルなことをやったりとか。やっぱりあれに決まるまでも、すごい僕、やたらと案を出した記憶があって。
(星野源)そうですね。最初だったし、出していただいたような……。
(関和亮)だからどういうのがいいかな?っていうのもあったし。一番最初ってすごく記憶に残っているなっていうのと。あと、やっぱりうまくできたな、みたいな。ずっと移動してるみたいなのが。
(星野源)そうですよね。ああいう、なんて言えばいいんですかね? ワンアイデア物ともちょっと微妙に違いますけど。仕掛けがあって。
(関和亮)そうですね。そういう意味では楽しいし。ひとつの部屋なんだけど、外も実は表現していて。中に入ったと思ったら、外に出るんですけど。あれ、1個の部屋のセットを……しかも最後はパタッとバラして。
(星野源)実はこのぐらいの大きさでした、みたいな。すごい広いところで撮っているんじゃないんですっていうね。
最後のネタばらし
(関和亮)しかも、意外とああいうの、許してくれる人もいないんですよね。
(星野源)ああ、なるほど。あんまりバラさない方がいいと。
(関和亮)あんまりバラすのって、どうしても……でも、源さんは好きだって言ってくれたから。
(星野源)ああ、好きですね。バラすのも好きだし。なんというか、ああいうかっこつけなさが好きですね。かっこつけるところと、ちゃんとつけないっていうところが割と愛しいと思うようなタイプなので。そうですね。
(関和亮)なるほど、なるほど。でも、すごい覚えているのは最後に一言、アドリブで言うじゃん? あれ(笑)。
(星野源)あれも今はコンプライアンス的にダメなやつですよね(笑)。「全部俺の女」って。あれはもうダメですよ。あれはもうダメ(笑)。
(関和亮)ああ! でも、そうかな? そうなんだ。
(星野源)ギリ、アウト……わからないですけど。
(関和亮)でも、嫌な気持ちにはならないじゃないですか。
(星野源)どうなんでしょうね? いや、わからない。わからないですけども。
(関和亮)あれもたまたま撮れていたんだよ。
(星野源)普通、止めますもんね。
たまたま録れていた最後の一言
(関和亮)だし、マイクとかもちゃんとついてないんですよ。普通のああいうデカいカメラって。実は。だけどあそこはついていて、それが録れていたんですよね。
(星野源)あれ、だから別に「なにか言って」っていうことじゃなかったですもんね。僕が勝手になんか、「オチ的な感じでなにかを言わなきゃ」って言っただけなんですよね。
(関和亮)僕もだからその後、もうちょっと泳がせばよかったのに。ツッコミみたいに「はい、OK!」みたいな(笑)。「はいはいはい、もうダメ!」みたいな(笑)。
(星野源)そうですね。MIKIKOさんも含めて、そういうジョークを楽しんでくださる方ではあったので。そういうのを言ってしまって……でも、他のパターンもあった気がします。
(関和亮)そうでしたっけ?
(星野源)もう1個ぐらいあって。たぶん、あれが1回目で。2回目も……「ダンスをもう1回、やろう」みたいになって、もう1回撮ったんですけども、そんなに。僕の最後の一言も……やっぱり最初の「何を言い出すの?」っていう感じがなかったんで。たしか、そんな感じだったんですよね(笑)。懐かしいな、あれ。
<書き起こしおわり>
