町山智浩 水道橋博士『藝人春秋3 死ぬのは奴らだ』を語る

町山智浩 水道橋博士『藝人春秋3 死ぬのは奴らだ』を語る たまむすび

町山智浩さんが2021年3月9日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で水道橋博士の著書『藝人春秋3 死ぬのは奴らだ』について話していました。

(町山智浩)今日はリスナーの皆さんにプレゼントがあります。それはですね、『藝人春秋3』というね、いきなり『3』。三作目からなんですけども(笑)。水道橋博士の本です。これ、エッセイ集ではあるんですけれども。すごい戦いのエッセイなんですよ。戦いとお笑いが入れ子に出てくるんですけど。いろんな……この『3』で出てくる人は猪瀬直樹さん。やしきたかじんさん。橋下徹さん。三谷幸喜さん。井筒和幸監督。石原慎太郎。田原総一朗。岡村靖幸というね、なんかすごいあっち行ったりこっち行ったりしている人たちが次々と出てきて。それが博士と絡んでいくんですけれども。

元々、関西のテレビ局で博士がレギュラーで出ていたやしきたかじんさんの番組がありまして。そこで橋下徹さんと博士は口論になって、本番中に番組を博士が降りるという事件がありました。それは一体どうしてそんなことになったのか?っていうことで、実はその裏には非常に大きな陰謀がありまして。それと博士は戦っていたのだってことがこの本では分かるんですよね。

(赤江・山里)ええっ?

水道橋博士は誰と戦っていたのか?

(町山智浩)この『藝人春秋3』で。で、その陰謀の黒幕は一体誰なのか?っていうことまでこの本の中では暴かれています。それはほとんどメディアには出てこないというか、それはテレビでは言えない話なんですよ。

(赤江・山里)へー!

(町山智浩)ラジオとかテレビで言えない話なんですね。で、その戦いの果てに……「果て」っていうことでもないんですけども。水道橋博士はその関連で、幻冬舎という出版社の見城徹社長との戦いになっていって。それが、単なる言い争いではなくて、最終的には、水道橋博士と見城徹社長の代理人との殴り合いの決闘になるんですよ。

(赤江珠緒)そんなことが起きていたんですか!

(町山智浩)だから世間にはほとんど知られていないんですけども。

(山里亮太)殴り合いの決闘?

(町山智浩)殴り合いの決闘になって。博士はそれで前歯を3本、折っているんですよ。知らないでしょう?

(赤江珠緒)知らない、知らない。

(町山智浩)本当にね、だから俺、博士と友達なんだけども。ここまで命がけで戦っていて全然世間に知られてないっていうのもしょうがないなと思って(笑)。

(赤江珠緒)そうですか。そういうことが赤裸々に書かれているんですか。

(町山智浩)そういう、なんか笑っちゃうようなところまで含めて、いろいろとすごい内容が書かれています。で、これはね、ものすごい深い話なので僕ね、巻末に1万字、解説を書いていますよ。

(赤江珠緒)フハハハハハハハハッ!

(山里亮太)ええっ?(笑)。

(赤江珠緒)巻末が1万字あるの? ええっ? すごいな。町山さん解説で。

町山智浩、巻末1万字解説収録

(町山智浩)はい。だからちょっと僕、プレゼントをしようと思いまして。『藝人春秋3』。これね、副題がですね、『死ぬのは奴らだ』っていう、すごい副題になっていますけども。これは一体誰を指しているのか?っていうね。かなりこれ、すごい攻めている本なので。この水道橋博士の本、『藝人春秋3 死ぬのは奴らだ』をぜひお買い求めください。

(赤江珠緒)今日は5名様にプレゼントということで。ありがとうございます。町山さん。

(町山智浩)よろしくお願いします。

(中略)

(赤江珠緒)すごいな。町山さんの帯がね、「自分のことをエライと思ったら人はもうバカなのだ。芸能界の異常さに慣れず、マスコミが政治家におもねる今でも、誰も問題にしないエライ奴らの矛盾点を突く!」とありますね。へー!

(町山智浩)これね、『藝人春秋3』というタイトルでそんな内容になってるとは誰も想像しないんですけど。まあ、すごいことになっています。これ。ぜひ読んでいただきたいと思います。

(山里亮太)「奴ら」が一体誰なのか、ここに全部書いてあるわけですね。

(町山智浩)そう。日本の芸能界と政治の裏にいる黒幕が暴かれるという。まだ日本のメディア……週刊文春もその黒幕についてはまだほとんど触れてないんですよ。ぜひ、ご覧ください。

(赤江珠緒)ちょっと我々も読ませていただきます。

<書き起こしおわり>

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