博多大吉 博多華丸・大吉30周年福岡ドーム興行計画を語る

博多大吉 博多華丸・大吉30周年福岡ドーム興行計画を語る たまむすび

博多大吉さんが2020年12月30日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で計画されていた博多華丸・大吉30周年記念、福岡ドーム興行について話していました。

(赤江珠緒)その点、ラジオは「30日」と言って特別に……何ほどっていうこともなく。

(博多大吉)明日はさすがにね、「今年も終わりだね」とか言うでしょうけども。まだ30だもん。そういう話題は明日に残しておかないとね。

(赤江珠緒)フフフ(笑)。なんかまた華麗に土屋礼央さんにパスしましたけども(笑)。

(博多大吉)そらそうでしょう。年末ジャンボ土屋礼央でしょう。

(赤江珠緒)いいんですよ? 水曜日は今年、これで最後だから。先生として言っておきたいことを……。

(博多大吉)ええーっ? 別に……なくはないけど(笑)。

(赤江珠緒)先週の「パジャマ、来た!」でもういいんですか? 今年は。

(博多大吉)ええとね、福岡の番組で……もう情報解禁したんで言えるんですけど。30周年の記念イベントをやろうとしてて。

(赤江珠緒)華大さんのね。

(博多大吉)そうそう。それで、たまむすびのスタッフさんにはチラッと言ってましたけど。福岡ドームでやるはずだったんです。来年の1月23日に。「123の日」ということで押さえて。コマーシャルまで作って。で、一応、今年の29周年のエンディングで発表して、そこから一斉にチケットを売って半年ぐらいかけてやるつもりやったんですけど。まあ、コロナ禍ということではなくなりまして。

(赤江珠緒)ああ、そうですか。

(博多大吉)それで本当にね、今思うのは、「なくなってよかったな」っていう。「危なかったな」って(笑)。

(赤江珠緒)なんでなんで?(笑)。めでたいことで全然いいじゃないですか。

(博多大吉)「やろう!」ってなって、やるつもりやったんですけども。いざ、本当にやるぞってなって福岡ドームもちゃんと押さえて。そういうドームの公演とかに携わる、ステージとかを作るその道のプロの皆さんと打ち合わせして。実際に福岡ドームの中で「ここにステージを立てます」とか。

(赤江珠緒)どのへんですか? マウンドのあたりですか?

(博多大吉)外野ぐらい。センターとセカンドの間ぐらいに作って。それでどうしてこうして……とか、そういう打ち合わせをして。やればやるほどにどんどん怖くなってきて。いや、マジで猪木さんじゃないけども。「やれんのかっ! お前たち、ドームでやれんのかっ!」って。で、元々考えていたのがね、吉本って昔、『LIVE STAND』っていうイベントをやってたんですよ。お笑いのフェスみたいな。

幕張メッセだったかな? たしか。そこで1万人ぐらい集めるイベントをやってて。そこの時にね、吉本の芸人が東京だ、大阪だ、北海道だ、福岡だって全部来るんですけど。一番僕らがそのイベントで楽しかったのが、バックステージがね、もうみんないるんですよ。吉本の芸人さんが。それと同時に吉本の社員さんも全国から、いろんな部署から集まってきてて。本当になんか吉本の社を挙げた……。

(赤江珠緒)お祭りっていうか。フェスみたいですね。

(博多大吉)そうそう。運動会と文化祭がドッキングしたみたいな感じで。ああいうってすごく昔は楽しかったよっていう。でも、それはちょっと前ですけどね。吉本が闇営業問題で揺れまして。若手社員たちの話をいろいろ聞くとね、知らんのですよ。それがだから10年以上前にもう終わったイベントだから今、僕らの現場についているような社員さんはそれを知らないから。そういう機会がないから。

(赤江珠緒)社内のイベントっていうのも減りましたもんね。

(博多大吉)そう。だから社員さんの顔も知らないという世代が今、現場にいるから。そういうのもちょっと良くないから。じゃあ、吉本のために。会社のために『LIVE STAND』っていうたたき台があるから。イベントを福岡ドームでやれるんじゃないの?っていうことで、やることにしたんですけども。でも結局さ、イベントって何時間が適正だと思います?

