サイプレス上野さんが2021年2月3日放送のFM YOKOHAMA『Tresen』の中でヒップホップグループSHAKKAZOMBIEとしても活躍したデザイナー、オオスミタケシさんを追悼していました。
(サイプレス上野)いつもここでは自分たちの曲をかけさせてもらってるんですけども。まあ、なんかね、最近ちょっと、友達だったり、知り合いの方とかの曲をかけてるじゃないですか。ちょっと悲しいかけ方になっちゃっていて。俺も今日、来る時にTwitterで見てびっくりしたんですけども。SHAKKAZOMBIEという素晴らしいラップグループの一員であって、フェノメノン、スワッガーなどもう世界的な洋服ブランドをやっていたオオスミさんという方がお亡くなりになってしまいまして。なんかもう最近、ちょっとヒップホップ業界というか。あまりにも、裏方の人とかも含めてもう毎週、そういう話が出すぎていて。
(植松哲平)上野くんの近しいところでね。
(サイプレス上野)はい。みんな、本当に電話したりとか、LINEしたりで。「聞いたか?」みたいな感じになっていて。本当に「どうしてるんだよ?」みたいな感じになってしまうんですけども。本当に悲しくて。Twitterにもちょっと書かせてもらったですけども。本当にここ、みなとみらいから見えるインターコンチネンタルホテル、あるじゃないですか。あそこの下のところでこのフェノメノンっていうブランドの雑誌の撮影に俺、起用してもらったことがあって。
(植松哲平)モデルとして。
(サイプレス上野)そうですね。だからやっぱりここに来たらすごいちょっと、「すげえ晴れてるのに……」みたいな気持ちにはなってしまって。本番とかもどうなるかなってちょっと思ってたんですけども。でもやっぱりこうやって自分たちの仕事が今もできてるっていう幸せを噛みしめて、ぶっかましていくしかないということで。ちょっと悲しい結果になってしまったんですけども。お亡くなりになられたオオスミさんの曲をかけさせてください。それではSHAKKAZOMBIEで『空を取り戻した日』。
SHAKKAZOMBIE『空を取り戻した日』
(サイプレス上野)さあ、聞いてもらってる曲なんですけれども。SHAKKAZOMBIE名義なんですけども、オオスミさんのソロで。すごい有名なアニメ『カウボーイビバップ』でも最終回でも使われていた『空を取り戻した日』という曲でございます。本当にSHAKKAZOMBIE、90年代にデビューして。結構いち早く、メロコアとかああいうミクスチャーバンドとかともセッションしたりとか。
いろんな音楽性を取り入れてやってた方々なんで。あと、オオスミさんはもう体が大きくて。一見、めっちゃ怖く見えるんですけど、ものすごく優しい人で。後輩にも優しくて。そして先輩からもいじられてもずっと笑顔でいる人っていうので。温和な方だったんで本当に残念ですけれども。ご冥福をお祈りいたします。
<書き起こしおわり>
サイプレス上野 日本語ラップ解説 大神『大怪我』 https://t.co/BypEMXSOBB
(サイプレス上野)熱量がすごいんですよね。なんか、『コロンボも胃液吐くようなケース』とか『時代はラー油より辛い』とかもあったりとかして。そんな辛いかな?みたいな。当時はそれすらも考えてなかったっすけど。— みやーんZZ (@miyearnzz) February 3, 2021