(赤江珠緒)うーん……2時間?

(博多大吉)ねえ。だいたいそんなもんじゃん? しかも、お笑いになったら。ただ、ドーム公演の2時間なんて聞いたことある? ないでしょう? だいたいコンサートとかでも3時間やるんですよ。でも、お笑いで3時間はたぶん無理なんですよ。生でお客さんが見るのは。それは先週のクリスマスイブ、3時間の動物特番生放送をやった僕だからより一層、誰よりも気づいていること。

(赤江珠緒)なんのクレームを急に差し込んでいるんですか?(笑)。

(博多大吉)3時間はさすがに長い(笑)。

(赤江珠緒)やっぱりそれぞれの娯楽で適正時間ってありますね。

(博多大吉)僕、お笑いは1時間半がギリだと思います。本当は60分。

(赤江珠緒)なるほど。音楽とかとちょっと違うところがありますよね。

お笑いの適正時間は60分

(博多大吉)音楽はほら、立ち上がって乗って、声も出せるし。まあ今はマスクとかつけなきゃいけないけど。まだ頑張れるけども。お笑いはやっぱり基本さ、ずっと椅子に座って見ているでしょう? 僕の感覚では60分が限界。でもお笑い好きのお客さんに限って、それでも90分かな? だと思うんです。そうなると、2時間公演だと……あと、まあどうせ歌とかもね、たぶんみんなで歌うだろから。もしやったとしたら。まあ2時間やるとして、お笑いが90分でしょう? ということは、1組10分として9組しか出れないですよ。誰を出す? むしろ、問いたい。どの9組を出したらドームが埋まる?

(赤江珠緒)そうか。9組でドームを埋める……ドームですもんね。

(博多大吉)僕らはもちろん出ますよ。

(赤江珠緒)そらそうでしょう? それで出んかったら、何のプレゼンツなんですか?っていう。

(博多大吉)それで福岡だからパンクブーブーとバカリズムは毎年出てもらっているんですね。あとは次長課長。この4組は絶対出ますよ。で、そこからま福岡ということで、まあばいきんぐには声をかけるでしょう? それで原口あきまさくんにも声をかけて。で、あとは同期でナインティナイン、中川家、南海キャンディーズでいいでしょう。

(赤江珠緒)それで9組。

(博多大吉)これで、埋まる? 埋まらないでしょう?

(赤江珠緒)埋まるでしょう?

(博多大吉)いや、埋まらないのよ。

(赤江珠緒)そうそうたる皆さんで……埋まりますって、先生。

(博多大吉)その人たちが10分だけやって帰るんだよ? 寂しくない? イベントとしても。

(赤江珠緒)でも最後にこう、みんなで歌ったりして……。

(博多大吉)いや、来るけど。それをぎゅっとして2時間は……。

(赤江珠緒)もうなんだったら、せっかくドームだから。ちょっと送りバントとかしてみたり……(笑)。

(博多大吉)いやいや、野球の機能は満たしたままやらないですけども。だからこれ、なかなか厳しくない?って思って。

(赤江珠緒)いや、行けますって。好きな人やファンは皆さん、ついてますから。

(博多大吉)だけどやっぱりね、たとえば今、ルミネ the よしもとって平日は2000円とかでやってるんですけど。1人2000円ではさすがにドームはできないんですよ。やっぱりそこそこの高い値段を出してもらうことになるから。

(赤江珠緒)設備費がいりますもんね。

(博多大吉)うん。で、結局いろいろアイデアを練っていて。「じゃあ、朝から開けてみるか? 30分休憩の6回公演ぐらい。6回しぐらいにしたらどう?」とか。

(赤江珠緒)そうですね。なんか本当にお客さんも出たり入ったりできる、全体の祭り会場みたいに。

(博多大吉)そうすれば、お得感もあるし。芸人さんもそれやったら、6回公演なら1回の公演で9組出せたとしても、6回やったら54組出せるし。それぞれのアーティストさんも6組ぐらい出せばいいし。それで合間合間、30分はちょっと人数多いからね、1時間ぐらい取ればお客さんも飽きないかなとかって。で、「そうなると1時間、お客さんを飽きさせない仕掛けは何だ? やっぱり飲食を出すべきじゃないか? じゃあ会場内にちょっとそういう飲食ができるスペースを華丸さんの知り合いの屋台とかに頼んでみる?」って。そっち方向で話を進めたら、気がついたら毎年小倉さんがやってる東京ドームのふるさと物産展みたいな、そんなイベントになりかけて。

(赤江珠緒)そうですね!

(博多大吉)「これはちょっと違うんじゃないか?」っていう。

(赤江珠緒)そうか! 考え出すと、難しいですね。

(博多大吉)だからどうしたものかと。さすがに6回しは長いかってなって。結局3回しの2回休憩ぐらいかな、とか。そういうことを言っている時に、もう中止って決まったので。ほっとしたっていう(笑)。

(赤江珠緒)フフフ、そういうことですね。なるほど。

(博多大吉)だからなんかね、思いつきでやっちゃいけないなっていうのと。あと、この話をしているっていうことは、実はやるんですよ。かならず。世の中が落ち着いて、いいタイミングを迎えたらかならずやるっていう約束はしているので。その時に向けてね、またいろいろなアイデアを練らなきゃいけないなと思いましたよ。

(赤江珠緒)いいですね。じゃあちょっとアイデアを練る時間ももう少し、余裕を持って?

JO1を投入すれば……

(博多大吉)そうですね。だってアーティストで言えば、JO1とかたしか吉本が絡んでるはずだもんね。あの子らを出せば、多少は埋まるんじゃない? だからそのドームの話をし出した頃はまだJO1がそんな売れてなくて。うちで切れるアーティストのカードが吉本坂だったんですよ。でも、それじゃあ弱いねってなって。くずもちょっと解散状態だし。なかなかね。

(赤江珠緒)事務所事情とかもいろいろおありでしょうから。

(博多大吉)アーティスト面、どうする?ってなったらJO1が出てきてくれたりするから。だから来年の今頃ね、またどうなっているのかわからないですけども。

(赤江珠緒)まあ、規模はいろいろありますから。イベントで誰かをもてなして……っていうことになると、やっぱり主催者側の悩みって相当いろいろあるんですね。

(博多大吉)そう。だからラジオもやっていたでしょう? 僕はちょっと行けなかったけども、ラジフェスもさ、結局いろんなことを考えたら同時進行でステージをやるしかなくて。でも、そうなったら音響で音が回って……とか。

(赤江珠緒)難しいところとかね、やっぱりやってみないと分からないこともあったりね。

(博多大吉)そうそう。なかなか難しいですよ。

(赤江珠緒)でも、今はコロナなのでなかなかそういうイベントとかも社内では少ないですけど。昔はね、うちの親なんかの会社でもありましたもんね。

(博多大吉)会社の運動会とか?

(赤江珠緒)運動会とか、あとはなんだ、あれ? 文化祭だったのかな? 素人が書いている絵を飾って。「○○支店 赤江」みたいな感じで飾った絵を子連れで見に行ったりしましたもんね。そういうイベントも最近はないですもんね。

(博多大吉)うん。でもやった方がいいと思うよ。特に会社単位でね。まあ規模によるでしょうけどね。

(中略)

(博多大吉)さあ、お送りした曲は嵐で『感謝カンゲキ雨嵐』でした。なぜ私が曲送りを……まあね、6人目の嵐ということで。

嵐『感謝カンゲキ雨嵐』

(赤江珠緒)「6人目」と勝手に名乗っていた大吉先生としては。

(博多大吉)明日まで、頑張ろうね! 精一杯。でも、いいなあ。考えたらすげえっすよね。さっきも言っていたけども。嵐さんなんか「ドームをやります」なんて言ったら20秒ぐらいで即完売するでしょう?(笑)。すごいよね。やっぱりね。

(赤江珠緒)考える方もいろいろと楽しいでしょうね。そんなもん、すぐに埋まると思ったら。「あれをやろう、これもやろう」って。

(博多大吉)芸能人ってこういうことを言うんだろうな。あーあ、やんなっちゃった。あーあ、驚いた。どうも。ノーウクレレで言っております(笑)。

<書き起こしおわり>

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